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タイで柚子が人気?!日本産ゆずの生果実も輸出が解禁

YOKARE編集部
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タイで柚子が人気?!日本産ゆずの生果実も輸出が解禁

日本の食卓で親しまれてきたゆずの香りが、タイでも存在感を広げています。鍋料理やぽん酢に使う印象が強いゆずですが、海外ではYUZUとして、ドリンクやスイーツにも取り入れられる食材になっています。

2025年2月には、日本産ゆずときんかんの生果実が、条件を満たすことでタイへ輸出できるようになりました。日本のゆずが、なぜ海外やタイで注目されているのかを紹介します。

海外で YUZU が選ばれる理由は、爽やかな香りにある

ゆずの魅力は、果汁の酸味だけでなく、果皮からふわっと広がる爽やかな香りにあります。みかんのように皮をむいてそのまま食べるというより、料理や飲み物に少し加えて香りを楽しむ柑橘です。日本では、鍋料理にしぼったり、焼き魚に添えたり、ぽん酢や吸い物の香りづけに使われたりしてきました。

ゆずが海外で選ばれる理由のひとつは、レモンやライムとは違う香りを出せることです。酸味を加えるだけでなく、料理やドリンクに日本らしい爽やかさを添えられるため、海外のメニューにも取り入れられています。

実際に、ゆずは海外でもYUZUという名前で知られるようになり、パスタや肉・魚料理、デザートなどにも使われています。生果実だけでなく、ゆず果汁、果皮、冷凍品、加工品なども広がっており、飲食店や食品づくりの現場で扱いやすい素材として注目されています。こうした海外での広がりが、タイでのゆず人気にもつながっています。

すでにタイではゆずがドリンクやスイーツとして広がっている

タイではすでに、ゆずの香りを生かしたドリンクやスイーツを扱う店が都市部に広がっています。バンコクで多店舗展開しているゆずドリンク専門のジューススタンド「YUZU HOUSE by Honey Moni」が有名です。

YUZU HOUSE by Honey Moni

出典:Instagram(yuzuhouse.honeymon)

タイでの柚子人気を取り込もうと、スペシャルティコーヒー、ラーメン、炭酸飲料、デザート、パン類など、さまざまな食品や飲料にも柚子が使用されています。

タイの代表的なビールブランドのシンハー(SINGHA) の「シンハーゆずレモンソーダ」、BOSSの「Yuzu Black」など柚子を使った商品は増えました。

これまで加工品やドリンクを通して親しまれてきたゆずに加え、2025年の輸出解禁によって、日本産の生果実もタイへ届けられるようになりました。日本の食卓で育まれてきたゆずの香りは、タイでも爽やかな日本の味として広がっています。

2025年、日本産ゆずのタイ向け輸出が解禁

ゆずの海外での広がりに加わった新しい動きが、タイ向けの日本産ゆずの輸出解禁です。2025年2月、日本産ゆずときんかんの生果実が、条件を満たすことでタイへ輸出できるようになりました。

これまでタイでは、ミカンバエなどの病害虫が日本で発生していることを理由に、日本産ゆずときんかんの生果実の輸入を禁止していました。今回、タイ検疫当局との間で検疫条件に合意し、日本で育ったゆずを生果実としてタイへ届ける道が開かれました。

ただし、輸出には管理が必要です。生産地域や園地での3年以上の発生調査、生産園地や選果こん包施設の登録、果実の表面殺菌、タイ側検査官による査察などが条件とされています。輸出できる期間も11月1日から3月31日までです。日本産ゆずの香りを海外へ届けるには、品質だけでなく、安全に届けるための検査や管理も欠かせません。

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