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賢く行う!糖質オフのダイエット法

カラダ
YOKARE編集部
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賢く行う!糖質オフのダイエット法

糖質を制限した食事や「糖質オフ」の食品が流行っています。そもそも糖質の摂り過ぎは肥満の原因となりますので、炭水化物が多いご飯やパン、麺類の食べ過ぎは注意すべきです。といって、極端に制限すると健康に悪影響が出ます。糖質制限に取り組む場合の注意点などについて解説します。

炭水化物の摂り過ぎは肥満の原因に

米・パン・パスタ・うどんといった主食には、炭水化物が多く含まれています。炭水化物は糖質と食物繊維から構成されます。これらの食品を食べると、糖質(ブドウ糖)が体内に吸収されます。ブドウ糖はエネルギーに変換されて、私たちが活動するために利用されます。

一方、利用されないブドウ糖はグリコーゲンとして肝臓や筋肉に貯められ、さらに余分なブドウ糖は中性脂肪として蓄えられます。男性は内臓脂肪、女性は皮下脂肪となりやすい傾向があります。

「糖質オフ」はわかりやすいダイエット法

糖質を制限した食事や「糖質オフ」の食品は、ダイエットに効果的。というのも、ダイエットは摂取カロリーが消費カロリーを下回ることが基本となるためです。糖質制限はとてもわかりやすいダイエット法と言えます。

特に代謝が落ちてきた中年になると、なかなか体重が落ちません。そこで、ダイエットのために糖質を制限するのが手っ取り早く感じるわけですね。

また、糖質の摂り過ぎによる肥満は、さまざまな疾病の原因にもなります。

糖質制限によってダイエットする方は、ご飯やパン、麺類のほか、脂っこい食事を避けるようにします。食事に用いる総菜類、ドリンクや菓子なども「糖質オフ」の食品を選ぶケースが増えています。

ダイエット期間中は食物繊維の不足にご注意!

糖質を制限した食事や「糖質オフ」の食品によってダイエットする場合、炭水化物には食物繊維も含まれるため、糖質だけでなく食物繊維の摂取も減少します。

このため、ダイエット期間中は食物繊維が不足しないように、野菜や海藻などをしっかりと摂るようにしましょう。

「糖質オフ」の食品には、そうした点に配慮して、食物繊維を強化した商品もあります。「糖質ゼロ」の麺類や、食物繊維が豊富な「糖質ゼロ」のオカラパウダー、「糖質カット」のシリアルなどが人気です。

ご飯やパンなどの主食を減らす以前の問題として、ダイエットのためには、まずはジュースや菓子、デザートなどから制限することをオススメします。

さらに、ダイエット中であっても栄養面に配慮し、食事の糖質制限は3食のうち1食だけにするなど、工夫するようにしましょう。

極端な糖質制限は健康に悪影響

糖質は私たちが日常生活を送る上で必要なエネルギー源となり、適切に摂取することが重要です。過剰に糖質を制限すると、健康に悪影響を及ぼしてしまいます。

糖質制限によるダイエット中の若い女性によく見られるのが、1日中眠く感じる、集中力が出ない、体がだるいといった症状です。

そうした症状に気づいたら、糖質制限を直ちに中止することが重要。放置して糖質制限を続けると、意識がもうろうとしてきたり、けいれんを生じたりすることもあります。

適切な糖質の摂取を心がけよう!

ダイエットのために糖質を制限する方が増えていますが、糖質は摂り過ぎも不足も健康にマイナス。糖質は“悪者”ではなく、日常生活を送るために必要不可欠な栄養素です。

健康な日々を過ごすために、糖質を適切に摂取することが必要です。厚生労働省と農林水産省の「食事バランスガイド」では、ご飯ならば1日4杯(中盛り)程度が適量としています。

糖質の摂り過ぎも、極端な制限も健康に悪影響を及ぼしますので、この点に注意しながらダイエットに取り組んでくださいね。
 

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