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冷える寒い冬におすすめ、冷え対策の機能性表示食品の成分

食・料理
YOKARE編集部
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冷える寒い冬におすすめ、冷え対策の機能性表示食品の成分

体の末端で外気にさらされやすい手足は、秋から冬にかけて冷えを感じやすくなります。
外気によって冷えることはもちろんですが、食事を抜く、運動不足で筋力量が少ないなどは冷えまっしぐら。また、特に女性は冷えを感じやすい傾向があり、多くの女性の悩みになっています。女性の場合は、タイトな洋服による締め付け、貧血なども冷えにつながります。現代女性の冷えの原因の多くは、ライフスタイルにあるのです。
現代人の味方である「冷えをやわらげる機能」を持つ機能性表示食品の成分について解説します。

現代人が抱える冷え、女性だけではない?!

2024年12月に発表されたアサヒ飲料の「「冷え性と温活ドリンクに関するアンケート調査」では女性だけでなく男性でも4割以上が「冷え性」だと感じていることが明らかになりました。特に20代男性においては約半数が感じている結果となり、「男性の冷え性」の存在が。

温活で飲む飲み物1位は「白湯(さゆ)」

冷え性に感じている人のうち、70%は温かい飲み物を意識的に飲むようしていると回答。よく飲む飲み物は「お湯(白湯)」48.8%、「味噌汁」46.1%、「コーヒー」43.2%、「スープ」42.4%の順に高い結果になりました。

冷え対策の機能性表示食品、193件

調査の結果からも冷えに対して多くの人が対策を講じていることがわかります。冷えに関する機能性表示食品も多く登場しています。
「冷え」に関する機能性表示食品で公表済みの届出件数はおよそ190件ほど。

配合成分はヒハツ由来ピペリン類が冷え市場をリード

ヒハツ由来ピペリン類が含まれる機能性表示商品が多く、この成分が市場をリードしています。
ヒハツ由来ピペリン類は、ヒハツ(ロングペッパー)の果実から抽出される成分で、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足の末梢の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。さらにまた、脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚の一過性のむくみを軽減する機能があることが報告されています。

冷え対策の機能性表示食品の成分:ヒハツ由来ピペリン類

他にはモノグルコシルヘスペリジン、カカオポリフェノール、ショウガポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)などがあります。

モノグルコシルヘスペリジンは柑橘類に含まれるポリフェノールの一種であるヘスペリジンの水溶性と吸収性を高めたもの。冷えにより低下した手指先の末梢血流を正常に整え、手指先の皮膚表面温度をあたたかく保つ機能が報告されています。

冷え対策の機能性表示食品の成分:モノグルコシルヘスペリジン

寒い時にココアを飲むと温まるイメージがありますが、ココアに配合されるカカオポリフェノールには温める機能があるか検証されました。検証の結果、カカオポリフェノール摂取群が末梢血流を改善し、表面温度を維持することがわかりました。
冷えにより低下した末梢血流を改善し、手先の表面温度をあたたかく保つ機能が報告されています。

冷え対策の機能性表示食品の成分:カカオポリフェノール

ショウガポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)は、生姜の精油成分には辛味成分である6-ジンゲロールと6-ショウガオールなどのポリフェノールが含まれています。
肌寒い環境下で冷えが気になる方の末梢部位(手指先や手首、掌)の体温を維持する機能が報告されています。


冬の手足の冷えを感じたら、冷えを改善する機能がある機能性表示食品を手にとってみてはいかがでしょうか。ヒハツ由来ピペリン類が配合された商品は多くあります、ぜひ探してみてください。

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