トマト
世界で愛されているトマト
トマトの発祥の地で有力なのは、南アメリカのペルーです。メキシコに広がり、ヨーロッパをはじめ、世界中に広まっていきました。 当初トマトは観賞用として栽培されていましたが、イタリアの貧困層が食用にしようと200年にもおよび開発を経て、18世紀頃に食用となりました。 トマト世界で8000品種以上あるとされ、日本では120種類以上が品種登録され栽培されています。
- 学名:Solanum lycopersicum
- 科名:ナス科
- 和名:トマト、赤茄子、蕃茄、小金瓜
- 英名:tomato
トマトは、サラダ、パスタ、ピザ、サルサ(メキシコ料理)、中華料理にも使われます。トマトの加工食品としては、トマトケチャップ、トマトジュース、トマトソース、トマトピューレ、ドライトマトなどがあります。
トマトの特徴
トマトの果実から得られるトマトエキスは、化粧品や医薬品にも使われています。 化粧品成分表示名称…トマト果実エキス 医薬部外品表示名称…トマトエキス トマトエキスに含まれる成分は、ビタミンA,C、クエン酸、リンゴ酸、リコピン、カロテン、フラボノイドなどです。
リコピンの抗酸化作用
リコピンはカロテノイドの一つです。カロテノイドは、赤や黄色、オレンジ色の天然色素のことです。リコピンの抗酸化力は強力で、生活習慣病のリスク低減に役に立ちます。リコピンを摂取することで、脳卒中、脳梗塞、動脈硬化の予防につながります。
トマト果実エキスが化粧品で使われる場合
収れん作用によって肌の引き締めや炎症の抑制効果、細胞賦活作用によってシワやシミの改善、保湿作用などの効能が期待できます。