2021.02.08

体力不足をどう解消すればいい？

新型コロナウイルスによる行動制限によって、体力不足に悩んでいるという相談がとても多くなりました。これまでわずらわしいと感じていた通勤時間も、実はいい運動になっていたということがよくわかります。では、体力不足を解消するにはどうすればいいでしょうか。

自宅でできるフィットネスを取り入れる

健康への関心が高まる中で、ネットで検索すればたくさんのフィットネス用品が買えるようになりました。今では百均でもトレーニング用品が買える時代です。しかもYoutubeではやり方まで細かく教えてくれるので、ぜひ活用するようにしましょう。

トレーニングチューブを使って肩こり解消

自宅トレーニングに欠かせないフィットネス用品といえばトレーニングチューブ。場所もとらずに持ち運びも手軽なので、自宅で行うトレーニングに最適です。チューブの色によって強さも変わりますが、5種類セットを1000円程度で揃えることができますし、百均でも買えるので皆さんにオススメしています。一番いい使い方は肩こり解消。丸まりがちな背中を伸ばそうと思っても、ストレッチだけではなかなか伸ばせないという経験ありませんか？一度固まってしまうとストレッチすることも大変です。こういった時はチューブで少しでも負荷をかけることで血流が良くなりストレッチしやすくなります。

ペットボトルでダンベル体操

家にあるものを使うのであればペットボトルを利用してみてはいかがですか？500mlから2リットルまで様々なサイズのペットボトルがありますし、中に入れる水の量を調節すれば様々な運動が可能になります。スクワットをする時に2リットルのペットボトルを胸に抱えてみたり、肩周りをスッキリさせたい時は500mlのペットボトルを利用してみたり。500mlの重さだけでも、続けることでしっかりとした負荷になるので何かしたいけどお金をかけたくないという場合にはペットボトルを使ってみましょう。

鼻呼吸で体をリラックス

体力に不安があるのでいきなり動くのはちょっと、という方は大きく深呼吸をするだけでも十分効果があります。体が緊張して凝り固まると、呼吸が浅くなって大きな呼吸が難しいことも。試しに、お腹に手をおいて大きく息を吸ってみてください。お腹が膨らみますか？それとも胸が持ち上がりますか？お腹ではなく胸しか動かないという方は、もしかしたら体が緊張状態にあるかもしれません。床に寝っ転がって、まずはゆっくり息を吸ってお腹に空気を送り込んでみましょう。無理にお腹を膨らませようとしないでいいですよ。自然に息を吸ってお腹に送り込む。そして、それを全部吐き出す。まずはこれを繰り返してください。この時のポイントは鼻で呼吸をすること。マスクをしていると苦しいので口呼吸になりがち。口呼吸がクセになると姿勢が悪くなりやすく、体も緊張しやすいです。マスクをしている時は仕方がないにしても、マスクを外したら鼻呼吸に戻してゆっくり大きく呼吸をする練習をすることで体をリセットしておきましょう。

暖かい時間帯に外を散歩する

もし外に出ることが億劫ではないのなら、外にでて散歩をするようにしましょう。コロナによる外出自粛によってビタミンD不足になっている、ということが論文でも発表されている通り、太陽にあたることは体の機能を正常に戻すためにも大切な要素の一つ。太陽を浴びながら15分でも散歩をすることで、体力不足を解消できるだけでなく、血流を促進して肩こりや腰痛の改善にもつながります。

どうやって情報を得ればいい？

一人ではなかなか運動のやり方がわからないという相談を受けることも多いです。こういった時は積極的にネットを活用しましょう。Youtubeには様々なトレーニングやストレッチの動画が出ていますし、オンラインでのグループトレーニングなどのサービスもかなり増えてきました。

youtubeやインスタグラムを活用する

この一年でyoutubeの利用が急激に増えたと言われています。その分だけアップされている動画もかなり増えています。トレーニング、ストレッチ、ヨガ、ピラティスなど種類も多岐にわたります。例えば、「腰痛　ストレッチ」とか「お腹　スッキリ」とか自分がやりたいことで検索すれば簡単に動画を探すことができます。インスタグラムの場合はハッシュタグというものを使うことで、みたい動画を検索できます。例えば「#チューブトレーニング」とか「#二の腕スッキリ」とかですね。無料で使えるものはどんどん使っていくようにしましょう。

アプリやオンラインサービスを活用

一人ではなかなかやる気が起きないという時には、アプリやオンラインサービスを活用するのも一つの手です。これまではフィットネスクラブで受けていたグループレッスンやパーソナルトレーニングも、今はオンラインで受けられる時代です。お金はかかりますが、人にみてもらうことで正しいトレーニングをすることができケガをするリスクも少なくなります。自宅で他の人にはみられずに、しかも集中してトレーニングができるのでフィットネスクラブに行くよりも効果が上がるという声が多いです。