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骨の健康に役立つ機能性表示食品、丈夫な骨を維持するために早めの対策を!

カラダ
YOKARE編集部
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骨の健康に役立つ機能性表示食品、丈夫な骨を維持するために早めの対策を!

骨には私たちの体を支え、内臓を保護するといった重要な役割があります。しかし、加齢とともに骨密度は低下し、骨の健康を守ることが困難になってきます。丈夫な骨を維持するには、若いうちから食生活を見直すことが重要。これをサポートする「骨の健康を維持」をうたった機能性表示食品が注目されています。

骨密度は20歳をピークに低下

骨密度とは、骨を構成するカルシウムなどのミネラル成分の密度を指し、骨の単位面積あたりの「骨塩量」で算出されます。

骨密度は年齢とともに低下していきます。女性の場合、低下率は男性よりも大きく、20歳ごろをピークに少しずつ低下し始め、50代に入ると顕著になります。

私たちの体内では常に、古くなった骨を溶かす吸収作用と、新しい骨をつくる形成作用が繰り返されています。およそ10年で、すべての骨が生まれ変わります。これを「骨の再構築」と呼びます。

カギ握るカルシウムやビタミンD

骨を強くするには、バランスの良い食事と適度な運動がポイントとなります。栄養素についてはカルシウム、ビタミンD、ビタミンKの摂取が重要。カルシウムは骨の材料となります。ビタミンDはカルシウムの吸収率の向上、ビタミンKには骨の形成の促進作用があります。

カルシウムの補給は、大豆製品や小魚、乳製品などが最適。

ビタミンDは干しシイタケやサケ、サンマなど。

ビタミンKは納豆をはじめ、ホウレンソウや小松菜などに豊富に含まれています。

食生活の見直しに合わせてオススメなのが、骨の健康を維持する機能性表示食品。関連商品の届出は100件以上に達し、機能性表示食品の主要カテゴリーの一角を占めています。

「骨の成分の維持に役立つ機能」「骨密度を高める働き」などを訴求

骨の健康を維持する機能性表示食品では、商品パッケージに次のような表示が見られます。

  • 丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。
  • 加齢とともに低下する骨密度を高める働きがあります。
  • 骨の成分の維持に役立つ機能があることが報告されています。
  • 加齢に伴い過剰となる骨吸収(古い骨を壊す働き)を穏やかにし、骨の健康維持をサポートすることが報告されています。

メインの成分は「大豆イソフラボン」

配合成分を見ると、「大豆イソフラボン」が圧倒的に多いと言えます。ほとんどの機能性表示食品で大豆イソフラボンを配合するのは、次のような点に着目しているからです。

年配女性では、エストロゲンなどの女性ホルモンの分泌が低下すると、骨吸収の促進と骨形成の抑制が引き起こされ、骨量の低下が顕著に。大豆イソフラボンは弱いエストロゲンのような作用を持ち、骨吸収を抑制し、骨密度を上昇させることから、骨の成分維持に対する効果が期待されています。

大豆イソフラボン以外では、「マルトビオン酸カルシウム」「パプリカ由来カロテノイド」などがあります

サプリメントから生鮮食品まで幅広い商品群

市場を見渡すと、骨の健康を維持する機能性表示食品として、さまざまな形態の商品が登場しています。サプリメントをはじめ、茶飲料、蒸し大豆、煎り豆、大豆の水煮、ヨーグルトなどが流通しています。

また、スーパー店頭では、大豆モヤシ(生鮮食品)の機能性表示食品も販売されています。

食事のメニューに機能性表示食品の導入も効果的

骨の健康が気になり出したら、手遅れにならないように早めに対策を取ることが大切。まずは、食生活の見直しから始めてみましょう。

その際に、機能性表示食品の大豆関連製品や生鮮の大豆モヤシをメニューに取り入れると効果的です。調理する時間がない場合は、サプリメントの利用がオススメです。
 

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