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日経トレンディ発表、2026年ヒット予測キーワード「苦労キャンセル界隈」におすすめの商品とは

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YOKARE編集部
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日経トレンディ発表、2026年ヒット予測キーワード「苦労キャンセル界隈」におすすめの商品とは

2026年のヒットは「苦労キャンセル界隈」に登場しそうだと日経トレンディが発表した。
「苦労は買ってでもしろ」という言葉は過去のものとなり、費用をかけてでも時間と労力を省き、効率的に一定以上の質を手に入れることが今の消費トレンドになると予測しているそうだ。その背景には、生成AIによる翻訳や買い物支援、常温保存できる生パスタなど、あらゆる分野で「苦労のキャンセル」が進んでいることがある。

日経トレンディが発表したヒット予測のキーワード2は「エコノミーグルメ」だ。他には「ムード消費」や「推され活」「アフター万博」がある。

YOKAREでは、美容と食品にフォーカスして「苦労キャンセル界隈」の2026年のヒット予測商品と消費トレンドを紹介したい。

「苦労キャンセル界隈」の注目商品

マ・マーの「レンジで2分 もちもち生パスタ」は、「2026年ヒット予測」総合6位&食品・菓子で大賞を受賞。
水も使わず、鍋も不要!レンジ2分でもちもちした食感の生パスタを楽しめる。レストランで食べるのが当たり前だった生パスタをレンチン調理に対応させたことが評価された。

大阪・関西万博会場内のセブンイレブンに設置されたセルフ式のラーメン調理マシンは、2026年以降に多くのコンビニで展開されるかもしれない。(すでにセルフ式のラーメン調理マシンが導入されているセブンイレブンもある。)
麺の入った容器をセットしてボタンを押すだけというシンプルかつ簡単な操作方法で、約90秒でできたての本格的な味わいのラーメンが出来上がる。

2026年ヒット予測にはランクインしていないが、「マナラ化粧品」の「マナラ ホットクレンジングゲルマッサージプラス」もクレンジングにたった20秒の温感マッサージをプラスするといった時短を実現する商品だ。「マナラ モイストウォッシュゲル」といった泡立ても洗い流しも不要で、コットンに取って拭き取るだけで洗顔が完了する、美容液成分98.8%配合のスキンケアアイテムも「マナラ化粧品」から販売されている。

シャンプー・リンス・ボディソープ・洗顔が一つになった製品も。使い分ける煩わしさから解放され、1本で全てが完了するのに使い心地は上質という、忙しい現代人にとって理想のアイテムを形にした井上オリーブ柑橘研究所の「オイルイン全身シャンプー」もある。早摘みの青い伊予柑果実と完熟オリーブを同時圧搾して作ったオリジナルオイル「伊予柑オリーブオイル」が配合されている。

「苦労キャンセル界隈」の2026年のヒット予測商品は、時短や簡単さを追求したものが多く、品質が良いこともポイントになっている。

「オイルイン全身シャンプー」のように選択肢を削減することも、情報も多い現代人には必要なのかもしれない。

ケンブリッジ大学Barbara Sahakian教授の研究によると、人は1日に最大3万5,000回の決断をしているそうだ。それ以上の決断をすると脳が「決断疲れ」を起こすと言われている。脳がオーバーロードにならないように、選択の数を意識して、生活を豊かにすることも求められるかもしれない。

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