ミシュラン獲得店の鈴木弥平シェフが「SUNAOもっちりパスタ」で作る適正糖質メニューとその味は?!
1月29日(水)にMY Shokudo Hall & Kitchen(大手町)で、メディア向け試食会が開催された。
提供されたのは、14年連続ミシュラン獲得の名店「ピアット・スズキ」の鈴木弥平シェフとの取り組みで美味しさにこだわりながらも適正糖質で楽しめるメニューだ。
そのメニューは、「ズッキーニとバジリコのパスタ」と「豚肉のインボルティーニ」。
ズッキーニとバジリコのパスタには、「SUNAO もっちりパスタ」が使用されている。「SUNAO もっちりパスタ」は乾麺で、―束80gで、糖質21.4g、エネルギー量213kcalだ。一般的なパスタ麺(乾麺)は80〜100gで、糖質量は58.7〜73.4g、278kcal〜347kcalになる。「SUNAO もっちりパスタ」がかなりヘルシーなことがわかる。
パスタの味付けには塩は使っておらず、食材からの塩味のみ。バターとパルミジャーノのアル・ブッロは有名、そこに食物繊維を加えたと鈴木シェフはメニュー開発について明かした。パスタ料理に関しては「それだけ(SUNAO もっちりパスタ)でレシピが浮かんだ」と鈴木シェフは話す。
もう一品に関しては「お肉も基本的にはタンパク質」と栄養の観点から考案されたとのこと。
「インボルティーニ」とはイタリア語で、包む・巻くなどを意味する。豚肉のインボルティーニは、豚肉の繊維に沿って切って開き、摩り下ろしたパルミジャーノ(チーズ)を豚肉全体にのせて丸め、生ハム・網脂で包んでオーブンで焼き上げた料理。
まさかここまで美味しくなるなんてと感激したというのは江崎グリコ 健康イノベーション事業本部の福永稚菜さんは、「パスタも食物繊維があるのでもっちりした歯応えがあるので、食感も考えていただのかなと思い感動しました」と話す。
「ズッキーニとバジリコのパスタ」と「豚肉のインボルティーニ」を考案にあたり、意識されたのが「適正糖質」だ。
適正糖質とは何か
糖質は三大栄養素の「炭水化物」に含まれる。
炭水化物のうち食物繊維以外の総称が糖質になる。糖質の摂りすぎは、食後の血糖値を上げる原因に。一方で、糖質を制限することで食後の血糖値上昇を抑えることができる。
糖質を制限することで炭水化物に含まれる食物繊維が不足してしまう懸念もある、そのため食物繊維を含む食品を多めに取り入れることがポイントになる。
また、食・楽・健康協会は、1食で摂取する糖質量を20~40gにするという、適正糖質を提唱している。つまり、 糖質を1食20~40g、デザートは10g(1日70~130g)を目途に摂取するだけ。これ以外のカロリー・脂質・たんぱく質などに制限はないので、糖質の量さえ控えればお腹いっぱい食べてもいいということ。
しかし、実際にはイメージがつきにくい面も。「ちょうどいい量の糖質を摂ることはイメージがつきにくいんじゃないか」と話すフードコーディネーター吉野愛さんは以下のメニューの糖質はいくらかという問題を出題。
正解は約75g。通常の夕食を摂取すると適正糖質で推奨される糖質1食20~40gを超えてしまうことがわかる。
吉野さんは夜が遅くなった時の「丼もの」ならば、ご飯の量を100gにしたり、オートミールにしたりして、糖質の摂りすぎには気をつけていると言う。また、のり、もずく、ところてんなどの海藻を積極的に食事に取り入れて食物繊維を摂るようにしていることを明かした。
適正糖質生活をサポートするSUNAO(スナオ)のラインナップ
からだに気を配りながら、100%食べることを楽しむために生まれたブランド「SUNAO」。1食あたりの摂取量が適正糖質の範囲に収まるように開発されている。「適正糖質」の基準に沿った糖質量をかなえながら、素材のおいしさを楽しみ、食物繊維がたっぷり摂れることにこだわった食品や菓子、アイスなどを「SUNAO」ブランドとして展開している。
ラインナップは多岐に渡る。
ピアット・スズキで1/31から「適正糖質レシピ」の提供開始
今回開発したコラボメニューは、ピアット・スズキで1月31日(木)〜2月14日(金)までの期間限定で提供されるほか、家庭でも同メニューを調理することができるようになる「適正糖質レシピ」の提供も同店舗で行うとのこと。
- 開催期間:1月31日(金)~2月14日(金)
コラボメニューご希望の場合は必ずスタッフへお声がけください - 店舗:ピアット・スズキ (〒106-0045 東京都港区麻布十番1-7-7 はせべやビル4F)
- 営業時間:18:00~24:00
- 休業日:日曜・祝日の月曜
- TEL:03‐5414‐2116