春の肌荒れ予防を実践!角質層を守るスキンケアの3ポイント
気候の変化が激しい春、肌のお手入れは、バリア機能を低下させないように角質を守るスキンケアがポイントです。角質層が傷つくと、バリア機能が低下し、有害物質が侵入しやすくなり、紫外線も吸収しやすい状態になります。
前回の記事「春に肌が乾燥肌・敏感肌になる原因とは?!」でも、角質層を守る重要性は紹介していますが、春のお肌を正常に保つには角質層を守ることが重要!
自身のクレンジングや洗顔方法を見直し角質層を守る正しいスキンケアを身につけましょう。角質層を傷つけない正しいお手入のポイントを紹介します。
角質層を守る!春のスキンケアの3ポイント
Point1:角質層を守るクレンジング法
クレンジング剤は、クリームタイプのものを使用しましょう。
オイルは、洗浄成分が高いため、メイク汚れはしっかり落としますが、肌への負担が大きいのでクリームタイプのものがオススメです。
- 指先にクレンジング剤をとり、指でクルクルと回しながら、丁寧にクレンジングします。
- クレンジングクリームとメイクと馴染んでくると、クルクル回している指の感覚が軽くなります。
- 軽くを感じたら、メイクオフできでいるので、クレンジング剤をぬるま湯で丁寧に洗い流します。
Point2:角質層を守る洗顔法
洗顔料をしっかり泡立てます。
たっぷり泡立てることでお肌への摩擦も軽減され、汚れを吸着してくれます。
できれば、洗顔成分がまろやかになるので、手で泡立てるのがベストです。どうしても苦手な方や、時間がない時は泡立てネットを使用すると簡単に泡を作ることができます。
Point3:角質を守る保湿ケア
保湿ケアの順番は、化粧水→美容液→クリームの順番です。
特に化粧水はたっぷりと角質層に水分を与えます。
お肌を整肌するために化粧水は丁寧につけましょう。
次に美容液で栄養分をいれて、最後に必ずクリームをつけましょう。
肌がベタベタするのが苦手いう理由で、クリームをつけない方がいますが、クリームは外部からの異物の侵入を防ぐ役割もあるので必ず使用しましょう。
オススメ保湿成分
お肌の保湿のためのオススメの保湿成分を紹介します。保湿ケアで使う化粧品を選ぶ際に参考にしましょう。
- 角質層に存在するセラミド(セラミド1・セラミド2・セラミドAP・セラミドNP)
- 肌に浸透しやすく保湿効果があるコラーゲン
- 1gに6ℓの水分を抱え込むと言われているヒアルロン酸
肌に潤いを与える栄養素
最後に、インナーケアとして乾燥・敏感なお肌の改善に効果的な栄養素をみていきます。
☆ビタミンA
脂溶性のビタミンで皮膚や粘膜を丈夫にして正常な状態に保ちます。角質層の天然保湿因子(NMF)の生成を促す働きもあります。
☆ビタミンB群
肌のターンオーバーを正常化させる効果があります。特に、ビタミンB2とB6は肌の代謝に欠かせない栄養です。
ストレスやアルコールは大量にビタミンB群を消費させる原因となるので注意です。
☆ビタミンC
水溶性のビタミンなので血液によって全身に運ばれます。コラーゲンの生成や体内の活性酸素を除去したり保湿・収斂・鎮静・美白効果などもあります。
角質層を守るスキンケアをこの春にしっかりしておけば、夏の紫外線にも負けないお肌を作ることができます。ぜひ、意識して日々のお手入れの参考にしてみてください。