寒い冬でも大人が楽しめるスポーツ5選
スポーツをするのにちょうどいい秋が終わり、寒い冬になるとどうしても外に出るのが億劫になりがちですよね。ところが冬こそスポーツをするのに最適な季節なのをご存知ですか?寒いからと部屋に閉じこもっているのはもったいない!冬におすすめのスポーツを紹介するので、今年は少しでも体を動かしてみましょう。
冬にスポーツをするメリット
冬にスポーツをするメリットとしてはダイエット、腰痛や肩こりの解消、冬うつ対策が挙げられます。体が楽になるのはもちろんのこと、心もスッキリすることがスポーツのいいところです。
ダイエットに最適
動物が冬眠するためにたくさん食べ物を蓄えることから冬は太りやすいというイメージがありますが、実は寒さに耐えるためにたくさんのエネルギーを燃焼させるので基礎代謝が上がる季節なんです。では、なんで冬太りという言葉があるの?と思うかもしれません。
それは単純に夏に比べて外に出る時間が圧倒的に少なくなるから。日照時間は夏に比べて数時間短くなるのでその分だけ体の活動量も減りますし、寒いから外に出る時間も極力減らそうとします。逆に夏と同じように活動をしていると脂肪が燃えやすいのでダイエットがしやすくなります。
腰痛や肩こりとも無縁
寒いと体がこわばってきて、気づいたら肩から首にかけて力が入っているという経験は誰しもがあるはずです。いつも体が緊張していると関節の動きはカチコチになって、体のこわばりがなかなか抜けません。自然と前屈みになってしまい、背中が丸まり、肩も前に出てくるので、腰痛や肩こりに悩まされる方は夏以上に多くなります。
定期的にスポーツを行うことで血流がよくなるので、関節のこわばりが抜けやすくなります。特に肩まわりや股関節といったよく動く関節を大きく動かしておくと、代謝も上がるので体温も低くなりにくいです。
気持ちがスッキリする
日照時間が短くなると鬱になる傾向があると言われており、冬になると気分の落ち込みや集中力の低下、倦怠感などで悩む方が増えてきます。これは幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌量が、冬になると減少することが原因と言われています。
スポーツをすることで心臓から脳にたくさんの血液が送られて、セロトニンの分泌量が増えることがわかっています。日照時間の少ない北欧の国では鬱の問題が深刻化していますが、うつ対策の一つとして定期的に運動をすることが推奨されているくらいです。
冬におすすめのスポーツ
冬だからこそ楽しめるスポーツもあれば、夏は暑すぎて危険なスポーツもありますし、わざわざ外に出ないで室内で楽しめるスポーツもあります。それぞれ自分の好きなスポーツを見つけてみましょう。
スキーやスノーボード
冬のスポーツといったら、やっぱり雪で楽しむスキーやスノーボードでしょう。非日常的な白銀の世界で、風を感じながら滑りおりる感覚は病みつきになります。久々に滑りに行ったら翌日は全身が筋肉痛で動くのが大変、という経験をした方も一人や二人ではないはず。それくらい運動量が豊富です。
ウォーキングやランニング
特別な道具が必要なく、いつでも誰でも気軽に始められるのがウォーキングやランニングのいいところ。夏に行うと熱中症の危険があったり、汗が止まらなくなったりすることも、冬に行えばそんな心配もなく快適に行うことができます。代謝が良くなるだけでなく、一定のリズムで行う運動はセロトニンの分泌にもいい影響が出てくるのでうつ対策としてもオススメです。
ボルダリング
寒い時にわざわざ外で運動をしたくない、という方におすすめなのがボルダリング。最近はボルダリングの専門施設も増えてきて、ウェアさえあればすぐに始められる手軽さも人気の一つ。高い壁をのぼるために筋力が必要と思われがちですが、実は肩まわりや股関節の柔軟性が大切で、ボルダリングに取り組むことで体がしなやかになります。
ヨガやピラティス
寒くなるとなかなか汗をかけないという女性の方も多いと思います。そんな方にはヨガやピラティスなどの、体幹を意識しながらゆっくりと体を動かすスポーツがおすすめです。ホットヨガのように温かくした部屋でヨガを行えば、しっかりと汗も出て血液の巡りも良くなります。また、ピラティスはもともとリハビリのために作られたものなので姿勢改善にもつながります。
キックボクシング
全身を使うという意味ではキックボクシングなど格闘技系の動きもいいですよ。今はどのジムでもフィットネスクラスといって選手コースとは別のクラスがあるので、女性でも安心してできますし、フィットネスクラブでもボクササイズなどは人気のクラスの一つです。パンチやキック、フットワークなどさまざまな動きがあり、無酸素運動と有酸素運動の両方の要素があるのでダイエットにはもってこいのスポーツです。