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ルイボスティーは血管にいい?ルイボスティーに期待される効能

カラダ
YOKARE編集部
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ルイボスティーは血管にいい?ルイボスティーに期待される効能

近年、ニュートラシューティカルズ(Nutraceuticals)の概念が世界的に注目されています。「ニュートリション(栄養)」と「ファーマシューティカル(医薬品)」から作られた言葉で、健康の維持増進に役立つ食品や食品成分のことです。ハーブティー、漢方薬、砂漠に生育する植物などの自然食品もその流れの中で注目されています。

ルイボスティーというと妊活などのイメージもあるハーブティーですが、血圧の改善に効果的だということも耳にしたことはあるでしょうか。 さまざまな病気を引き起こすリスクも高まってしまう高血圧。今回は、ルイボスティーの血圧への効果についてご紹介していきたいと思います。

血圧が高いと…

日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン」で、高血圧とされているのは140/90mmHg以上。そして、生活習慣の改善が必要なのは135/80mmHgとされています。 このような高血圧が続くと、動脈硬化の促進してしまうほかにも、脳卒中や心疾患といった病気のリスクが高まってしまいます。 血圧が高くなると腎臓にも負担が大きくかかるため、血液中にある過剰な塩分の排出がうまくできずにさらに血圧が上がってしまう…という悪循環にもなるんですね。

ルイボスティーが血圧を改善

ルイボスティーによる高血圧へ期待されている効果は主に2つ。 1つ目は抗酸化作用です。 LDL-コレステロールの酸化を減らして血圧をサラサラにし、高血圧の改善への効果が期待されています。2つ目は、Tie2の活性化。 老化や生活習慣によって傷ついてしまった血管を修復し、結果的に血流や血圧にも改善がみられるとされています。

ルイボスティーがとくに女性におすすめされる理由は?

ルイボスティーというとダイエットや美容にも良いといわれ、女性におすすめされることが多いのではないでしょうか。 実はルイボスティーが女性におすすめされるのには、今回のテーマであるルイボスティの血圧や血管への作用と関係があります。

「ゴースト血管」が鍵

ポイントとなるのは、「ゴースト血管」。あまり聞いたことがないという方もいるのではないでしょうか。 このゴースト血管とは、加齢や不規則な生活により、衰えてしまい、血流が滞ったりして、血液が流れない毛細血管のこと。主には血流が途絶えてしまうことで起きる現象だとされています。

実はこれが起こりやすいのが、女性だと言われています。 というのも、高いヒールやタイトなパンツなどを履く女性は多いもの。 ヒールで足先に負荷がかかったり、タイトなパンツでふくらはぎや太ももが締め付けられることで血管が圧迫されたり…ということになります。 これによって血流が悪くなってしまい、ゴースト血管につながるというわけです。

ゴースト血管が悪化すると

ゴースト血管があると、体にどのような影響があるのか。

血管の役割といえば、体に酸素や栄養を運ぶこと。 そのため、血の巡りが悪くなることで起こる冷え性のほか、肌にある毛細血管に十分な栄養が与えられずにシミやシワ、くすみといった肌のお悩みにもつながってしまいます。

さらに、ゴースト血管のように機能しない血管が増えてしまうと心筋梗塞やがんなどのリスクも高まってしまいます。 このゴースト血管を修復するために、Tie2の活性化を活性化させるルイボスティーも効果があると期待されています。

1日の目安摂取量

目安としての摂取量は、1日2~3杯程度。

ルイボスティーはあくまでもお茶ですので、常識的な範囲内であれば飲みすぎによってトラブルが起こる…などということはありません。

カフェインも入っていませんので、夜でも気にせず、またカフェインレスを心掛けている方でも飲んでいただけます。 一点気を付けたいのは、ルイボスティーの整腸効果。 マグネシウムが多く含まれているため便秘の方には効果的ですが、元々おなかを下しやすいという方は飲みすぎには注意してください。

ルイボスティーで体の中から健康に

高血圧は、続いてしまうと病気のリスクが高まるもの。 毎日の生活習慣から見直して、できるだけ血圧を下げることを意識していきたいものですよね。 そんなときに役立つのが、ルイボスティーの健康効果です。いつもの生活に、ルイボスティーをプラスしてみてはいかがでしょうか。

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