中秋の名月の行事食「月見団子」の作り方

秋には様々な日本の伝統行事があります。秋の行事でよく知られているのが「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」。一般的には“十五夜(じゅうごや)”とも呼ばれ、月見団子をお供えして食す習慣があります。今回はレシピ開発1000以上の経歴を持つふかいちひろさんに十五夜のお供え物「月見団子」のレシピを紹介します。
月見団子のレシピをご紹介
基本の月見団子の作り方
材料
上新粉 150g
砂糖 大さじ1
ぬるま湯 約150ml(少しずつ調整)
作り方
- 上新粉と砂糖をボウルに入れ、均一に混ぜる。
- 2にぬるま湯を少しずつ加え、手でこねる。
- (※目安:粉っぽさがなくなり耳たぶくらいの柔らかさになるまで)
- 棒状に整えて15等分に切って丸める。
- 丸めた団子の上の部分を少し抑えて凹ませる。
- 鍋にたっぷり水を入れ、沸騰させる。
- 5に丸めた団子を入れ、浮いてくるまで茹でる。(約5~6分)
- 冷水で冷まし、粗熱が取れたら水を切って水分をとる。
- 団子を並べて完成。
ポイント
ぬるま湯を「豆腐」に置き換えて作ると、食感がよりモチモチします。
また、良質なたんぱく質を摂取することができるため、栄養面から見てもオススメです。
“耳たぶくらいの柔らかさ”を目指して少しずつ調整しながら混ぜましょう。
みたらし団子にアレンジ!みたらし団子のタレ作り方
材料
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 水 100ml
- 片栗粉 大さじ1
- 全ての材料を鍋に入れ、粉類をしっかり溶かす。
- 1をかき混ぜながら火にかける。
- 3ふつふつ沸騰し始め、とろみがついたら「みたらし団子のタレ」の完成。
※月見団子を串に刺し、タレをかけて「みたらし団子」としても楽しめます!
秋のカラフル三色団子にアレンジ!
基本の月見団子の材料に加えて、かぼちゃパウダー・紫芋パウダー(分量は適量)を混ぜて
こんな風に、秋らしい「三色団子」にもアレンジできます。
今回は「上新粉」を使った月見団子のレシピを紹介しましたが、「白玉粉」や「だんご粉」などを使って作ることも出来ます。原料が「うるち米」か「もち米」か、などの違いがあり、食べた時の歯ごたえや食感が異なります。歯切れよく噛み応えがある団子がお好みの方は「上新粉」、よりモチモチした食感がお好みの方は「だんご粉」や「白玉粉」を使うのがオススメです。ぜひ色々アレンジして楽しんでみてくださいね。