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ヒト幹細胞培養液のリーディングカンパニーに聞く!#1「ヒト幹細胞培養液の基礎知識」

美容
YOKARE編集部
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ヒト幹細胞培養液のリーディングカンパニーに聞く!#1「ヒト幹細胞培養液の基礎知識」

ここ数年、再生医療の発展に伴い、ヒト幹細胞培養液を使った化粧品が話題になっています。読者の皆さんも既に使っている方もいれば、これから使ってみたいという方もいるのではないでしょうか?

そこで今回はヒト幹細胞培養液のリーディングカンパニーであるアンチエイジング株式会社にヒト幹細胞培養液について話を聞いてきました。
アンチエイジング株式会社は2012年に設立し、ヒト幹細胞培養液を韓国から日本に紹介している会社です。
日本に持ち込む以前には幹細胞培養液という化粧品原料は日本国内には存在していませんでしたが、アンチエイジング株式会社が初めて日本に持ち込んでから日本でもヒト幹細胞培養液が化粧品として使われるようになりました。

韓国で人気になった「ヒト幹細胞培養液」の日本での浸透具合

今日本でどのぐらい市場に浸透しているのかという市場規模の形でははっきりした数字は出ていません。
しかし、ヒト幹細胞培養液の市場は確実に広まっています。

例えば、先日の大阪の化粧品開発展という化粧品業界の原料の展示会やビューティーワールドというエステティック業界の展示会・トレードショーでは、「幹細胞培養液」というのは1つのトレンドー流行りの原料、つまり化粧品の1つのトピックとになっていました。

化粧品業界の関係者向けの展示会などでは、幹細胞培養液、NMN、CBDは御三家と言われています。幹細胞培養液、NMN、CBDがトレンドの素材になっていて、多くの企業で注目の新製品として取り上げられています。

さらにアンチエイジング株式会社に限った話で言えば、ヒト幹細胞培養液の売上は2019年から2020年は倍近くになってますし、今年に関しても去年の倍近くの売上になっています。
ですので、ヒト幹細胞培養液の市場自体は今まさに拡大している最中と言えるでしょう。

今後もヒト幹細胞培養液は大きなトレンドとして浸透し続けていく

おそらく今後もトレンドとしては浸透していくでしょう。

アンチエイジング株式会社がヒト幹細胞培養液の取り扱いを開始した時はエステサロンなど対面販売でヒト幹細胞培養液の説明ができるような店舗での採用が中心で、2018年ぐらいまで店舗中心に提供してきました。
2019年ぐらいからはヒト幹細胞培養液という化粧品原料の知名度が上がり、一般の方の知名度が上がったということもあってオンラインでの販売が多くなっているそうです。

一般の方での認知も広がり、メディアでも多く取り上げられているので、今後もヒト幹細胞培養液はより浸透していくことが予想されます。

まず幹細胞とはどのような細胞なのか?

人間の細胞には自己複製能と分化能の2種類の能力があり、両方の能力を備えているのが幹細胞です。

自己複製能とは、例えば我々の体の細胞というのは皮膚の細胞は皮膚の細胞として細胞分裂でき、筋肉の細胞は筋肉の細胞として細胞分裂できる仕組みになっており、このような自分と同じ細胞を作る能力を自己複製能と言います。
自己複製能は体内のほとんどの細胞が持っている能力ですが、幹細胞は加えて他の細胞に分化して増殖することができます。
細胞の種類が変わって増殖できる能力を分化能と言いますが、この自己複製と分化能という能力の両方を持っているのが幹細胞と呼ばれる細胞です。

ではヒト幹細胞培養液はどのような特徴をもつのか?

幹細胞を培養していると、幹細胞はさまざまな成分を培養液中に分泌します。
十分に成分が含まれた培養液から幹細胞を取り除いたものがヒト幹細胞培養液という化粧品原料です。

基本的に幹細胞は普段は何もしてない細胞です。ですが、何かトラブルを受け体に異常が起きたときに細胞自身がそのトラブルを治す細胞に分化するようなことだったり、細胞にトラブルを解決するよう指令を与えるというような仕事をしているのが幹細胞です。

そして他の細胞に指示を与えるという幹細胞の働きを利用しているのが幹細胞培養液です。
培養液に含まれている成分は創傷治癒を促すような成長因子が含まれているため、肌のシワやたるみなどのスキンケアの成分としてあらゆる働きをしています。

また、人によってヒト幹細胞培養液を使った時の感じ方は異なってきます。基本的に仕事をするのは細胞なのでコラーゲンをたくさん作りなさいという指令もあれば、肌のバリアを強化しなさいといういう指令もあります。なぜかというと個々人におけるトラブルに対処しているからであって人によってトラブルが違うからです。

年齢に応じても変わりますし、弱っているところが変わってきます。
自身のトラブルにいろんな形で対応してくれるというのが幹細胞培養液なので、人それぞれ感じ方が違ってきます。

アンチエイジング株式会社がヒト幹細胞培養液を扱おうと思ったきっかけ

もともと原料を仕入れている会社が韓国の中でも幹細胞培養液のビジネスを始めたのが早い会社だったそうです。
韓国のマーケットだけではなくて日本に進出したいと思ったときに、先代の社長が日本と韓国を結ぶコンサルティング会社をやっていました。
そこで日本でマーケットリサーチしてくれないかという依頼を受けたのが最初のきっかけだそうです。

調べていく中で、どうやらヒト幹細胞培養液を販売できそうだということがわかったそうなのでアンチエイジングという会社を設立して韓国から原料を輸入するようになったという流れです。

ヒト幹細胞培養液がここまで広がった要因

例えばプラセンタっていうのは胎盤を使ったものですが、人の胎盤を使ったものを注射するというようなことが美容の世界では当たり前に行われており、市民権を得ている状態になっています。
こう言った背景があるため、同様にヒト幹細胞培養液も受け入れられたのではないかと考ええられます。

実際に多くの化粧品会社やエステサロンがヒト幹細胞培養液を採用していますが、そういった販売の場面では当然ながら対面販売で、売る方と買う方が友人であったり継続したお付き合いをされている方が多いそうです。
そういった販売の場面で現在に至るまで長く購入が続いているというのは基本的に問題がないし効果が体感できるから続いていると言えるでしょう。

 

アンチエイジング株式会社

商号|アンチエイジング株式会社
代表者|代表取締役 牛島 美樹
設立|2012年8月8日
資本金|15,775,000円
事業内容|化粧品原料販売及び製品企画
本社所在地|〒107-0062 東京都港区南青山3-4-6 AOYAMA346 3F
電話番号|03-3478-0248
メール|info@anti-ageing.co.jp

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