2024.07.09

足腰の機能低下、予防に何ができる？機能性表示食品もあり？

人生100年時代となり、生涯現役を貫き、趣味の時間を充実させるには、健康マネジメンが重要になってきます。
近年ではブラックジンジャーに含まれる成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」に、脂肪の減少・脂肪の消費・中高年の歩行能力の維持など、様々な機能があることが確認、報告されています。

歩行能力を維持し、健康寿命を伸ばす一つの対策として、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを摂取することも。

今回は7月10日の「ブラックジンジャーの日」にちなみ、ブラックジンジャーの魅力の一つである「中高年の歩行能力の維持」に関して取り上げます。中高年の歩行能力を維持するためにどんな機能性表示食品があるのかも紹介します。

高齢者の歩行の特徴、筋力の低下による歩行速度の低下…

高齢者の歩行の特徴としては、歩幅の減少、歩調の低下、股関節・膝関節・足関節の運動域の減少が挙げられます。そのため、歩行速度が低下します。

これらの原因は、神経系調節能力の低下、骨の量と質の低下、筋力の低下が考えられています。
特に、歩行の速度低下は筋力と密接に関係していて、筋力の維持が歩行に与える影響が大きいことがわかっています。

筋力の低下はなぜ起きる？防げないのか？

身体活動の低下、栄養不足、ホルモンの変化により、神経と筋肉をつなぐ神経筋接合部の機能不全、筋肉への血流の低下、筋肉衛星細胞の減少による再生能力の低下、炎症細胞の浸潤、酸化ストレスの増加につながります。
その結果、筋肉量、筋力の低下を招きます。

筋肉量の減少はサルコペニアとも呼ばれ、高齢者の身体能力低下の根底にある主な要素として認識されています。最近の研究で筋肉量より筋力の方が影響を及ぼすとも考えられています。

また、加齢に伴って、筋疲労の回復が遅くなることを実感します。経験値からも、筋衛星細胞の減少には注目してしまいます。

筋衛星細胞は、筋がダメージを受けて損傷すると速やかに、目覚め（活性化）、増殖を繰り返し、筋分化することで、損傷した筋線維を再生します。現状では、筋肉衛星細胞の減少による再生能力の低下には相関が見られていて、筋肉衛星細胞の改善でサルコペニアを治療できる可能性が示唆されているに留まっています。

この筋衛星細胞は発見されてから70 年以上経ちましたが、いまだに魅力的な存在になっています。特に、すでに加齢した筋肉で、筋衛星細胞の活性化、増殖、分化に関しては、解明が期待されています。

筋力を低下させないためにできること

身体活動の低下、栄養不足、ホルモンの変化は、様々なメカニズムを通して筋肉に悪影響を及ぼし、筋力低下や筋肉の衰えを引き起こします。
これらを予防するためにできることは、大きく下記の4つになります。

適度な運動をする
バランスのとれた食事を摂る
十分な睡眠をとる
ストレスを溜めない

上記の基本的な生活習慣に取り組んだ上で、ブラックジンジャー配合の筋力低下を防ぐ機能性表示食品を摂取することも一つです。
ブラックジンジャーに含まれる成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」には、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つことが報告されています。機能性表示食品における機能性関与成分として食品に幅広く使用されています。

ブラックジンジャー配合の機能性表示食品の紹介

DHCからは「歩く力 30日分」「極らくらくEX 30日分」が登場しています。
「歩く力 30日分」は2016年から販売されている商品。
「極らくらくEX」はグルコサミン塩酸塩とブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンのはたらきにより、ひざの違和感・関節軟骨・歩行能力の3つにアプローチし、スムーズに動けるためのカラダづくりをサポートします。「極らくらくEX 30日分」は1,980円(税込)、「歩く力 30日分」は1,598（税込）です。

ブラックジンジャー配合の機能性表示食品の紹介

味の素からは、腰、膝、筋力のケアを内側から行う機能性表示食品「STRETCH＋」®(ストレッチプラス)＜腰＞、「STRETCH＋」®(ストレッチプラス)＜膝＞、「STRETCH＋」®(ストレッチプラス)＜筋＞の3品種を、2023年4月より通信販売限定で新発売。「STRETCH＋」®(ストレッチプラス)＜筋＞には、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンも配合されています。約30日分で価格は3,700円(税込)です。

STRETCH＋