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むくみにごぼうが効く!ごぼうの効能とごぼう茶の作り方も必見!

食・料理
YOKARE編集部
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むくみにごぼうが効く!ごぼうの効能とごぼう茶の作り方も必見!

今回は「むくみ」の原因と解消法を紹介します。むくみやデトックス効果のある野菜の中でも、特に抗酸化力がある「ごぼう」に注目します。 ゴボウの効能と「ごぼう」を使ったむくみの解消法をご説明します!また、自宅で簡単に作れる「ごぼう茶」「ゴボウポタージュ」の作り方も紹介します。

むくみの原因とは

むくみの原因は人それぞれです。体重(成人)の約60〜65%が水分です。水分のうち2/3が細胞内液に、1/3は細胞外液に含まれます。 細胞外液は、毛細血管壁の外側で細胞と細胞の間を埋めている「組織間液」と、「血液に含まれる水分」からなります。細胞内液と細胞外液の水分の循環が上手く行かなくなり、余分な水分が発生するとむくみが起きます。

体内の水分とむくみの関係

注目すべきなのは「細胞内液」が「細胞外液」の2倍! 細胞外液が減少した時に、「細胞内液」が細胞外へ移動し、補います。 また、細胞外液中のナトリウムは体液浸透圧の調節および細胞外液量の維持を行っています。ナトリウムの濃度によって細胞外液量は変わってきます。何らかの理由で体液浸透圧の調整が上手くいかなくなり、細胞と細胞の間に余分な水分の滞りができたのが「むくみ」です。 たとえば、ナトリウムの過剰摂取、つまり塩分の取りすぎもむくみの一因になります!

あなたのむくみの原因どれ?

  • 重力によって下半身に水分がたまりやすい
  • 運動不足で血液の流れが悪い
  • 塩分の取りすぎ
  • 長時間同じ姿勢でいる
  • 新陳代謝が悪い
  • 新陳代謝が悪いことで、溜まった老廃物や水分を皮下脂肪が吸収し肥大化しセルライトとなる
  • 便秘が原因で腸が内臓を圧迫してリンパの流れを悪くし、下半身に十分な血液が回らず足のむくみとなることも

などむくみの原因が様々。

むくみの種類

朝のむくみ

朝起きて手や顔がむくんでいるときは、睡眠中に水分コントロールがうまくいかず、水分が体に溜まり起こってしまったものです。前日にお酒を飲みすぎたり、寝不足だったりすると朝むくみが発生しやすいようです。このような朝のむくみは数時間たてば引いてしまうので、暖かい飲み物で新陳代謝を高めて、余分な水分を代謝してスッキリしましょう。

夕方のむくみ

夕方のむくみは、下半身にきてしまいます。座りっぱなしか立ちっぱなしのどちらかでもむくみだします。どちらも下半身が疲れて疲労物質が溜まり、むくみが起きてしまいます。この場合は足だけでなく上半身もしっかりとストレッチすることで、全身のリンパをスムーズに通わせ、むくみを解消することができます。

皮下脂肪の多さや便秘によるむくみ

そのほか、皮下脂肪の多さや便秘が原因の場合は、代謝を上げて体脂肪を減らすか、老廃物が溜まらないように普段から便秘にならないように気をつけなければなりません。 また、厚生労働省が野菜は一日350g摂ることを推奨していますが、実際その量は両手にてんこ盛りです。普段から自分の野菜摂取量が足りてないとわかっていても、なかなか新鮮な野菜を食べたり、調理したりすることは難しいという方もたくさんいるでしょう。

老廃物を排出して「むくみ」を解消しよう!

体内に老廃物が蓄積してしまうと、腸の環境を悪化させ、便秘になりやすくなります。さらには代謝が落ちることによって肌荒れやむくみなどを引き起こしてしまいます。 体外に老廃物を排出することで、腸内環境が整い、代謝も上がり、体調が良くなります。よくデトックスという言葉を耳にするかと思いますが、まさにデトックスをすることで老廃物を排泄することができます。

デトックスとは 体内に溜まった老廃物、活性酸素、添加物、有機化学物質、有害ミネラルを排出することです。英語ではdetoxificationといい、解毒という意味です。髪、爪、汗、便、尿から排出されますが、便による排出の役割は大きく重要です。 便秘になると腸の動きが悪くなったり、悪玉菌が増えてしまったりし、むくみや血行不良の原因となります。

デトックス効果が期待できる食材

デトックスの方法は入浴やプチ断食などいくつかありますが、今回はデトックス効果のある食材を紹介します。

腸の毒素を無毒化する食材

知らないうちに体に入ってしまった有害物質や毒素を無毒化してくれる食材があります。 しょうが、ニンニク、ねぎ、玉ねぎ、らっきょう、ニラなどが挙げられます。

老廃物の排出に有効な食材

老廃物を排出するのに効果的な食材は、食物繊維が豊富に含まれている野菜になります。 例えば、ゴボウ、こんにゃく、りんご、きのこ類、海藻類などが挙げられます。 食物繊維やポリフェノールが豊富に含まれるごぼうは、腸の環境を整えることで、便通を良くするだけでなく、免疫力の活性化、腸内毒素を減少させる効能があると報告されています。

デトックスにオススメの「ごぼう」の栄養と効能

ゴボウは、ユーラシア大陸が原産のキク科の植物です。日本には縄文時代から平安時代に伝わったとされています。

食物繊維

ごぼうの特長としては、何と言っても食物繊維。水溶性食物繊維、不溶性食物繊維のどちらも豊富に含んでいます。

食物繊維の種類 食物繊維は大きく2種類があり、違いがあります。
  • 水溶性食物繊維 水に溶ける粘着性があり、胃腸内をゆっくり移動するので、血糖値の急激な上昇を抑えます。また吸着力があり、胆汁酸やコレステロールに吸着し、体外へ排出します。また整腸効果があります。
  • 不溶性食物繊 水に溶けない食物繊維で、保水性が高く、水分や腸内の有害物質を吸収して膨らみます。腸を刺激して蠕動運動を活性化するので便秘を改善します。

リグニン

ゴボウに含まれる不溶性食物繊のリグニンは、便秘や動脈硬化や生活習慣病に効能があると言われています。

カリウム

ごぼうは、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。むくみの原因は塩分の取りすぎの可能性も。カリウムは、体内の余分なナトリウムを排出するので、血圧の維持やむくみの解消に期待ができます。

ごぼう茶やゴボウポタージュでむくみや冷えを撃退

ごぼうは、アクの強い野菜と言われていますが、アクの正体は実はポリフェノールです。水でさらしてアク抜きをしますが、そうすると栄養と美味しさが逃げてしまいます。ごぼうの抗酸化力は野菜の中でもトップクラスで、さらに最近の研究では、加熱・焙煎したごぼうの抗酸化効能はさらにアップすることがわかりました。 ごぼうには、よく知られている食物繊維を始め、多くの健康成分が含まれています。特にサポニンは、悪玉コレステロールを分解、若返りの作用があり、イヌリンは、冷えやむくみに効果があります。

ごぼう茶の作り方

ごぼう茶は、ゴボウさえあればご家庭で簡単に作ることができます。

手順

①泥付きのごぼうを買ってくる ②ささがきにする ③天日で干す

 
 
 
 
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④フライパンで煎る

 
 
 
 
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⑤適量をティーポットに入れて、お湯を注ぐ ⑥ごぼう茶葉の完成!

ごぼうポタージュ

<材料> ごぼう10cm 生姜:一欠(あれば) 玉ねぎ1/4 (あれば) 水100cc バター 少し 豆乳(牛乳) 50cc 塩コショウ少々 <作り方> ① 玉ねぎはスライス、ゴボウは斜め切りして水につけておく ② 玉ねぎとごぼうをバターで炒める ③ 水を加えて煮込む ④ ③のものを少し冷まし、ミキサーにかける ⑤ 豆乳を入れて再度温め完成

 
 
 
 
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朝か夜に暖かいゴボウスープを飲むと、食物繊維が腸内をお掃除してくれます。便秘で悩んでいる方は、3~4日続けて飲むことをオススメ! 便秘のぽっこりお腹も解消され、内臓の働きも改善し代謝も良くなります。 下半身にも血液がいきわたり、身体も軽くなります♪

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