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いぶりがっこの「漬け汁」をアップサイクルした「秋田県ジン」が誕生

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YOKARE編集部
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いぶりがっこの「漬け汁」をアップサイクルした「秋田県ジン」が誕生

秋田県男鹿市の早苗饗(さなぶり)蒸留所は、「県ジンプロジェクト by agataJapan」の第22弾商品として、秋田名物「いぶりがっこ」を使用した「秋田県ジン」を製造・発売した。
一般販売に先駆け、CAMPFIREではクラウドファンディングによる先行販売も開始されている。

  • 全国47都道府県の魅力をクラフトジンで発信する「県ジンプロジェクト」
    スターマーク株式会社が展開する「県ジンプロジェクト by agataJapan」は、日本各地の特産品をキーボタニカルとして使用し、全国47都道府県それぞれの魅力をクラフトジンに込めて発信する取り組みだ。千葉県の特産品である落花生を使用した「千葉県ジン」を第1弾として、これまで各地域の特産品を活用した個性的な「県ジン」が生み出されてきた。

今回、第22弾として選ばれたのが秋田県。そして、その素材として着目されたのが、秋田を代表する食文化のひとつ「いぶりがっこ」だった。

着目したのは、いぶりがっこの「漬け汁」

今回の秋田県ジンづくりで特徴的なのは、いぶりがっこの漬け汁を活用している点だ。
いぶりがっこは、燻製した大根を漬け込んでつくる秋田の伝統的な漬物。全国的な需要が高まる一方、その製造工程で使用される漬け汁には、砂糖、食塩、米ぬかなどが使われているにもかかわらず、製造後の活用先が限られていた。

(画像提供:株式会社雄勝野きむらや様)

いぶりがっこの漬け汁の活用については、ここ数年、秋田県総合食品研究センターが中心となって産官で連携してその活用方法を研究していた経緯もあり、いぶりがっこの漬け汁に着目した。

いぶりがっこの漬け汁が商品化されている「いぶりがっこ本舗 きむらやのだし」がある。メインボタニカルとして秋田県にかほ市に拠点をおく日南工業株式会社様が製造する「いぶりがっこ本舗 きむらやのだし」を使用した。

いぶりがっこの燻製香とジンらしい爽やかさ

ジンとしての飲みやすさを保ちながら、いぶりがっこならではの香りをどこまで表現するかが、今回の商品づくりのポイントとなった。
完成した「秋田県ジン」は、ジュニパーベリー(ヒノキ科の針葉樹)によるジンらしい香りに加え、いぶりがっこを思わせる燻製香や酸味が広がる味わいに仕上げられている。
さらに、野菜由来の丸みのある甘みとジン特有の爽やかさが組み合わさり、一般的なジンとは異なる、秋田ならではの味わいを目指している。

地域資源を生かした蒸留酒づくり

早苗饗蒸留所は秋田県男鹿市で2025年1月から稼働を開始した。
昔の農家の人たちが、酒蔵から酒粕を買い取り、それを蒸留して残渣を畑の肥料にし、蒸留液を田植えの後の神事である「早苗饗」で飲んでいた。
早苗饗蒸留所では、その文化を現代的に再現し、酒や食品を通して酒粕に新たな価値を与えていくことを目指している。
これまでにもTWSC2026(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2026)で、「山椒スピリッツ」「SANABURIジン」の2製品がW金賞を受賞するなど、少しずつその取り組みが評価されてきた。

「秋田県ジン」はCAMPFIREで先行販売

「秋田県ジン by agataJapan」は、一般販売に先駆けてCAMPFIREでクラウドファンディングによる先行販売が行われている。
販売価格は500ml・6,600円(税込)、アルコール度数は40%。

その後、スターマーク株式会社が運営するECサイト「老舗通販.net」や楽天市場、東京都内の飲食店などでの販売に加え、ベトナム・ホーチミン高島屋内の「agataJapan.cafe YUKIMURA」をはじめ、海外での展開も予定されている。

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