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梅雨のお肌の注意点と肌トラブルの対処方法

美容
YOKARE編集部
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梅雨のお肌の注意点と肌トラブルの対処方法

梅雨時期は、「肌のベタつき」「毛穴の開き」「化粧崩れ」などに悩まされているかたも多いのではないでしょうか。

梅雨の肌トラブルに悩んでいる人のために、梅雨時期の肌の疑問や肌トラブルの対処にお答えします。

梅雨の肌トラブル

梅雨に起こりやすい肌トラブルは以下の5つです。

  1. ベタつき
  2. 毛穴の開き
  3. ニキビ
  4. 化粧崩れ
  5. 日焼け

1.梅雨のベタつき対処法

「ベタつき」の原因は、皮脂の過剰分泌です。

湿度と気温が高くなると、皮脂腺が刺激されて皮脂の分泌が増え、肌表面がベタベタとした感じになります。さらに、湿度が高いと汗をかく量が増え、汗と皮脂が混ざり合ってより肌のベタつきを感じやすくなります。

ベタつきに対する対処方法は次のとおりです。

  • 洗顔を適切に行う
    過剰分泌された皮脂を取り除くために、1日2回の洗顔を心掛けましょう。しかし、洗いすぎは皮膚を乾燥させる原因や皮脂の分泌促進につながる可能性があるため注意が必要です。
  • 化粧水や乳液で保湿する
    皮脂の分泌が増えると肌の水分と油分のバランスが崩れベタつきやすくなります。化粧水や乳液を使って保湿し、水分と油分のバランスを保つことが大切です。
  • 油分の少ないスキンケア製品を選ぶ
    梅雨の時期は油分の少ない、またはオイルフリーのスキンケア製品を選ぶと良いでしょう。しっかりと水分を補給することは、皮脂の過剰分泌の抑制にもつながり、ベタつきを減らすことができます。

2.毛穴の開き対処法

湿度が高いと皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まることで開きやすくなります。

毛穴の開きに対する対処方法は次のとおりです。

  • 洗顔後に化粧水や乳液でしっかりと保湿!
    洗顔後に化粧水や乳液でしっかりと保湿し、皮脂の分泌を整えることが大切です。化粧水や乳液でしっかりと保湿することは、皮脂分泌の調整だけでなく、肌表面を引き締める効果もあります。

湿気が多いからといって、保湿を怠らずたっぷりと化粧水をつけましょう。

3.梅雨のニキビ対処法

「ニキビ」ができる原因は、皮脂の過剰分泌と細菌の増殖です。湿度が高いと皮脂分泌が活発になり、細菌が増殖しニキビができやすくなります。

ニキビを予防するためには、下記を行いましょう。

  • 肌を清潔に保つ
    しっかりと洗顔を行い、肌を清潔に保つことが基本です。また、抗炎症作用のある成分を含むスキンケア製品を使うと良いでしょう。

4.化粧崩れの対処法

化粧崩れは、湿気と皮脂の過剰分泌が原因で、化粧が肌になじみにくくなる現象です。

化粧崩れを防ぐためには、下記を行いましょう。

  • 化粧前のスキンケアで肌の水分・油分バランスを整える
  • 化粧下地をしっかり使う

5.日焼け対策

梅雨時期は空に雲が広がり、肌がベタついているため日焼け止めをサボりがちになることもあります。しかし、雨や曇りの日でも強い紫外線が降り注いでいるので、紫外線対策は必須です。

紫外線はシミ・そばかすの原因となり肌を老化させます。肌の老化を防ぐためにも、日焼け止めを毎日使い、紫外線から肌を守りましょう。

梅雨のお肌の注意点

「湿度が高いから保湿はいらない!」は間違え

梅雨時期でも保湿は必要です。湿度が高い梅雨の時期でも肌は乾燥します。
湿度が高くても肌が乾燥する理由は「エアコン」と「汗」です。

エアコンが効いた室内では肌が乾燥

ジメジメと蒸し暑い日には、エアコンが欠かせませんよね。しかし、エアコンは部屋の空気を冷やすだけでなく、空気中の湿度も低下させます。その結果、エアコンが効いた室内に長時間いると、肌の水分が蒸発しやすくなり、肌が乾燥する可能性があります。

大量に汗で水分とミネラルが流出

汗は、体温を調節する役割があり、梅雨の時期には高温と湿度の影響で汗をかきやすくなります。大量に汗をかくと、体から水分とともに重要なミネラルも失われるのです。水分とミネラルが失われることで、肌は乾燥し、バリア機能が低下する可能性があります。

乾燥した梅雨肌に保湿ケアは重要

梅雨の時期でも適切な保湿ケアを怠らないことが重要です。エアコンによる肌の乾燥を防ぐためには、定期的に化粧水や保湿クリームを使用すると良いでしょう。
また、水分はこまめに補給することも大切です。

梅雨は太陽が出ていないので日焼け止めは必要ない?

梅雨の時期は雨や曇りの日が多いです。しかし、日焼け止めは必ず使用しましょう。その理由は、雲を通過した紫外線が大量に降り注いでいるからです。

紫外線は、UVAとUVBの2つの種類があります。UVAは皮膚の深部にまで届き、シワやたるみなど老化肌の原因となります。一方、UVBは皮膚の表面に影響を及ぼし、日焼けや赤み、最悪の場合は皮膚がんを引き起こすこともあります。

雲によって一部の紫外線は遮られますが、特にUVAは雲を簡単に通過します。実際、UVAの約80~90%は雲を通過し地上に到達するのです。このため、雨や曇りの日でも紫外線によるダメージから肌を守るために日焼け止めが必要です。

梅雨時期は正しいスキンケアで美しい肌をキープしましょう

梅雨の季節は、ベタつきや毛穴の開きなど肌にとって厳しい条件が揃っています。しかし、適切なスキンケアを行うことで梅雨時期でもトラブルのないお肌をつくることができます。この記事を参考に、スキンケアを行い美しい肌を保ちましょう!
 

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