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レモンバーム(メリッサ)のアロマがもたらす優れた効能とは

カラダ
植木 明菜
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レモンバーム(メリッサ)のアロマがもたらす優れた効能とは

たくさんの種類のハーブがある中、レモンバームというハーブを一度は聞いたことある方も多いのではないでしょうか?レモンバームはハーブの中でもとてもポピュラーなハーブで、私達に役立つたくさんの効能をもっといるため「万能ハーブ」や「長寿のハーブ」とも呼ばれています。 今回はレモンバームのハーブやアロマが持つ、私達の生活に役立つすぐれた効能や利用法を紹介します。簡単に生活に取り入れることができる方法ばかりですので、ぜひ参考にしてください。

レモンバームの特徴

レモンバームのハーブは、植物としてはレモンバームと呼ばれています。レモンバームから取れるアロマの精油は、メリッサと名前を変えて呼ばれます。

レモンバームは「Lemon」(レモン)の「Balm」(芳香)が名前の由来とされ、レモンのような甘くてさわやかな香りがすることから名付けられました。また、レモンバームから採れる精油の呼び名であるメリッサという名前はギリシャ語でミツバチという意味があります。ミツバチが好む香りであることから、メリッサという名前がつけられました。

レモンバームの香りはフレッシュなレモンに似たさわやかで、少し甘みのある香りです。レモンバームの植物の葉に多くの香り成分が含まれており、葉をこするとさわやかな少し甘みのあるレモンの香りが漂います。レモンバームはたくさんの葉をつけるハーブで、メリッサの精油は、レモンバームの葉から抽出されます。

レモンバームは夏前になると、小さな白色や黄色の可愛らしい花を咲かせるのですが、このレモンバームの花の開花直前が、アロマの精油の濃度が最も高くなり、収穫に最適とされています。たくさんの葉をつけ、繁殖力が高いことで有名なレモンバームですが、アロマの精油となると少ししか取れず、希少性の高い精油とされています。

レモンバームのアロマ効果効能

心へのレモンバームの効果効能

レモンバームは精神を落ち着かせる作用をもっています。イライラや不安、そして緊張感を和らげるのを助けてくれます。頑張りすぎて、ストレスを抱えすぎた時にもピッタリです。また、どんよりと落ち込んだ気持ちをコントロールし明るく高め、感情のバランスを整える役目を持っています。憂鬱でふさぎこんだ気分の時にピッタリです。

身体へのレモンバームの効果効能

レモンバームのハーブは、食後にハーブティーとして楽しむと、消化促進作用が消化を助けてくれます。また、消化不良や胃もたれ、むかつきなどの改善にも役立つので、消化器系のトラブル解消にはピッタリです。また、頭痛や生理痛、喉の痛みなど、痛みの緩和にも役立ちます。そして、レモンバームのハーブやメリッサのアロマの精油は精神面のサポートに優れていますので、ストレスからくる精神や身体的な不調、胃痛や吐き気はもちろん、不眠やPMS(月経前症候群)を和らげることにも役立ちます。

肌へのレモンバームの効果効能

レモンバームのハーブやメリッサのアロマの精油には、収れん作用があるので、肌の引き締めや皮脂分泌のバランスを整えてくれます。脂性肌やニキビ予防におすすめです。Tゾーンのテカリの原因となる皮脂分泌のバランスを調整したり、皮膚のたるみからくる頬の毛穴の引き締めにもピッタリです。抗炎症作用があるので、アレルギーや湿疹など炎症を伴う肌トラブルの緩和にも役立ちますが、トラブル時は肌が敏感になっているため、ハーブやアロマの精油は少量ずつ使用するのを心がけましょう。

レモンバーム(メリッサ)の利用法

香りを楽しむ

メリッサのアロマの精油をアロマディフューザーを使って、香りをお部屋で楽しんでみましょう。甘くさわやかな香りが広がり、空気も気分もリフレッシュさせてくれます。睡眠時に使用すると、安眠効果も得られます。また、ハンカチやティッシュペーパーに精油をつけて持ち歩くことで、外出先での気分転換に香りを楽しむこともできます。 レモンバームのハーブをバスタブに浮かべて、香りを楽しむこともおすすめです。レモンバームのさわやかな香りがリラックスへと導き、一日の疲れを癒します。

スキンケア

優れた効能からスキンケア用品にも多く含まれるレモンバームですが、メリッサのアロマの精油を使って手作り化粧品としても利用することができます。特にスキンローションは初心者の方でも簡単に作れるのでオススメです。毛穴の引き締めやニキビ予防として、収れん化粧水としておすすめです。 <スキンローション(50ml)の作り方> ・精製水 45ml ・無水エタノール(グリセリンでも可)  5ml ・メリッサの精油 2滴~3滴 無水エタノール(グリセリン)にメリッサの精油を混ぜ、精製水を入れると完成です。

飲む

レモンバームのハーブをハーブティとして楽しむのもおすすめです。胃もたれや食欲不振など、消化器系のトラブルには食前に、安眠目的には就寝1時間程前にハーブティを飲むようにしましょう。レモンバームは、ドライハーブとフレッシュハーブどちらでもハーブティとして楽しめますが、香りをより楽しみたいときにはフレッシュハーブをおすすめします。レモンバームの葉を15枚ほど入れたティーポットに熱湯を注ぐと、簡単にレモンバームのハーブティの完成です。夏場なら冷やして飲んでもおいしいですよ。

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