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美容にいい「柚子」を内側から摂り入れるレシピ5選

食・料理
YOKARE編集部
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美容にいい「柚子」を内側から摂り入れるレシピ5選

柚子は一年中出回っている果実ですが、冬が近づくと黄色く色づいた柚子を見かける機会がより増えてきます。

柚子にはビタミン類などの栄養が非常に豊富で、美容にいい成分もたくさん含まれています。

乾燥して肌荒れに悩んだり、寒さで血行が悪くなってくるこの季節。

カラダの内側から柚子の成分を取り入れて、肌の潤いを取り戻しちゃいましょう。

ここでは、カラダの内側から柚子を摂り入れて美容効果をアップさせる、おすすめのレシピを紹介したと思います。

美容にいい柚子の食べ方とは?

柚子には美容に良いさまざまな成分が豊富に含まれています。

美容成分を無駄なく摂取するには、効率よく柚子を取り入れる必要があります。おすすめの食べ方を紹介しましょう。

柚子は皮を食べるのがおすすめ

柚子は果肉に果皮、種など、その部位によって栄養成分が異なります。

どの部位にも、それぞれ栄養成分が豊富に含まれていますが、なかでも柚子の皮には多くの美容成分が含まれているのです。

最近では柚子の種に含まれている美容成分にも注目され、柚子の美容効果がますます期待されています。

特に美容成分が豊富に含まれていると言われる柚子の皮の成分には、次のようなものがあります。

【柚子の皮に含まれる美容にいい成分】

  • ビタミンC:抗酸化作用、肌荒れ防止、シミ・そばかすの予防
  • β‐カロテン:体内でビタミンAに変わり、皮膚の代謝を促す
  • ペクチン:保湿効果、腸内環境を整える
  • ヘスペリジン:血行促進、ビタミンCの吸収を促す、コラーゲンの合成促進

柚子の皮には、肌荒れ防止や保湿効果、皮膚の代謝を促す効果など、さまざまな美容効果を期待できる成分が豊富に含まれていることがわかります。

美容にいいおすすめのレシピ5選

それでは、カラダにいい柚子のおすすめレシピを紹介したいと思います。

若い時期に収穫した緑色の柚子(青柚子)から、黄色く色づいた時期に収穫した黄柚子まで、それぞれの季節に作ることができるおすすめのレシピを紹介します。

柚子茶

冬の時期におすすめなのが、黄柚子を使った柚子茶。柚子の香りでリラックス効果もありますよ。

【材料】

柚子 お好みの量

砂糖(またははちみつ) 柚子と同量

【作り方】

① 最初に、使用する柚子の重さを量りましょう。柚子の重さを量ったら、柚子と同じ分量の砂糖(またははちみつ)を用意しておきます。

② 柚子は綺麗に洗って横半分に切り、果汁を絞ります。このとき、ザルなどを通して種は取り除いておきましょう。

③ 次に、皮を薄切りにします。皮が大きい場合は、半分に切ってから薄切りにしてください。

④ 煮沸消毒した瓶に絞っておいた果汁を入れ、砂糖と薄切りにした皮を交互に入れていきます。一番上は砂糖になるように入れましょう。

⑤ 蓋をして一晩ほど置いたら完成です。

⑥ 柚子茶として飲むときは、ティーカップに大さじ1~2の柚子茶を入れ、お湯を注ぎます。柚子茶は冷蔵庫で1ヶ月を目安に使いましょう。

柚子胡椒

九州地方では定番の調味料。

柚子胡椒は鍋やうどん、ソテーした鶏肉などに添えて食べるのがおすすめです。

【材料】

青柚子 10個

青唐辛子 20本前後

塩 30g

【作り方】

① 柚子は綺麗に洗い、水気をよく拭きます。柚子の皮はすりおろすか、皮を削いでみじん切りにしましょう。

② 青唐辛子は、ヘタと種を取って細かくみじん切りにします。

③ ①の皮と②の青唐辛子に塩を加え、よく混ぜ合わせたら完成です。

柚子ピール

柚子ピールは日持ちがするので、黄柚子がたくさん手に入ったときにはぜひ作って置きたいものの一つです。

そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトなどにトッピングして最後まで味わってくださいね。

【材料】

柚子 お好みの分量

グラニュー糖 柚子の皮と同量

【作り方】

① 柚子は綺麗に洗い、半分切って中身をくり抜きます。

② 皮は水に30分以上つけておきましょう。時間がある場合は、一晩つけておくのがおすすめです。こうすることで、皮に含まれる灰汁や苦み成分が抜けます。

③ 水につけた皮の、内側に残った内袋を綺麗に取り除きましょう。

④ ②の皮を鍋に入れ、ひたひたの水を加えて火にかけます。

⑤ 皮は10分ほど火にかけますが、沸騰したら途中で2~3回水を変え、茹でこぼしてください。

⑥ 湯を捨てたところにグラニュー糖を加え、水気がなくなってツヤが出てくるまで中火で煮詰めます。

⑦ 水気が無くなったら鍋から取り出し、皮を食べやすい細さに切ります。このとき、皮は溶けたグラニュー糖で非常に熱くなっています。火傷には十分注意しましょう。

⑧ 切った皮をオーブンシートに並べ、表面が乾くまで放置します。

⑨ 表面が十分乾燥したら、グラニュー糖(分量外)をまぶして完成です。

柚子大根

冬の箸休めにおすすめなのが柚子大根。優しい柚子の香りが大根との相性も抜群です。

【材料】

大根 200g

柚子 1/2個

砂糖 大さじ2

酢 大さじ1

塩 小さじ1/2

【作り方】

① 大根は皮をむき、食べやすい大きさの短冊切りにします。

② ①の大根に塩(分量外)を振り、5~10分放置して水気を絞っておきましょう。

③ ボウルに砂糖、酢、塩を入れ、柚子の果汁を絞って混ぜ合わせます。

④ 果汁を絞った柚子は皮をむき、むいた皮を千切りにしてください。

⑤ ③のボウルに大根、千切りにした柚子の皮を入れよく混ぜます。

⑥ 冷蔵庫で一晩冷やし、味が馴染んだら完成です。

柚子味噌

美容効果の高い柚子に加え、味噌は発酵食品で腸内環境を整えてくれる働きがあります。

【材料】

柚子 2個

味噌 300g

砂糖 300g前後

みりん 大さじ1.5

【作り方】

① 柚子は綺麗に洗って、水気をよく拭き取っておきます。

② 鍋に味噌、砂糖を入れ、よく混ぜ合わせ弱火にかけます。

③ 焦げ付かないように常にかき混ぜるようにし、5分ほど煮たらみりんを加えましょう。

④ とろみがついてきたら火から下ろし、柚子の皮をすりおろして加えます。

⑤ すりおろした柚子は半分に切って、1個分の果汁を絞って加えて下さい。このとき、種が入らないように茶こしなどで濾しながら入れると良いでしょう。

⑥ 全体的によく混ぜたら完成です。

 

柚子にはビタミンCやペクチンなど、美容にいいさまざまな成分が含まれています。

柚子のなかでも特に皮に豊富に含まれているため、柚子は皮を無駄なく摂取するのがおすすめです。

黄色い柚子が出回るこの時期、ぜひいろいろな食べ方で摂取してみて下さいね。

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