愛知県のお雑煮をアレンジ!カロリー抑えめにお雑煮を食べる方法
お正月に食べるものの定番というと「お雑煮」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
しかし、お雑煮に入れるお餅は小さく見えても軽くご飯1杯分ほどのカロリーや糖質が含まれます。美味しいからとついつい2個、3個と食べてしまいがちですが、たくさん食べるには注意が必要です。
お雑煮をヘルシーに食べるポイントやカロリーを抑えたお雑煮のレシピを紹介します。
お雑煮は全国各地で異なり、さまざまな味付けや具材で食べられます。みなさんのお住まいの地域はどんなお雑煮が定番でしょうか?
私は生まれも育ちも愛知県です。愛知県というと「味噌煮込みうどん」や「味噌カツ」など味が濃い、赤味噌をよく使うというイメージかと思いますが、お雑煮は違います。
だし汁に醤油を加えただけのすまし汁にお餅と小松菜が入るだけのシンプルなお雑煮が定番です。そこで、私の地元愛知県のお雑煮に少しアレンジを加えてヘルシーな作り方・食べ方のポイントを3つご紹介します。
- ポイント1「お餅は1個まで」
前述した通り、お餅は小さくても軽くお茶碗1杯分ほどのカロリー・糖質があります。そのため、ついつい食べたくなってしまいます。正月太りが気になる方は、食べたい気持ちをぐっと抑えて1度に食べるお餅は1個までにしましょう!
- ポイント2「お餅に見立てて豆腐を加える」
お餅が1個だと食べた気がしないという方もいるかもしれません。そんなときにおすすめなのが豆腐です。白くてつるっとしたお豆腐の見た目はお餅に似ています。しかも、お雑煮にはお肉や魚などたんぱく質源が不足しがちです。たんぱく質は身体の筋肉や皮膚、血液などを作る重要な栄養素なので、ぜひ毎食摂りたい栄養素でもあります。
お雑煮に不足しがちなたんぱく質を補いつつ、お餅の代わりのヘルシー食材として満足感を得られます。
- ポイント3「野菜やきのこをふんだんに加える」
お餅はもち米からできているため、実は普通のご飯(うるち米)より血糖値を上げやすいです。血糖値を上げる役割をするのが食物繊維です。
食物繊維は野菜やきのこに多く含まれています。ぜひ余り物の野菜やきのこを多めに加えて、お餅と一緒に食べましょう。
ちなみにお餅を食べる前に野菜やきのこを摂ると血糖値を上げにくくする効果が高まります。
お豆腐入りヘルシーお雑煮
以上の3つのポイントを押さえたお雑煮のレシピを紹介します。
材料 (1人分)
- 角餅 1個
- 絹ごし豆腐 50g
- 小松菜 1株
- しいたけ 1個
- だし汁 150cc
- 薄口醤油 小さじ1/2
- 花かつお 適量
作り方
- 小松菜を4cmのざく切りに、しいたけは縦に半分に切る。
- 餅を煮るかトースターで焼き、やわらかくする。
- 鍋にだし汁を入れ、②の餅、絹ごし豆腐、小松菜、しいたけを入れて一煮立ちさせる。
- 薄口醤油を加えて味を調える。
- 器に盛り付けて、花かつおをのせ完成。