ビワ
楽器の「琵琶」が木になるから「枇杷(びわ)」
ビワはバラ科の常緑高木です。原産地は中国で、日本には平安時代に遣唐使によって伝えれました。名前の由来は、葉や実の形が楽器の「琵琶」に似ていることから。 枇杷の生産量は、長崎や千葉や香川県で有名です。枇杷の旬は6月頃になります。
ビワの特長
βカロテン、ビタミンB、クエン酸、リンゴ酸、ポリフェノール、ビタミンCなど、体に良い成分がバランスよく含まれています。特に豊富に含まれているβカロテンはビタミンAへ変換され、ビタミンAの役割を果たし、皮膚や粘膜の健康に貢献します。
ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸も含まれていて、がん予防やウイルス疾病予防(インフルエンザ予防)に効果があると期待されている成分です。ビワの葉には、「タンニン」や「ビタミンB17(アミグダリン/レートリル)」が含まれ、咳止めやがん予防に効果があるといわれています。