2025.11.06

成城石井が「立冬フェア～チーズとワインでおいしい冬支度～」を開催。ソムリエ厳選ワインとのペアリングを試食レポート

物価高のなかでも、家で”ちょっと贅沢”を楽しみたいというニーズが高まっている。そんな中、成城石井は11月7日（金）の“立冬”に合わせ、「立冬フェア～チーズとワインでおいしい冬支度～」を全国226店舗で開催する（公式オンラインストアでも一部取り扱いあり）。
フェアでは「チーズとワイン」をテーマに、自家製惣菜やデザート、加工チーズなどの新商品が登場。
ソムリエとチーズプロフェッショナルが試食・試飲を重ねて選定した“冬に合うペアリング”を提案する。開催に先立ち、メディア向けの試食会が行われた。

冬にぴったりの「チーズ×ワイン」ペアリングとは？

今回のテーマは「チーズとワイン」。

フランスから輸入しているカマンベールチーズは、直近5年間で3割以上値上がりしているという。成城石井では自社輸入やセントラルキッチンの活用などにより、中間マージンを極力抑えるなどの工夫を重ねている。

「チーズ単体だと手に取りにくい価格になってしまいます。付加価値が高く、手の取りやすい価格でこだわりのあるものを届けたいという思いで、今回のフェアではチーズを使った料理を提案しています。」と成城石井商品本部商品部部長星野鉄兵さん。

手の取りやすい価格帯のチーズと合うワインも提案。

価格が上がっているのはワインも同様。ボジョレヌーボーの価格高騰を受けて、2022 年から「立冬ヌーヴォ」と称し発売している「ジョニーQ ヌーヴォ」。距離的にも近いオーストラリアからは船での輸送が可能なため価格も抑えられるという。

ペアリングの基本は、“同じ方向の味を重ねる”こと。たとえば酸味には酸味、熟成にはうまみ、そして力強くエレガントなワインには、コクのある濃厚な味わいを合わせる。

ジョニーQ ヌーヴォをはじめとした成城石井オススメのペアリングは店内でも確認できる。

注目は3時間以上煮込んだ牛ホホ肉を使ったポテトグラタン

「成城石井自家製 3 種チーズと牛肉ラグーソースのポテトグラタン」（647円／税込）は、3時間以上煮込んだ牛ホホ肉と野菜の旨みが詰まったラグーソース、ひとつ手作業で丁寧に皮を剥いるジャガイモを使っている。

チーズは、モッツァレラ、ゴーダ、パルミジャーノ・レジャーノの 3 種類。

おすすめのワインは「ジョニーQ ヌーヴォプレミアム2025」。エレガントで力強いマクラーレン・ヴェイルのシラーズとスパイシーで柔らかなパッサウェーのシラーズが7割。フルーティでフレッシュ感のあるピノノワールが3割。
濃厚なチーズや牛肉の強い旨みには、シラーズの力強い味わいが合う。

「成城石井自家製 3 種チーズの国産豚肉団子」（755円／税込）。ローズマリーやナツメグを効かせた肉団子の上から、トマトソース、レッドチェダーを使用したチーズソースをかけ、その上からレッドチェダー、モッツァレラ、ゴーダの 3 種類のチーズをトッピング。
「ジョニーQ ヌーヴォ 2025」の酸味とバランスが良い。食べ応えがありながら、どこか上品な味わいだ。

「成城石井自家製イタリア産リコッタチーズとバジルのトマトソースパス」（647円／税込）は、トマトの酸味とリコッタのまろやかさがバランスよく、こちらも「ジョニーQ ヌーヴォ 2025」と好相性。

ジョニーQ ヌーヴォ 2025にブレンドされているグルナッシュやピノノワールの酸味にトマトソースの酸味がマッチ。熟成感のあるシラーズもブランドされているので、旨みを引き立てる。

「原価を1円までこだわっている商品です。リコッタと言えればそれで良いわけではないので、リコッタチーズの品質や味も吟味して選定しています。」と成城石井商品本部商品部次長小林さゆりさん。

チーズ新商品「クリームチーズたまり醤油漬」は発泡酒でやみつき

チーズの中で特に印象的だったのは「成城石井クリームチーズたまり醤油漬」（539円／税込）。
おすすめのワインは9カ月熟成の発泡酒「ヴーヴアンリブリュット」。瓶内二次発酵による香ばしい香り、9カ月熟成のまろやかさが特徴のワイン。9カ月熟成のまろやかさがたまり醤油のあるうま味にぴったり。香ばしい香りも醤油の風味に合い、意外にあっさり食べられるため、やみつきになる。

「成城石井メープルシロップとピーカンナッツのクリームチーズ」（539円／税込）はデザート感覚で楽しめる一品。メープルの甘さとナッツの香ばしさが「ジョニーQ ヌーヴォ 2025」のフルーティーな香りと溶け合い、午後の軽いワインタイムにもぴったり。