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甘草 (カンゾウ)

成分の話
YOKARE編集部
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甘草 (カンゾウ)

グリチルリチン酸を多く含む甘い草「甘草」

甘草(カンゾウ)はマメ科の多年草で、根を乾燥させて生薬として用いられます。葉丈は30〜80cmほどで、中国東北部から中央アジアおよび南ヨーロッパの乾燥地に植栽します。 ショ糖の150倍〜200倍の甘味を持っているグリチルリチン酸を多く含んでいる「甘い草」ということから甘草と名付けれました。

甘草の特長

有効成分として含まれているグリチルリチン酸は、ショ糖の150倍〜200倍の甘みがあり、甘味料として使われいます。醤油、菓子、煙草などの甘味料として色々な用途で広く使われています。漢方薬は一般的に複数の生薬をあらかじめ組み合わせた方剤をさすが、甘草湯(かんぞうとう)という甘草のみを用いた漢方では珍しい単味の処方のものがあります。 入浴剤、化粧品、シャンプーなどにも使われます。

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