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ゆずの魅力とは?料理を引き立てる香りと使い方

YOKARE編集部
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ゆずの魅力とは?料理を引き立てる香りと使い方

鍋ものや吸い物に少し添えるだけで、いつもの料理に季節感を加えてくれるゆず。さわやかな香りとほどよい酸味があり、料理の仕上げに使うと全体の印象が変えられる食材です。一方で、皮と果汁をどう使い分ければよいのか、旬や種類にどんな違いがあるのかは、意外と知られていないかもしれません。この記事では、ゆずの魅力と料理での使い方を紹介します。

ゆずの魅力とは?香りと酸味で料理を引き立てる柑橘

ゆずは、香酸柑橘と呼ばれる柑橘の仲間で、果肉を食べるよりも、皮の香りや果汁の酸味を料理に添えて楽しむ果物です。

大きな魅力は、やはり香りです。特に皮の黄色い部分には香りがあり、吸い物や鍋物、茶碗蒸し、焼き魚などに少し添えるだけで、料理全体の印象が変わります。レモンほどはっきりした酸味で主張するというより、和食になじみながら香りを添えてくれるのがゆずらしさです。

果汁には、さわやかな酸味があります。しょうゆや味噌、だしなどの和の味つけとも相性がよく、重くなりがちな料理に軽さを出してくれます。ゆずは主役としてたくさん食べる食材ではありませんが、料理の風味を整えてくれる名脇役のような存在です。

ゆずの旬と種類

ゆずには、夏に出回る青ゆずと、冬に旬を迎える黄ゆずがあります。

青ゆずと黄色ゆず

青ゆずは7〜8月頃の未熟果で、きりっとした清涼感のある香りが特徴です。夏の料理や焼き魚の香りづけ、ゆず胡椒など、すっきりした香りを活かしたいときに向いています。

一方、よく目にする黄色いゆずは、11〜12月ごろが最盛期です。熟すことで香りに丸みが出て、やわらかく甘さを感じるような香りになります。鍋物、吸い物、蒸し物、白身魚など、冬の料理に添えると、料理全体がやさしくまとまります。

品種は大きく本柚子・花柚子・種なし柚子の3つに分けられ、店頭で見かけるのはほとんどが本柚子です。

花柚子は本柚子より小ぶりで、香りづけや飾りに向きます。ユズ(本柚子)とは別の品種ですが、鋭いトゲはなく、家庭でも育てやすいです。

種なし柚子の多田錦は、種が少なく果汁を使いやすいため、ポン酢や和え物、飲み物などに使いやすい種類です。

徳島・高知のゆずに見る産地ごとの個性

ゆずの産地としては、高知県や徳島県がよく知られています。

高知県は全国的にもゆずの生産が盛んな地域で、北川村などでは山間地の気候を活かしたゆず栽培が続けられています。EUをはじめ海外へも輸出されており、海外の料理人からも注目されています。

徳島県では、那賀町木頭地区で作られる木頭ゆずが地域ブランドとしても知られています。
木頭地区は標高300〜500メートルの剣山系に囲まれた盆地で、雨が多く、1年を通して寒暖差が大きい地域です。こうした環境が、香りのよいゆずづくりにつながっているとされています。
近年ではEU向け青果輸出にも取り組み、ミシュラン三ツ星の名店でも使われるなど、国内外で評価される存在になっています。

ゆずを料理に使うなら、皮と果汁を分けて考える

ゆずを使いこなすコツは、皮と果汁を分けて考えることです。皮は香りづけ、果汁は酸味づけに向いています。

皮を使うときは、白い部分を厚く削らず、黄色い部分を薄く使うのがポイントです。白い部分は苦みを感じやすいため、吸い物や茶碗蒸し、焼き魚、冷奴などの仕上げには、黄色い皮を少量添えるだけで十分です。

果汁は、ポン酢やドレッシング、甘酢漬け、和え物などに使うと、料理にすっきりした酸味が加わります。皮を刻んで塩と合わせればゆず塩に、味噌と合わせればゆず味噌のような調味料にもなります。

ゆずは、たくさん使わなくても香りと酸味で料理の印象を整えてくれる食材です。旬や種類、産地の個性を知っておくと、日々の食卓にも取り入れやすくなります。

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