温泉の成分で比較!「2018年温泉総選挙ランキング」うる肌部門TOP5の温泉
温泉総選挙なるものを皆さんご存知でしょうか。温泉総選挙ランキングは、「旅して日本プロジェクト」が主催しているイベントで、今年で3年目を迎えたようです。 2018年度の温泉総選挙は、2018年5月14日〜2019年1月31日に投票が行われていました。 今回は2018年度の温泉総選挙とうる肌部門の温泉の紹介をいたします。
温泉総選挙とは
温泉総選挙は、日本初の「温泉地のリアルタイム情報サイト」としての役割も担っています。 温泉総選挙のURL:https://onsen-ouen.jp/ 温泉総選挙は、部門別にエントリー温泉が分類されているので、目的に合わせて温泉地を探すことも可能です。
- リフレッシュ
- うる肌
- スポーツ・レジャー
- 健康増進
- ファミリー
- 歴史・文化
- 女子旅
- 外国人おもてなし
- 絶景
例えば、「美肌効果のある温泉に行きたい!」と思っている方は、「うる肌」部門のエントリーしている温泉から探してみてはいかがでしょうか。
2018年度うる肌部門でTOP5に輝いた温泉
第1位 山口県 長門市 油谷湾温泉
出典:https://www.instagram.com/yokikan_okafuji/(@yokikan_okafuji)
2017年もうる肌部門と絶景部門に輝いた油谷湾温泉。今年もうる肌部門で一位になりました。圧巻の絶景と泉質が人気の秘訣。 元乃隅稲成神社や棚田百選に選ばれた東後畑の棚田の近くでもあり観光地としても魅力がたくさん。
元乃隅稲成神社
出典:https://www.instagram.com/5c.__.o6/(@5c.__.o6)
温泉地の泉質
- 単純温泉
また、油谷湾温泉は、pH9.6のアルカリ性単純泉なので、肌の角質をとる美肌効果があります。 アルカリ性単純温泉はpH値8.5以上で、弱アルカリ性単純温泉はpH値7.5以上です。肌が弱い方は、アルカリ性単純温泉よりも弱アルカリ性単純温泉がオススメです。
第2位 岡山県 真庭市 湯原温泉郷
湯原温泉砂湯
出典:https://www.instagram.com/baenokuni.official/(@baenokuni.official) 湯原温泉は、湯原ダムの真下に広がる温泉地です。 ダムの下にある露天風呂「砂場」は全国露天風呂番付で西の横綱にランクインしたことでも有名です。
温泉地の泉質
- 単純温泉
切傷に効く湯治の効果、美肌の効果があるとされています。
第3位 東京都 あきる野市 秋川渓谷 瀬音の湯
出典:https://www.instagram.com/lavieco.24k/(@lavieco.24k) 昨年の総選挙に続き、今年もうる肌部門で第3位。 五日市線の終着駅「武蔵五日市駅」から瀬音の湯経由上養沢行きのバスで約17分。車でも駐車場があるので、行くことができます。 東京の喧騒を忘れさせてくれる自然豊かな秋川渓谷で疲れを癒す人も多く、トレッキング帰りにも寄っていくにも最適な温泉です。
温泉地の泉質
- 単純温泉
- 硫黄泉
地下1,500mから湧出し、アルカリ度が高い温泉水です。お湯はpH10.1で美肌の湯として効果が期待できます。
硫黄泉は筋肉疲労や冷え性などの一般適応症のほか、 殺菌力が強く、アトピー性皮膚炎、性慢性皮膚病などに効果があると言われています。 飲用としては高コレステロール血症や便秘や糖尿病、痛風に効果が期待できます。 秋川渓谷 瀬音の湯の公式HP:http://www.seotonoyu.jp/
第4位 宮城県 大崎市 鳴子温泉郷
出典:https://www.instagram.com/_tenmus_jpn/(@_tenmus_jpn) 宮崎県北部の米どろこに広がる温泉郷で、奥州三名湯の1つです。 「川渡温泉」「鳴子温泉」「東鳴子温泉」「中山平温泉」「鬼首温泉」の五ヶ所の温泉地を総称して鳴子温泉郷と言います。多彩な温泉郷で湯巡りが楽しめます。
温泉地の泉質
新泉質分類10種類のうち8種類の泉質が吹き出している温泉郷です。
- 塩化物泉
- 単純温泉
- 炭酸水素塩泉
- 硫酸塩泉
- 含鉄泉
- 酸性泉
- 硫黄泉
- 二酸化炭素泉
硫黄泉でもあり、切り傷、やけど、慢性皮膚病、肌トラブルにも効くとされています。うる肌部門でランクインしていますが、8つの泉質が体調の不調の解消に期待も?!
佐賀県 嬉野市 嬉野温泉
栃木県の「喜連川温泉」、島根県の「斐乃上温泉」と並んで、日本三大美肌の湯の一つで佐賀県を代表する温泉の一つです。 成分にナトリウムが多く含まれて、きめ細かな肌質に蘇っていくと言われています。 嬉野温泉地で人気の温泉湯豆腐は、弱アルカリ性の温泉水で豆腐を煮るので、豆腐をとろとろにとろけさせます。
出典:https://www.instagram.com/p/BtrhMEknCv7/(@BtrhMEknCv7)
温泉地の泉質
- 塩化物泉
- 炭酸水素塩泉
ナトリウムを多く含む炭酸水素塩泉で角質を軟化したり、皮脂を乳化して洗い流したりする作用があります。塩化物泉には保湿効果や血行の循環効果があり、美肌効果が期待できます。 また飲むと胃腸や肝臓の機能を活性すると言われています。
美肌の泉質とは?
pH7.5以上の(弱)アルカリ性温泉には、お肌をトロトロ、ヌルヌルするような肌触りにしてくれる特徴があります。それはアルカリ性温泉には、皮脂の汚れをとったり、角質をとったりしてくれる乳化作用があるからです。 「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」が含まれている温泉が美肌に効果的とされています。 炭酸水素塩泉は、角質をとったり、毛穴の汚れをとったり、皮膚表面のトラブルを改善したりする作用をします。 硫酸塩泉は、肌の脂分をとる働きをし、ニキビやオイリー肌の改善などに効能があるとされています。 硫黄泉は、血管拡張作用があり、高血圧や動脈硬化などに効能があり、生活習慣病の湯とも呼ばれています。また殺菌力が強く、皮膚の角質を柔らかくし、皮膚疾患の改善効果が期待できます。 美肌目的に温泉に行く際は、泉質をぜひ確認しておきましょう。