自宅でできる!疲れ目を防ぐツボ5選を紹介
近年コロナ禍の影響により、リモートワークなどが普及したため、自宅で作業する機会が多くなりました。そうなってくると問題になるのが眼精疲労です。
この記事を読んでいる皆さんもパソコンを見続けていると目の疲れから集中力が落ちたり、頭痛がひどくなったりするケースが多いのではないでしょうか?
そこで今回は自宅でもできる目の疲れを解消できるツボを5選紹介していきます。
目の疲れで辛い思いをしてる方は今回の記事を参考に目の疲れを解消していきましょう。
なぜ目は疲れるの?
そもそもなぜ目は疲れるのでしょうか?
目が疲れる原因は目の筋肉が過度に緊張することによって目の血流が悪化しすることにあります。
目の筋肉が緊張する要因は日常生活に様々なものが存在します。
特に関係するのが目を酷使することです。例えばテレビを長時間見続けたりパソコンやスマホを長時間見続けることで目の筋肉の過度の緊張を引き起こします。
その他にもコンタクトレンズを長時間装着し続けることなども目に負担をかけ、目の疲れにつながります。さらには精神的なストレスが原因で自律神経が乱れ、そこから目の筋肉の緊張に繋がり目が疲れるということもあります。
そもそもツボって効果はあるの?
こうした目の疲れにはよく「ツボを刺激して疲れがとれる」という話をよく耳にしますが、実際にツボを押して目の疲れに効果はあるのでしょうか?
実は最近の研究結果で目の疲れにツボへの刺激が効果があったという報告がされています。
第69回全日本鍼灸学会学術大会にて株式会社シーボンが発表した「顔面部経穴への刺激が心身に及ぼす影響(第3報)~鍼刺激とフェイシャルケアの比較~」において、顔面部の経穴(ツボ)に刺激を加えることで、刺激方法に関係なく、リラックス効果と目の疲れをはじめとした心身の自覚症状を緩和させたと報告しています。
参照:顔面部経穴への刺激が心身に及ぼす影響~鍼刺激とフェイシャルケアの比較~を検証し刺激方法による効果の違いを発見
このことからも、目の疲れに対して関連するツボを刺激することで症状の改善に向かう可能性が期待されています。
疲れ目に効くツボ5選
ここでは実際に疲れ目に効くツボを紹介していきます。
ちなみに顔にあるツボは以下の図の通りで、非常に多く存在します。
今回紹介するツボは以下の5つです。
- 太陽
- 晴明(せいめい)
- 魚腰(ぎょよう)
- 瞳子膠(どうしりょう)
- 四白(しはく)
それでは、以下順に解説していきます。
太陽
眉尻と目尻の間にあるくぼみにツボがあります。
目の疲れだけでなく、緊張性頭痛の軽減にも効果的です。
晴明(せいめい)
左右の目頭から少し鼻よりのくぼみに位置するツボです。
目の疲れはもちろん、涙が排出される「涙点」を刺激することができるため、ドライアイにも効果的です。
魚腰
瞳の真上で、眉毛上にあるツボです。
瞼がひきつったりと目が開きにくい時に非常に効果的です。
瞳子膠(どうしりょう)
目尻から指一本外側にあるツボです。
目の疲れ、充血、まぶたの痙攣、頭痛などにも効果があります。
四白(しはく)
瞳の中心から指一本分真下にあるツボです。
目の疲労を和らげる効果に加え、顔全体のむくみにも効果を発揮するといわれています。
ツボはどうやって押したらいい?
マッサージをする際には特に道具は必要ありません。
指の腹部分でツボを押しますが、その際にゆっくりと円を描くように押すのが効果的です。
爪を立ててしまうと皮膚を傷つけてしまうので、爪を立てないよう注意し、痛気持ちいいぐらいの強さで押していきましょう。ツボを10回から15回程度押していくと目の疲れがスッキリしていきます。
マッサージをする際は、入浴後や就寝前などリラックスできるタイミングでやることをおすすめします。
マッサージに集中することも大事なので、落ち着いてできる静かな場所で行うのもいいでしょう。
日々の生活習慣の見直しも
疲れ目を防ぐためにマッサージは手軽で効果的ですが、あくまでも一時的な対処法にすぎません。疲れ目を解決するには、目を酷使する日常習慣の見直しが不可欠です。
特に疲れ目の原因はパソコンやスマホを長時間使用したことによる目の緊張がほとんどです。30分ごとに休憩を入れたりするなど、目を長時間使わないような工夫をすることも疲れ目の予防につながります。
また、同じ姿勢を長時間続けることも筋肉の緊張に繋がるため、すわりっぱなしにはせずに適度に立ち上がり運動を行うことをおすすめします。
ここまで疲れ目になる原因から疲れ目を解消するツボまで紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
特に最近ではリモートワークが増えたことで、長時間パソコンやスマホを見る機会が多くなり、目の酷使に繋がっています。適度な休憩を加えたり今回紹介したツボを押したりすることで、目をリラックスさせる時間を多くさせることで疲れ目を解消できます。
目が疲れたなと感じたタイミングで、無理をせず目の酷使を避けるような工夫を行っていきましょう。