ウイスキーは糖質ゼロ、ダイエット中でもお酒が飲みたい人にオススメ?!
ダイエットをしている方の中には「糖質を控えている」「カロリーコントロールをしている」など、食生活に気を遣っている方も多いはず。ダイエット中にお酒はあまり良くない...とはわかっていても、お酒が飲みたくなる日もありますよね。
そこで今回は、糖質やカロリーの低いウイスキーについて紹介します。糖質が低いウイスキーのメリット、ウイスキーがダイエットに最適な理由をお伝えしていきます。
低カロリー・低糖質なウイスキー
体型には気を付けたいと思っていても、お酒を飲みたくなる日ももちろんあるもの。 缶ビールは、「ビール腹」という言葉があります。例えば、ビールは100mlあたり47kcal。これを少なくとも2本飲むと考えると、328kcalにもなります。
缶チューハイだと400kcalになるものもあり、およそお茶碗2杯分の白米と同じカロリーですね。
その一方で、ウイスキーならシングルで71kcal。ダブルでも142kcalです。 他のお酒と比べても、飲む量でいうとかなり低いカロリーということがわかります。
ちなみに、ウイスキーの糖質はゼロ。 お酒といえば、原料である米や小麦を酵母として発酵させることでお酒になります。 日本酒やビールはこの発酵までを行うのに比べて、ウイスキーは発酵の後に「蒸留」を重ねるため、糖質を置いてアルコール分だけが取り出されています。 ダイエットの大敵ともいえる余分な糖質も、ウイスキーならできる限り減らすことができます。
「糖質がダイエットの敵」なのはなぜ?
ダイエット中は糖質を減らすということは周知されていますが、なぜダイエット中に糖質はNGなのでしょうか。
食事で糖質を摂ると血糖値が上がるため、血糖値を抑えるために膵臓から「インスリン」という物質が分泌されます。 実は、このインスリンは血中の糖分をエネルギーに変えて、消費されなかった糖分は脂肪として蓄える働きがあります。 血糖値が急激に上がるほどインスリンも過剰に分泌されてしまいます。 糖質を摂りすぎると太る、というのにはこのような背景があります。
ウイスキーダイエットが効果的なワケ
ウイスキーはカロリーも糖質も低く、ダイエット中の方でも比較的安心して飲めるお酒ともいえます。 この他にもカロリーや糖質の低さだけでなく、ウイスキーがダイエットに効果的だといわれる理由をご紹介していきます。
体脂肪になりにくい
ウイスキーのカロリーですが、シングルだと71kcal。100mlだと237kcalです。 ここで、「あれ?ビールは100mlで47kcalじゃなかった?」「ウイスキーの方がカロリーが高いじゃん!」と思った方もいるのではないのでしょうか。 先述の通り、ビールや日本酒は発酵酒で、ウイスキーは蒸留酒。 発酵酒には米や小麦のデンプンが糖分として残りますが、ウイスキーは蒸留によって糖質を除いたアルコールのみが取り出されます。 そのため、発酵酒は比較的アルコール度数が低く、蒸留酒はアルコール度数が高い傾向にあります。
お酒のカロリーはアルコール量に由来するため、ウイスキーはアルコールが高いから自ずとカロリーの数値も上がっているだけ。 単純に100mlあたりのカロリーで見ると決して低くありませんが、カロリーが高い=太りやすい、糖質が高いということではありません。 そのため、ウイスキーのカロリーは体脂肪に直結しにくいと考えられています。
ビールの100mlとウイスキーの100mlと考えると、ウイスキーなら少量でも十分ですよね。 よほどの量を短時間で摂取しない限りは、糖分の過剰摂取になることはないと考えてよいでしょう。
基礎代謝を高めてくれる
生活習慣やストレス、タバコや紫外線といった要因で体が「酸化」してしまうと、老化を促進してしまいます。 この「酸化」はいわゆる「サビ」のようなもので、健康はもちろん髪や肌などの美容の面でも悪影響をもたらすもの。 そこで、そんな酸化を防ぐ「抗酸化作用」という効果は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 ウイスキーにも、「リオニレシノール」という抗酸化作用を持つ成分があります。 これがダイエットの何に役立つのかというと、体の老化が進んで代謝が下がることを防いでくれるんですね。 代謝が低い人は「太りやすくやせにくい」傾向があり、同じ運動をしても効率が悪くなります。 そのため、ダイエットのためにはできるだけ代謝を上げることが重要というわけです。 ウイスキーの抗酸化作用で体の老化を防ぐことで、基礎代謝をキープしてあげると良いですね。 糖質ゼロで、ダイエット中でも罪悪感なく飲めるお酒のウイスキー。 体脂肪になりにくいことはもちろん、健康面・美容面ともに老化を防いでくれる抗酸化作用も。 「ダイエット中だけどお酒が飲みたい...!」という日のお酒を、ぜひウイスキーに置き換えてみてはいかがでしょうか。