メニューを閉じる
メニューを開く
  • 食・料理
  • 美容
  • カラダ
  • 食育
  • SDGs

30代から始まる老眼、眼鏡市場が薦める早めの対策とは

カラダ
YOKARE編集部
プロフィール画像
30代から始まる老眼、眼鏡市場が薦める早めの対策とは

日本は45歳以上が人口の約69%を占め、オジサン・オバサンが増えるような大人化した社会になっています。オジサン・オバサンの境界線は、近くの文字が見えにくくなり、老眼を自覚するも一つというイメージはないでしょうか。そのため、老眼を認めなくないなんていうことも…。

「老眼」の悩みも増えている大人化した社会に先んじて、メディア向けに眼科かじわらアイ・ケア・クリニック 院長 梶原 一人先生と眼鏡市場を運営する株式会社メガネトップ 商品部 マネージャー 積木 大輔さんを交えた“かくれ老眼の実態と対策”に関するラウンドテーブルが行われました。

30歳以上の約3割が「かくれ老眼」?!

眼鏡市場では、老眼の症状を感じる人の実態と、早期発見のためのヒントや消費者のニーズ、老眼対応の課題を調査するために、アンケート調査を実施。調査の結果から、30歳以上の約3割がかくれ老眼、かくれ老眼の割合は35〜39歳が最多で35%に上ることがわかりました。
梶原一人先生も30代で「はい!老眼」と言われ、驚いた経験があるそうです。まだ老眼ではないと思っている年齢だから感じにくいと話します。

 老眼のチェックは、自分の人差し指でもチェックできる

老眼は水晶体の弾力が失われること、内眼筋(主に毛様体筋)が加齢により衰えてくることによって起こります。「老眼は確実に年齢で決まっている。生卵が茹で卵になるように」と卵に喩えて梶原先生は老眼は防ぎようがないことを強調しました。
また、スマホを見るために近くにピントを合わせることで、内眼筋にストレスがかかるそうです。スマホの使用により、若い方でも目に負担がかかっていることが伺えます。

ラウンドテーブルでは、メガネトップ積木さんより老眼をセルフチェックする方法が紹介されました。自分の人差し指の指紋が一番はっきり見える距離が30cm以上離れていれば「老眼」になります。

この指紋を使ったセルフ老眼チェックの調査では、老眼の自覚がない「かくれ老眼」が多く存在することがわかりました。「かくれ老眼(老眼の自覚なしの方のうち、人差し指の指紋が一番はっきり見える距離が30cm以上離れている)」の割合は、全体で29.4%、35~39歳で35.0%と最多。

かくれ老眼だけでなく、「がまん老眼」も存在していると言います。老眼を自覚している方のうち対策していない「がまん老眼」の割合は、67.0%、45〜49歳が最多で75.4%。

老眼は早めの対策ができる、スムーズに移行するには

眼鏡市場では、大人が多くなった日本社会のニーズを考え、ストレスフリー遠近を開発しました。このストレスフリーのポイントは2つ。

  • 一人一人の屈折異常に合わせた最適設計
  • 目の年齢に合わせて度数変化を最適化

年齢と度数を掛け合わせた日本初の設計です。違和感がない、近くを見るときに眼鏡を外さなくても見えるなど、ネーミングの通り「ストレスフリー」を体感されている声が多いそうです。また、対策のタイミングが早いほど、遠近両用の「ストレスフリー」をお使いいただいたほうが違和感を感じることが少なくて済むため良いとのことです。

梶原先生

がまん老眼の理由は、「対策が不明」がダントツで多く、次いで「年をとったことを認めたくない」、「老眼鏡をかけるのが恥ずかしい・嫌だから」と続きました。コンタクトレンズを使っていると、眼鏡にすると見た目も変わってしまいます。そんなコンタクトユーザーに、「ずっと眼鏡だと違和感がない。早く諦めて両用を使いましょう。」と梶原先生からのアドバイス。

スマホの文字が見えにくいとたまに感じていたコンタクトの私にとって、「かくれ老眼」と気づき、「メガネに移行しようかな」と考える機会になりました。

ストレスフリーの遠近両用と従来の遠近両用と比べて、ストレスフリーは違和感なく使えることを体験し、近くの見やすさを実感しました。

SHARE