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アルコールと薄毛。飲酒が髪の健康に与える影響

美容
YOKARE編集部
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アルコールと薄毛。飲酒が髪の健康に与える影響

「お酒を飲み過ぎると薄毛になるのでは?」と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、アルコール摂取が薄毛に直接的につながる証拠はありません。しかし、アルコールが体のさまざまな機能に影響を及ぼすことは確かです。そして、これらが間接的に髪の健康と成長に影響を与える可能性があります。

この記事では、アルコールと薄毛の関係について詳しく解説します。

髪の毛に対するアルコールのメリット

アルコール摂取の育毛やハゲ予防に直接的にプラスの影響は限られていますが、適度な量のお酒を飲むことは、健康に良い影響をあたえることもあります。それらが間接的に髪の健康に影響をあたえる可能性があります。

アルコール摂取による髪の毛に対するメリットは、主に「血行の改善」です。アルコールは血液の流れを一時的に改善します。これにより、髪の毛が成長するために必要な栄養素と酸素が頭皮により多く供給されます。

しかし、血流改善は適度なアルコール摂取したときに限られます。過度なアルコール摂取は、逆に体に悪影響を及ぼし、髪の健康にも害を及ぼす可能性があります。

したがって、アルコールの血行促進効果による、薄毛予防についての過度な期待は逆効果になることがあるので注意しましょう。

髪の毛に対するアルコールのデメリット

アルコールを過剰に摂取すると、それが体全体に悪影響を及ぼし、髪の健康にも間接的なデメリットをもたらす可能性があります。

アルコール摂取によるデメリットは以下の4つです。

  1. 栄養素の吸収の阻害
  2. 脱水状態に陥る
  3. 睡眠障害
  4. ホルモンバランスの乱れ

上記の4つは、薄毛につながる可能性があるので注意が必要です。

1.栄養素の吸収の阻害

アルコールを摂取し過ぎることにより、髪の毛に栄養が届きにくくなります。

アルコールは体内のビタミンB群の吸収を阻害します。ビタミン群にはビオチン(ビタミンB7)とパントテン酸(ビタミンB5)が含まれ、両方とも健康な髪の成長に必要です。ビオチンは特に毛髪の健康に重要で、不足すると髪の質が低下し、最終的には髪の薄毛を引き起こす可能性があります。

また、アルコールは鉄の吸収を妨げる可能性があります。鉄は体内で酸素を運搬する役割があります。体内で酸素の運搬が上手くできないと髪の毛の成長が妨げられ、薄毛を引き起こす一因となる可能性があります。

2.脱水状態に陥る

アルコールを過剰摂取すると、水分が蒸発し脱水状態になりやすくなります。脱水状態になると髪の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

アルコールは強い利尿作用を持つため、飲酒後は尿量が増え、体の水分量が減少する結果になります。水分は、髪の毛にとって重要です。

髪の毛は、主にタンパク質で構成されており、そのタンパク質の25%は水分です。
したがって、体が脱水状態になると、その影響は髪の質に直接的に表れます。脱水状態では、髪は乾燥し、脆くなり、切れやすくなります。

さらに、脱水状態は頭皮の乾燥を引き起こす原因です。頭皮が乾燥すると、新しい髪の毛が成長するターンオーバーを阻害。さらにはバリア機能が低下し頭皮が炎症を起こしやすくなります。アルコールを摂取する際は適量にし、同時に十分な水分補給を心掛けることが重要です。

3.睡眠障害

アルコールは、「ストレス解消効果」や「リラックス効果」をもたらすと考えられることがあります。しかし、その影響は短期的なものです。実際には、質の高い睡眠を妨げる可能性があります。

アルコールは、深い睡眠状態を中断させることがあります。深い睡眠は、疲労の回復や細胞の再生に重要です。深い睡眠が妨げられると、身体全体の健康に影響を及ぼす可能性があります。

具体的には、睡眠中に成長ホルモンが分泌されると髪の成長を促します。髪の毛の成長と修復に影響をあたえるのが成長ホルモンです。
アルコールの過剰摂取が深い睡眠を阻害することで、成長ホルモンが減少し薄毛を引き起こす可能性があります。

さらに、睡眠の質が悪化すると、ストレスホルモンのコルチゾールが増える可能性があります。コルチゾールが過剰に分泌されると、髪の毛の成長を妨げ、脱毛を引き起こす可能性があります。

4.ホルモンバランスの乱れ

アルコールは体内のホルモンバランスを乱す可能性があり、特に男性ホルモンのバランスに影響を及ぼします。これは、脱毛症の進行を早める可能性があるので注意が必要です。

アルコールは、体内のテストステロン(男性ホルモン)とエストロゲン(女性ホルモン)のバランスを乱す可能性があります。
男性にとって問題なのは、テストステロンが体内でジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、これが過剰になると脱毛を引き起こす可能性があることです。

また、テストステロンが過剰に分泌されすぎても薄毛の原因になります。健康的な髪の毛を維持するためのテストステロンの量は、多くも少なくもなく、あくまでも適切な量が必要です。

これらのデメリットを考えると、薄毛予防の観点からアルコール摂取を考える場合は、適度な摂取とバランスの良いライフスタイルが重要であることがわかります。

直接的に薄毛にはつながる検証はない

アルコール摂取が薄毛に直接的につながる証拠はありません。
しかし、アルコールの過剰摂取は、健康に悪影響を及ぼします。健康状態が悪化すると薄毛につながる可能性があるので注意が必要です。

適度な飲酒とバランスの良い食事、さらには運動、良質な睡眠を確保することが全体的な健康を維持するだけでなく、髪の健康を守るのにも役立ちます。

薄毛が気になる人は、アルコールの過剰摂取に注意するなどライフスタイルを見直してみましょう。
 

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