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アーユルヴェーダの一つ「トリカテゥ」とは何か?

食・料理
YOKARE編集部
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アーユルヴェーダの一つ「トリカテゥ」とは何か?

トリカテゥは、アーユルヴェーダの処方の一つです。
トリカテゥはTri-katuと書かれますが、「トリ」は3を、「カトゥ」は辛くて辛いハーブを意味し、Tri-katuで「3つのスパイス」または「3つのコショウ」を意味しています。三辛薬とも言われます。

胃、呼吸器、消化器の機能をサポートし、代謝と循環を改善し、栄養素の吸収を助けるために使用されます。

今回はトリカテゥの成分、トリカテゥの効能について紹介します。

トリカテゥの3つのスパイス

トリカテゥの3つの成分は、黒コショウ ( Piper nigrum )、ロングペッパー ( Piper longum )、ショウガ ( Zingiber officinale )です。

ショウガ

ショウガは 、日本料理の薬味としておなじみです。ショウガの生産ははインド、中国、スリランカ、東南アジアの多くの国々の暖かく湿った地域で、日本の主な産地は高知県です。ヨーロッパでは乾燥させてスパイスとして使うのが一般的で、ショウガを生で食べるのは日本独特の習慣なようです。トリカテゥでもショウガパウダーを使います。

ショウガ

ロングペッパー

ロングペッパーは、和名はヒハツです。香りはシナモンのようで、味はコショウにどちらかというと近いです。果実、黒みがかった緑色の細長い果実で、果穂が密集しています。ロングペッパーは南アジアとインドの暑い地域が原産です。

ロングペッパー

ブラックペッパー

ブラックペッパーも家庭のキッチンでおなじみのスパイスです。果実は長楕円形で、熟すと真っ赤で、乾燥すると黒色になります。黒胡椒はインドの熱帯地域が原産ですが、スリランカ、中国、アフリカでも栽培されています。

ブラックペッパー

トリカテゥの効能

トリカテゥに使われる3つのスパイスは、それぞれ頼もしい役割があることは知られています。例えば、ショウガは体を温める効果があり、冷えに効くというのは広く知られていますよね。

アーユルヴェーダによれば、3つの頼もしいスパイスを使うトリカテゥは、消化が停滞しているときにアグニを燃やすのに役立ちます。

アグニとは「消化の火」を意味し、消化力と考えることができます。
摂取した食物が未消化のまま放置されると、アーマ(体内の有毒残留物)が形成され、消化不良を引き起こします。トリカテゥはアグニを燃やし、アーマの燃焼を助けます。

アーユルヴェーダでは咳はカパのエネルギーが乱れて起きると一般に知られています。カパとは水のエネルギーで、油性、湿性を持ちます。トリカテゥは咳や風邪に効果的なハーブと考えられています。

アーユルヴェーダによる、トリカテゥの主な用途は下記になります。

  • 余分な脂肪を燃やす
  • 毒素を除去する
  • 呼吸機能をサポート
  • 体から粘液を取り除く
  • 代謝を高める
  • 循環を改善する

また、トリカツは、カパ・ドーシャの傾向のある人を若返らせるのにも役立ちます。カパ・ドーシャの傾向があると、太りやすく、ため込みやすい体質で、水分を取りすぎたり、寝すぎるとむくみが出たりします。
ちなみにドーシャとはアーユルヴェーダの概念のひとつで、ドーシャと言われる生命エネルギーを持っていると考えられています。さらにドーシャは「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(地)」の3つの性質からなると考えられています。
 

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