ペパーミント(セイヨウハッカ)
ペパーミントのスーっとした香りの正体はメントール?!
ペパーミントはシソ科ハッカ属の多年草の植物で、ハーブの一種でスーとした清涼感のある香りが特徴的です。スペアミントとベルガモットミントウォーターの交配により誕生したと言われていて、ヨーロッパ、アメリカで広く栽培されています。
- 学名:Mentha x piperita L.
- 属科:シソ科
- 和名:コショウハッカ、セイヨウハッカ
- 英名:Peppermint
古代ギリシアやローマでは浴用香料や香りづけに使われ、17世紀にはイギリスでも栽培されはじめました。ヨーロッパやアラビアで、薬草(ハーブ)や薬味、精油を抽出し香料として利用されてきました。
セイヨウハッカ(ペパーミント)の特徴
スーとした清涼感は、セイヨウハッカ(ペパーミント)に含まれる「ハッカ油」と言う精油に含まれる「メントール」や「カルボン」という成分によるものです。セイヨウハッカは、精油(メントール、メントン、シネオール)、タンニンを含んでいます。元気と活力を
メントールの香り
メントールの香りは中枢神経を刺激して脳の働きを活性化するので眠気を吹き飛ばしたり、集中力を高めたりしてくれます。元気と活力を与えてくれるハーブとしてハーブティーに使われます。 消化器系にも効果的な精油で、食べ過ぎ、飲みすぎ、食欲不振、胃痛などの不調を改善する効果があるとされています。 ペパーミントの精油は洋菓子や化粧品・歯磨きのエッセンスや香料などに用いられるほか、強心剤や興奮剤として医薬品にも用いられます。 化粧品や医薬部外品に配合されています。
- 化粧品成分表示名称:セイヨウハッカ葉エキス
- 医薬部外品表示名称:セイヨウハッカエキス
セイヨウハッカ葉エキスには、収れん作用や抗シワ作用があり、肌のキメを整える効果があるとされています。