シルバーバイン(マタタビ)抽出液の美容成分を紹介!くすみ肌をサポートする守りのエース

メイクしても顔色が冴えない、いつも使っているファンデーションなのに白浮きして見えることがありませんか?それ、もしかしたら「くすみ」のサインかもしれません。
くすみ対策の美容成分はたくさんありますが、近年人気なのが猫も大好きなあのマタタビ。マタタビは英語でシルバーバインと言われています。
今回は最新の研究結果を踏まえて、くすみ対策の美容成分シルバーバイン果実抽出液をわかりやすく解説します。
気になるくすみは、酸化ストレスが引き起こす「カルボニル化」のせいかも?
気になる肌のくすみ、実は原因はひとつではありません。
- メラニン色素の蓄積
- 乾燥によるキメの乱れ
- 血行不良や巡りの低下
- 糖とタンパク質が結びつく「糖化」
- 酸化ストレスが引き起こす「カルボニル化」
くすみの原因の中でも最近注目されているのが「カルボニル化」です。これは酸化ストレスで傷んだ脂質がタンパク質と結びつき、タンパク質が変性してしまう現象のこと。
脂質と結びついたタンパク質は「ALEs(カルボニル化タンパク質)」とよばれており、黄褐色に変色しています。
このALEsは肌表面の角層にもあり、増加すると肌の透明感が失われて濁ってしまいます。結果、肌が黄色みを帯びて見える「黄ぐすみ」につながることがわかってきたのです。[※1]
角層内のカルボニル化を引き起こす原因とは?
お肌のカルボニル化は主に酸化ストレスによって進んでしまいます。困ったことに、私たちは日常のいたるところでその要因に触れながら生活しているのが現状。
まず挙げられるのがPM2.5や排気ガス、ホコリやちり、タバコの煙などの空気の汚れ。

肌が汚れにさらされることで、酸化ストレスに関わる炎症因子「インターロイキン1β」や肌のコラーゲンを分解する酵素「マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP1)」が活性化しやすくなると考えられています。[※2]
紫外線やブルーライトの影響も無視できません。紫外線は角層のタンパク質、ケラチンへダイレクトにダメージを与えてしまいます。
さらに、いつも見ているスマホのブルーライトも肌にとっては問題です。活性酸素を発生させて肌に負担をかける恐れがあることもわかってきました。しかもブルーライトは液晶だけでなく太陽光にも含まれています。[※3]
これらの要因が複雑に絡み合って肌の酸化ストレスが上昇、角層内でのカルボニル化、つまり「沈んだ肌印象」に導いてしまうと考えられています。
カルボニル化にアプローチ!シルバーバイン(マタタビ)果実抽出液
PM2.5や排気ガスなどの空気の汚れや紫外線やブルーライト。避けようと思っても実際問題、なかなか難しいですよね。
そこで活躍しそうなのが「シルバーバイン果実抽出液(マタタビ果実抽出液)」です。
シルバーバイン果実抽出液は、排気ガスや紫外線、ブルーライトなどの外的刺激による乾燥やくすみを防ぎ、肌をすこやかに保つ力が期待されています。
マタタビ抽出液を与えたマウスと、与えていないマウスに紫外線を照射した比較実験によると、マタタビ抽出液を与えたマウスでは、肌内の活性酸素が抑えられる傾向が確認されました。
その抗酸化作用は高濃度マタタビ果実エキスの場合、ビタミンC(アスコルビン酸)に匹敵するほど!
さらに、肌のコラーゲン分解に関わる酵素MMP1の活動を抑えたり、肌の水分保持を助けたりする効果が確認できたそうです。[※4]
これはマウス実験ですが、実際に女性の肌に塗って見た目の透明感をチェックした実験もあります。結果では「透明感が増した」方が多く、ストレスフルな環境に置かれる私たちの肌を支える成分として、今まさに大きな期待を寄せられています。
シルバーバイン果実抽出液は守りのエースになるかも?
私たちの肌は毎日休みなく酸化の脅威と戦っています。空気の汚れや光刺激は、肌を濁らせる大きな原因。シルバーバイン果実抽出液はそんな戦う肌を陰ながら支える「守りのエース」になるかもしれません。
ボトル裏の成分表には「マタタビ果実エキス」や「シルバーバイン果実抽出液」と記載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
引用参考文献
[1]岩井一郎, 桑原智祐, 平尾哲二,”角層タンパク質のカルボニル化による肌透明感の低下”
[2]ロート製薬研究開発情報, “大気有害物質は種類によって皮膚への影響が異なることを発見”
[3]Jyoti Kumari, Kinnor Das, Mahsa Babaei, “The impact of blue light and digital screens on the skin”
[4]Jung Min Lee, Su-Jin Park, Yu-jin Kim, “Actinidia polygama Water Extract (APWE) Protects Against UVB-Induced Photoaging via MAPK/AP-1 and TGFβ-Smad Pathway”