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「一時的に自覚する顔のむくみ感を軽減する」機能性表示食品

カラダ
YOKARE編集部
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「一時的に自覚する顔のむくみ感を軽減する」機能性表示食品

朝起きて鏡を見た瞬間、「なんだか顔がむくんでる…」と感じたことはありませんか?特に大事な予定がある日や仕事の前だと、余計に気になりますよね。前日の夜に塩分の多い食事を楽しんだり、寝不足が続いたりすると、翌朝の顔がいつもよりパンと張った感じになりがちです。

この記事では、一時的に自覚する顔のむくみ感を軽減する機能性表示食品をご紹介します。

「一時的に自覚する顔のむくみ感」って何?

慢性的なむくみとは異なり、一時的に現れるもので、日常の生活習慣や体のコンディションに左右されるむくみです。

静脈は水分や老廃物を回収して心臓に戻しますが、血液の流れが滞ると、静脈での回収が遅れます。余分な水分が組織に溜まり続けることでむくみにつながります

在宅ワークの浸透で、運動不足により血液の流れが不足し、よりむくみやすい環境にもなっています。他にも「昨晩外食で塩辛いものを食べた後、朝起きたら目の周りが腫れていた」「寝る前に水を飲みすぎて、朝顔がむくんだ」といった状況が挙げられます。

これが「一時的に自覚する顔のむくみ感」として多くの方が経験するものです。頬や目元、顎のラインが腫れぼったく感じたり、鏡を見ると、顔が「膨らんでいる」ように見えたりします。

「顔のむくみ感の軽減」の機能性関与成分は、レモン由来モノグルコシルヘスペリジン

顔のむくみに関連する機能性表示食品は、2020年から徐々に増え始め、現在では21件が届けられています。

「顔のむくみ感の軽減」をうたう機能性表示食品には、どのような成分が含まれているのでしょうか。消費者庁が公表した各社の届出を見ると、製品には機能性関与成分としてレモン由来モノグルコシルヘスペリジンが含まれています。
現在、「顔のむくみ感の軽減」の報告のある機能性関与成分はレモン由来モノグルコシルヘスペリジンのみとなります。

レモン由来モノグルコシルヘスペリジンには、一時的に自覚する顔のむくみ感や、脚(ふくらはぎ)のむくみを軽減する機能があることが報告されています。

レモン由来モノグルコシルヘスペリジンの有効性の検証

ポリフェノールのなかでも柑橘類の果皮、果汁、種子などに含まれるフラバン類であるヘスペリジンは静脈の血管を拡張する物質である一酸化窒素が血管内皮細胞から分泌するのを促し、血流を促進する働きがあります。
また水分量に影響を与えるナトリウムイオンの量を調整することで知られています。

レモン由来ヘスペリジンで検証を行ったところ、一時的に自覚する顔のむくみ感や、下腿のむくみが解消されることが確認されました。
日頃、顔のむくみが気になる日本人成人男女88名を対象に行われました。機能性関与成分モノグルコシルヘスペリジンを1日当たり300mg含有する食品を摂取した人と、プラセボ群を比較。その結果、顔のむくみに関する自覚症状、顔の体積評価、ふくらはぎ周囲径の評価など差が認められました。

キレートレモンブランドから2つの機能性表示食品が登場

2022年8月より発売されている機能性表示食品「キレートレモンMUKUMI」。キレートレモンブランドの一つです。コロナ禍でのリモート会議、外出でマスクを外す機会の増加を考えて、「顔のむくみ」にアプローチした商品でした。SNS上の発話から若年層を中心に支持され、前年比2倍以上と好調に推移。
さらに、キレートレモンブランドから、小腹を満たしつつ、一時的に自覚する顔のむくみ感を軽減する機能性表示食品「キレートレモンMUKUMIゼリー」が2024年9月より発売されました。

「一時的に自覚する顔のむくみ感を軽減する」機能性表示食品


他にも「むくみま専科」「inゼリークリア ゆずレモン味」なども機能性関与成分として、レモン由来モノグルコシルヘスペリジンを含みます。これらは、一時的に自覚する朝の顔のむくみ感だけでなく、一時的に自覚する夕方の脚(ふくらはぎ)のむくみを軽減する機能も訴求されている商品です。

多くの女性が悩む脚のむくみ。ヒハツ(ロングペッパー)の果実から抽出される成分「ヒハツ由来ピペリン類」も寒冷環境により低下した末梢血流を改善し手の体温(皮膚表面温度)の低下を軽減する機能、および、女性の夕方の脚のむくみを軽減する機能が認められています。

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