冷え体質さん必見!体の巡りを良くする栄養のとり方

寒い季節になると、「手足が冷える」「体が温まりにくい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
「冷え」は気温だけが原因ではなく、血流の滞りや筋肉量の低下、栄養バランスの乱れなど、日常の小さな積み重ねが関係しています。
まずは冷えを自覚しましょう
お腹や腰まわりなど、体の中心を触ってみてください。
ひんやり冷たく感じませんか?
冷たい飲み物をよく飲む、肩こりが慢性的にある――そんな方は、手足の冷えだけでなく内臓が冷えているサインかもしれません。
内臓が冷えると、血流や代謝が低下し、血液やリンパをはじめとする全身の「めぐり」も悪化します。その結果、疲れやすい・むくみやすい・胃腸の働きが低下するといった不調が起こりやすくなります。
まずは、自分の体がどんな状態なのかを確認してみましょう。「冷え」を自覚することが、改善への第一歩です。
めぐりを整える3つの栄養ポイント
① たんぱく質で「熱をつくる力」をサポート
筋肉は熱を生み出す働きがある器官。熱の材料となるたんぱく質をしっかり摂ることで、体温を保つ力が高まります。特に朝は、体の栄養が不足している状態。朝食でたんぱく質を摂ることで、筋肉の分解を防ぎ、しっかりエネルギーに変えることができます。
鶏むね肉・卵・納豆・魚などを毎食に取り入れましょう。
② 鉄・ビタミンB群で「血をめぐらせる」
血液の材料となる鉄と、その吸収・代謝を助けるビタミンB群を組み合わせることで、スムーズな血流をサポートします。

赤身肉・まぐろ・レバー・ほうれん草・卵などをバランスよく摂り入れるのがおすすめです。
③ スパイスで「巡り」を促す
体の巡りを良くするには、スパイスの力も活用しましょう。
中でも注目したいのが、「ヒハツ(ロングペッパー)」。ヒハツに含まれるピペリンには、血管を拡張して血流を促す作用があり、冷えやむくみのケアに役立ちます。
さらに、胃腸の働きを整えて代謝を高める効果も期待できるため、“温活”をサポートする心強いスパイスです。
カラダをあたためる「飲み物」や「食べ物」
冷えを感じたら、まずは温かい飲み物から取り入れてみてください。
おすすめ①白湯(さゆ)
特におすすめなのが「白湯(さゆ)」です。
お湯を沸かすのが面倒に感じるときは、電子レンジでほどよく温めるだけでもOK。白湯は胃腸に負担をかけずに吸収され、体内の老廃物を排出しやすくする働きがあります。
内臓が温まることで、基礎代謝が上がり、冷えの改善や免疫力アップにもつながります。朝に飲めば体を目覚めさせるスイッチに、寝る前に飲めばリラックス効果も得られます。
おすすめ②ヒハツレシピ
最近はスーパーのスパイスコーナーでも、ヒハツを見かけるようになりました。小瓶タイプや少量パウチもあり、「そんなにたくさん使わない…」という方でも気軽に試すことができます。

ヒハツを使った温活レシピの中でも、「ヒハツ入りトマ玉オニオンスープ」は、温かいスープでたんぱく質とビタミンをしっかり摂れるおすすめメニューです。
詳しくは「ヒハツ入りトマ玉オニオンスープ」をご覧ください。
そのほかにも、朝食やおかずに取り入れやすいヒハツレシピを多数紹介しています。どれも簡単に作れて、体を内側からじんわり温めてくれるメニューです。
「冷えは万病のもと」と言われるくらい、栄養・生活習慣・体の意識づけのすべてが関係しています。まずは、自分のライフスタイルに合った方法から始めてみましょう。
ヒハツやたんぱく質、鉄、ビタミンB群を意識して取り入れることで、日々の食事が小さな積み重ねが、あなたの体を変えていきます。今日から少しずつ、“温める暮らし”を始めてみましょう。
