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美容にかかせない6つのスパイスとその美容効果

スパイスと言えば、身近なものでいうとカレーに使われるターメリックやクミンなどですが、実はこれらのスパイスは漢方やインドの伝統医学である、アーユルヴェーダなどでも使われてきた薬用植物なのです。 お料理に使われていて、実は知らないうちに口にしているスパイスですが、美容健康効果を得ることができるスパイス。目的別に応じて、意識的に摂ることで嬉しい効果があります。 それぞれのスパイスの特徴と美容効果をご紹介していきます。

アンチエイジングに「ターメリック」

ショウガの仲間でもあるターメリック。

野生のターメリックの原産地である東南アジアでは、ジャウム(インドネシアの伝統的な薬草美容健康法)にかかせないスパイスの1つとして、大切にされています。 鮮やかな黄色が太陽を思わせるためか、ターメリックは現在もなお神聖なものとして扱われています。 インドでは、結婚式の前に前に、花嫁と花婿にターメリックの粉を塗って体を清めます。 また、インドネシアの寺院では儀式に神様にお供えする米を着色するのに使います。 インドと中国では、昔から消化器系の強壮作用や、肝臓と胆嚢を刺激する作用があることで知られています。 また、ニンニク同様にコレステロール値を下げる効果があるとされ血液の凝固も防ぎます。 ターメリックは、血行促進し、お肌にツヤを与えたり、抗酸化作用によって老化の大きな原因である「活性酸素」を撃退し、肌細胞のダメージを減らすほか、抗炎症作用、抗菌作用、抗ウイルス作用、など身体とお肌を若々しく保ってくれます。

むくみ防止に「フェンネル」

地中海沿岸原産の多年草で、その種は長寿と若々しさをもたらすとされ、中世の薬草医には、万能の薬と言い伝えられてきました。 日本では、「ウイキョウ」という名で知られるハーブの仲間です。

甘みのあるスパイスで、消化器官の筋肉の鎮痙作用をもつ他、中国では、フェンネルの体を温める作用が腎臓や膀胱、胃の気の流れを刺激するとされています。 そのため、デトックス作用が高く、むくみの予防に効果的。 日本では、あまり馴染みのない名前ですが、以外と古くから日本でも使われており整腸作用から漢方胃腸薬として宝庫されてきたそうです。 抗酸化作用や美白効果をもつ成分が豊富に含まれているほか、食物繊維も豊富で消化の正常と便秘の解消も。

 甘い香りで媚薬として知られる「クローブ」

フトモモ科に属する熱帯樹木のつぼみを乾燥させたスパイスはインドネシアのモルッカ諸国からヨーロッパ人が持ち帰った最初のスパイスの一つです。 心と体に刺激を与えるクローブは昔から媚薬として知られてきました。

インドネシアのモルッカ古来の医学ではクローブを万能薬と考え、マラリアや結核などと言った深刻な感染症の治療に用いています。 鎮痙作用があるため、筋肉の凝りをほぐすマッサージには、クローブの精油を用いられることが多く、バリでは粉に挽き「ボレ」と呼ばれるディープヒート(深部温熱)作用と角質除去作用のある スパイシーなスクラブ・トリートメントに使われます。 お肌を引き締め、ニキビなどの肌トラブルに効果的。 噛んで口臭予防剤として使われる他、中国では漢方薬として歯痛をおさえるために使用されてきました。 甘い香りが特徴的で、ローマ時代から石鹸や香水作りに使われ、ルームフレグランスにも用いられます。 女性に嬉しいリフレッシュ効果が高く、無気力感などを刺激し、気分を高めてくれます。

身体温め、代謝促進「シナモン」

スパイスと言えば女性に馴染みのある「シナモン」

もっとも古くから使われてきた芳香植物の1つと言われています。 スリランカや、南インドの森が原産です。 かつては、非常に手に入りにくく金よりも貴重なものとして扱われていました。 シナモンの内皮が、体に刺激を与え解熱や血行促進、血圧降下の作用をもつことはインドや中国、ヨーロッパの医学でも古くから知られていました。 さらに、代謝を促し全身に栄養を行き渡らせます。 特に、毛細血管が若返り血液の流れが良くなると、お肌にも嬉しい影響があります。 肌の近くの細胞は毛細血管を通して酸素や栄養、老廃物の受け渡しを行っていますから、シミやハリなどに効果があると考えられています。 美容と健康のどちらの用途でも、シナモンはよくショウガと組み合わされて使います。 血行促進するボディスクラブや、頭皮のコンディション用オイルなどがそうです。 シナモンオイルは、スパイスよりもさらに甘くスパイシーな香りを持ち、気分を高揚させる働きがあることから、気分が沈んで元気がないときに使うと良いとされています。 体調を整えたり、気分をリフレッシュしたい時にオススメです。 香料としても高く評価されており、お香などにも用いられています。

女性の強い味方「サフラン」

サフランライスでお馴染みの「サフラン」 小さな紫色のクロッカスの花についた3本の赤いめしべが、世界でもっとも高価なスパイスとも言われています。 インドと、東地中海沿岸が原産地ですが、中世のヨーロッパではすでに広く栽培されています。 古代エジプトやギリシャ、ローマでもあざやかな金色の染料や、鎮痛剤、香水としてだけではなくさまざまな効能をもつ薬として珍重されていました。 ホルモンバランスを整える作用があり、女性特有のPMS(月経前症候群)をやわらげたり、月経を促し、消化不良や排尿不全の症状を癒す効果があります。 美容面では、サフランはお肌を柔らかくなめらかにして肌トラブルを解消することで知られています。 また、インドではサフラン数本を水に浸し、シャンプー後のリンスに加えて黒髪にかすかな赤褐色の輝きを添えているそうです。

デトックス効果が高い「コリアンダー」

芳香ともつ一年草は、西アジアや地中海沿岸が原産で、紀元前8世紀にはすでに古代バビロニア人によって栽培されていました。

 

ここ最近、注目されているパクチーの別名がコリアンダーです。 コリアンダーの浸出液には、胃腸のトラブルをおさえる薬効があります。

食べ過ぎてしまった時など、コリアンダーシート(種子)を使ったハーブティーを飲むと良いでしょう。

ビタミンCやビタミンE、カルシウム、鉄などの栄養素を豊富に含まれており、美肌作りにピッタリのハーブでもあります。 また、精神的な緊張もやわらげます。 口臭予防や、消化薬として世界中で食用されていますが、インドでは肌を引き締め冷却する効果があるとして、植物全体の汁をしぼりだし、とくに吹き出物やニキビの治療などにも、もちいられています。

また、キレート作用が驚くべきもので、重金属など体内の有害物質を身体の外に排出してくれる機能が認められています。 有害物質の重金属とは、水銀・ヒ素・鉛・カドミニウムなどですが、なんと放射性物質まで排出してくれるそうです。 これらは、一度体内に取り込むとなかなか排出さにくく溜めこみやすい物質ですので、コリアンダーのデトックス力は非常に優秀です。 腸内に溜まったガスの排出も促します。 更には、抗酸化作用にも優れており、しっかりと活性酸素を除去、シミやシワなどの肌の老化を阻止してくれるアンチエイジングハーブなのです。

 

美容と健康に効果があるスパイス6つをご紹介しました。 あらゆる美容法にかかせない重要な素材ですので、目的別に合わせて上手に取り入れてみて下さい。