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シソ(紫蘇)

成分の話
YOKARE編集部
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シソ(紫蘇)

薬味として使われる紫蘇はハーブの1つ

中国の後漢末期に食中毒を起こした若者たちに紫の葉の植物を煎じて治療をしたら、回復しました。このことから紫色の蘇る葉ということで「紫蘇」と名付けられました。紫蘇の花言葉は「善良な家風」「力が蘇る」。 漢方医学では夏に採取して乾燥させた赤紫蘇の葉を蘇葉(そよう)または紫蘇葉(しそよう)といいます。

紫蘇の特長

原産地は中国中南部やヒマラヤ。一年草で、草丈は1m程になります。成長時期によって、葉、花穂、実がそれじれ食用として利用できます。 たくさん種類がありますが、一般的に食用にするのは赤紫蘇と青紫蘇になります。

  • 赤紫蘇・・・乾燥させて使われることもあり、実や花は刺身のつまとして食べます。
  • 青紫蘇・・・大葉ともいわれ、薬味や刺身のつまとして食べます。

βカロテンや、ビタミンB群、食物繊維、カルシウム、カリウムなどの栄養素を多く含んでいます。ロズマリン酸やペリルアルデヒドというポリフェノールも含んでいます。 とくに注目すべきはβカロテンの量。人参など他の野菜と比べてひけをとらない含有量です。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、目の角膜や皮膚や粘膜を正常に保つ働きをします。 ポリフェノールは植物に存在する成分で、苦味や香りや色素の成分で、5000種類以上あると言われています。このポリフェノールは抗酸化作用が強く、酸化を抑えたり、防腐・殺菌作用効果があったりします。 ロズマリン酸は花粉症やアレルギーの症状を軽減することで注目を集めています。

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