スターフルーツってどうやって食べる?美味しい食べ方やレシピを紹介
黄色に星形の断面と、見た目がとっても可愛いスターフルーツ。
料理に使われているととってもお洒落な食材ですが、どうやって食べたらいいのかよくわからないという方も多いのでは?
最近は外食する機会が減り、自炊が増えたという方も多いなか、ちょっと気分が上がるスターフルーツを使ってお洒落な料理にチャレンジしてみましょう。
ここでは、スターフルーツの美味しい食べ方やレシピを紹介したいと思います。
スターフルーツとは?
スターフルーツはバナナのように鮮やかな黄色をしており、カットするとその断面が星形に見える可愛いフルーツです。
南国のイメージの強い果物ですが、日本でも少しづく手に入る場所が増えています。
原産地
スターフルーツは、カタバミ科ゴレンシ属の柑橘系の果物で、小さく可愛らしいピンク色の花を咲かせるのが特徴です。
原産地は南インドですが、今では東南アジアを中心に、ブラジルやハワイなどでも栽培されています。
南国の雰囲気漂うフルーツですが、日本では沖縄県で比較的手に入りやすくなっています。
名前の由来
スターフルーツの名前の由来は、切った時の断面が星形であることから来ています。
ちなみに和名は五歛子(ごれんし)と言い、和名も同じく5つの角を持つ星形をしていることから名づけられたとされています。
スターフルーツの食べ方
スターフルーツは果実部分を生食することができ、サクサクと梨のような触感が特徴のフルーツです。
味はあっさりとしており、酸味が強く甘さは非常に控えめです。
そのまま食べても美味しいのですが、味が薄めなので酢漬けや砂糖漬けで食べるとさらに美味しく食べることができます。カリウムや食物繊維が豊富なので、便秘解消や浮腫み予防にもおすすめの食べ物ですよ。
食べ頃
フルーツの食べ頃って意外と難しいですよね。
特に食べ慣れていない珍しいフルーツは、食べ頃を見極めるのが難しいものです。
スターフルーツの食べ頃は、果実が熟す一歩手前の頃。
色が緑色から黄色に変わる過程で、ほんの少しまだ緑色が残っている頃が食べ頃です。
買ったときにまだ全体が緑色の時は、室温に置いて追熟し、食べ頃になったら冷蔵庫で保存すると良いでしょう。
切り方
スターフルーツと言ったら、星形の断面。
断面を星形にしたい場合は、両端を少し切り落とし、そのまま5mmほどの厚さに輪切りにしていくと綺麗な星形が現れます。
皮や種が気になるという方は、縦の溝に沿って櫛形にカットすると、食べるときに皮や種を剥がしやすくなりおすすめですよ。
ただし、この切り方だと星形にはならないので、見た目より食べやすさ重視の場合にやってみると良いでしょう。
スターフルーツのレシピ
スターフルーツの皮はとても薄いので、皮ごと食べることができます。
食べる前はスターフルーツをしっかり洗って、皮ごと調理してみましょう。
スターフルーツのサラダ
スターフルーツは酸味があり甘すぎないので、サラダにもピッタリ。甘いものが苦手な方はまずはサラダで楽しんでみましょう。
引用:https://www.instagram.com/hiro.iro/
【材料】
- ベビーリーフミックス 200g
- スターフルーツ 1個
- 生ハム 50g
- ミニトマト 6個
- 塩 少々
- こしょう 少々
- オリーブオイル 大さじ3
- リンゴ酢 大さじ1
【作り方】
- スターフルーツは良く洗い、角の部分を包丁で削ぎ落して星形になるように2mm幅に切っていきます。
- ミニトマトは半分にカットしましょう。
- 器にベビーリーフミックスを盛り、ミニトマト、生ハム、スターフルーツをバランスよく盛り付けます。このとき、星形が見えるようにスターフルーツを上の方に盛り付けるのがおすすめですよ。
- オリーブオイル、リンゴ酢、塩、こしょうをよく混ぜてドレッシングを作り、食べる直前に③にかけたら完成です。
スターフルーツのピクルス
スターフルーツはピクルスにすることで、保存がきき長く楽しむことができます。
たくさん手に入ったときは、一部をピクルスにしておくと良いでしょう。
引用:https://www.instagram.com/cafe6yasuko/
【材料】
- スターフルーツ 2個
~ピクルス液~
- 水 100ml
- 酢 250ml
- 砂糖 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 鷹の爪 1本
- ローリエ 1枚
【作り方】
- 保存容器は煮沸消毒または食品用アルコールで消毒し、よく乾燥しておきます。
- スターフルーツは良く洗って角の部分を包丁で削ぎ落し、断面が星形になるように3mmほどの薄さにスライスしましょう。スライスした後は、キッチンペーパーなどで水分を良く拭き取っておきます。
- カットして水分を拭き取ったスターフルーツを保存容器に入れます。
- 鍋にピクルス液の材料を入れ、中火にかけて沸騰したら③の容器に流し込みます。
- そのまま粗熱をとり、冷蔵庫に入れ1日半から2日置いたら食べ頃です。
スターフルーツのシロップ漬け
酸味が強く、甘さが少ないスターフルーツ。
デザートとして楽しみたい場合は、シロップ漬けにするのがおすすめです。
シロップ漬けは炭酸水で割ってジュースとして飲んだり、ヨーグルトに乗せて食べるとおいしいですよ。
【材料】
- スターフルーツ お好きな分量
- 砂糖 スターフルーツと同量
【作り方】
- 保存する瓶は煮沸消毒し、よく乾燥しておきます。
- スターフルーツは良く洗って角の筋を包丁で削ぎ落し、断面が星形になるように3mm幅にカットしてください。
- カットしたスターフルーツは、なかの種を丁寧に取り除いておきましょう。
- 瓶に材料の砂糖の一部を敷き、カットしたスターフルーツの一部を入れ、さらにその上からもう一度砂糖を重ねます。これを何度も重ね、最後は砂糖が一番上になるように敷き詰めていってください。
- 蓋をして常温で放置し、砂糖が溶けてきたらときどき瓶を軽く揺らして混ぜます。
- 一週間ほどし、砂糖が完全に溶けたら完成です。甘さの弱いスターフルーツですが、砂糖漬けにして甘さが強くなります。
そのまま食べると甘すぎるので、炭酸水で割ったり、ヨーグルトにトッピングして食べると良いでしょう。
星形の断面がとっても可愛いスターフルーツ。生食ができて気軽に食べることができる果物ですが、やや酸味が強く甘さが少ないので、ほかの果物のような感覚で食べるとなんだか味が薄いと思ってしまうことも。
しかし、スターフルーツは工夫次第でサラダにもデザートにも使いやすく、おすすめの果物なのです。
スーパーなどで見かけたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。