受験生応援シリーズ!ゲン担ぎになる食事は?
12月に入りいよいよ受験シーズンも本番を迎えました。
試験直前なると精神的にも不安が増してきて、集中力が途切れがちになります。
そんな時に、自信を持てるようゲン担ぎになる食べ物を食べる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は受験生にオススメするゲン担ぎになる縁起のいい食事を紹介していきます。
ご家庭で縁起の良い食べ物を出したいけれども、どんなものがいいか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
そもそも「ゲン担ぎ」とは?
ゲン担ぎとは「過去に起こった良い事を繰り返すことでいい成果を出す」という意味で使われます。
ゲン担ぎの方法は、様々な習慣や慣例、各自のジンクスなどの様々な形が存在していますが、食べ物に関しては見た目や語呂などが由来しているケースが多いです。
ちなみに、ゲン担ぎの言葉自体は「逆さ言葉」が由来と言われています。
逆さ言葉とは文字通り言葉を逆にして読むことで、例えば、六本木のことを「ギロッポン 」、銀座のことを「ザギン」というように読むことです。
この逆さ言葉は江戸時代に流行したと言われており、縁起を「ギエン」と呼ぶようになったことから「ゲン」となまるようになり、ゲンを担ぐという言葉が生まれたそうです。
また、仏教用語では修行を行なった僧侶の成果のことを「験」と言い表します。
言葉の読み方が同じであったことから「験を担ぐ」と表記される様になり、世間に広まったそうです。
受験生おすすめ!受験で勝つ縁起のいい食事
それではここから受験生におすすめしたい、受験で勝つための縁起の良い食事を紹介していきます。
カツ丼
カツ丼は縁起の良い食事の中でも定番のものです。
カツ丼の「カツ」という字を「勝つ」に置き換えて「勝つ丼」とできるため縁起がいいとされています。
カツ丼を食ベて勝負運を上げることで、勝負事に勝てるようにという願いが込められています。
受験も他社との競争という意味では勝負事と言えるため、試験前にカツ丼を食べて運気を上げようとする方が多くいます。
栄養的にも良く、豚肉が含まれているためビタミンB1を豊富に摂取することができるのも嬉しい点です。
ビタミンB1には摂取した糖質をエネルギーに変換するのを促す作用があり、疲労回復や集中力維持の効果が期待できます。
糖質を多く含むご飯、ビタミンB1の吸収を促進させるアリシンを含んだ玉ねぎと一緒に摂取することで、素早くエネルギー補給をするのに貢献してくれる食事です。
おむすび
続いて縁起が良いとされている食事はおむすびです。
おむすびを「お結び」と変換して読むことで、良縁をつなぐという縁起のいい言葉になります。
良縁の意味が恋愛における意味に捉えられがちですが、おむすびで表す良縁はビジネスや学業での良縁を意味します。
おむすびには、第一志望の学校や企業といい縁で結ばれ、試験や面接に合格できるという願いが込められています。
縁起がいいとされるのは語呂だけでなく、おむすびが山の形に握られているため、山の頂点に神が宿ると信じられていることからも縁起が良いとされています。
おむすびに入る具材としてはさらに縁起を良くするため、喜ぶを表す「昆布」や勝つを表す「かつお節」などが具材として良いでしょう。
伊達巻
伊達巻はおせち料理の1品としてよく出されており、縁起の良い食べ物です。
伊達巻は形が巻物に似ているため、学業成就に縁起がいいとされています。
なぜかというと、巻物は昔から文章を記したものとして勉強に使われており、知識を表す象徴として考えられているからです。
おせち料理として出てくる理由は、1年の始まりの日に食べることで、より多くの知識を吸収し学業が成就することを願いとしてこめています。
タコ
たこも縁起の良い食べ物としてよく食べられています。
タコは英語でオクトパスと表記し、語呂合わせで「置くとパス(合格)」と変換できるため、受験に縁起のいい食べ物として扱われています。
タコは栄養価自体も非常に高く、疲労回復作用のあるタウリンをはじめ、免疫に良いとされる亜鉛や貧血予防につながるビタミンB12が豊富に含まれています。
タコの唐揚げやたこ焼きなど簡単に調理できる食事なので、勉強の合間に食べるのにもおすすめです。
ウインナー
受験におすすめの縁起の良い食べ物5つ目はウインナーです。
ウインナーは「WINNER(勝者)」とも表記できるため、 勝負事に縁起の良い食べ物とされています。
もし受験で勝つという思いを込めて食べるのであれば、赤いウインナーがおすすめです。
赤は「勝つ」という意味が込められた色のため、 ウインナーと合わせればよりゲンを担ぐことができるでしょう。
かつお節
おにぎりの具材としておすすめしたかつお節も縁起の良い食べ物です。
かつお節は「勝つお節」とも表記できるため、勝負事に縁起の良い食べ物とされています。
かつお節自体は、和え物などの上に乗せたり、ご飯のふりかけとして使えるなど様々な料理に取り入れやすいです。
普段の料理に気軽に取り入れることができるため、料理の時間があまりない時でもゲンを担ぐにはぴったりの食べ物と言えるでしょう。
ゲン担ぎでも食事をする時には消化の良いものを
受験が迫ってきて精神的なプレッシャーを感じることから、受験生は緊張やストレスが多く胃腸の働きが悪くなりがちです。
ゲン担ぎになる食事をする時でも、なるべく消化の良い食事を心掛けていきましょう。
特にファーストフードは胃腸に負担のかかるものが多く含まれているため、なるべく避けることをおすすめします。
ファーストフードは血糖値を急上昇させるような食品を多く含んでいるため、眠くなりやすくもなるので集中力の低下にもつながります。
消化の良い食べ物でおすすめなのは雑炊や鍋焼きうどんなどが季節的にも良いでしょう。
雑炊や鍋焼きうどんに先程のかつお節などを組み合わせればゲン担ぎにもなります。
寒い季節なので体温を上げるためにも生姜などを入れてみるのもおすすめです。
縁起の良いものを食べ受験に勝とう!
ここまで受験生におすすめのげん担ぎになる食事を紹介してきました。
受験シーズンは精神的なプレッシャーも強くのしかかるため、合格できるかどうか不安になりがちです。
ゲンを担ぐことで、精神的な安定を得ることができ、目の前の勉強に集中しやすくなります。
積極的に縁起の良いものを食べて、第一志望の学校に合格できるよう勉強を頑張っていきましょう。