メニューを閉じる
メニューを開く
  • 食・料理
  • 美容
  • カラダ
  • 食育
  • SDGs

イヤホンの課題を解決するオープンイヤー型「nwm」がフルモデルチェンジ

ニュース
YOKARE編集部
プロフィール画像
イヤホンの課題を解決するオープンイヤー型「nwm」がフルモデルチェンジ

NTTグループ初の音響ブランド「nwm(ヌーム) 」の製品発表会が11月20日(水)に開催された。同日に販売開始される、オープンイヤー型デバイス「耳スピーカー」シリーズより、完全ワイヤレスタイプと5,000円以下のエントリー向け製品がお披露目された。

オープンイヤー市場は拡大傾向だが、音の社会課題もある

オープンイヤー市場は拡大傾向にある。その背景にはコロナ禍を経て変化したライフスタイルの影響がある。オンラインの会議や授業が普及した。最近では、歩きながら通話している人、移動しながらイヤホンを装着している人もよく目にする。
どこでも音楽を聴いたり、通話したりするようになり、イヤホンやヘッドホンの装着時間が長くなっている。そのため、圧迫感の軽減、周囲の音が聞こえることを求めるニーズが高まり、「耳をふさがず、周囲の音も聞こえる」イヤホンが注目を集めている。

BCNの調査によると、24年1~9月のマイク付きイヤホンの国内販売数のうち、左右が分離し、周囲の音が聞き取れる製品のシェア(占有率)は19.8%と、23年の7.0%から大幅に増加。

NTTソノリティ株式会社 坂井博さ

NTTソノリティ株式会社 坂井博さんは「呼びかけに気づかなかった経験がある割合は6割、歩行中に車両の危険を感じた人は3割に上る」とイヤホンによる課題に語気を強めた。

音の社会課題としては下記の項目があるようだ。

  • 周囲とのコミュニケーション遮断
  • 接客のコミュニケーション
  • スマホ注視によるヒヤリハット
  • 音漏れによるトラブル
  • 耳蒸れ

フルモデルチェンジで音の課題の解決へ

これら課題を解決するために、nwm 製品は、独自性を追求していると言う。音を操り、オープンイヤーの弱点である音漏れを克服し、必要な音だけを仕分けする。

今回発売された新製品は、マルチユースの「nwm DOTS」とエントリータイプの「nwm WIRED」の2製品。この2製品は2023年4月が販売された「nwm MBE001」と2022年11月に販売された「nwm MWE001」がフルモデルチェンジされた製品になる。

マルチユースに活用できる「nwm DOTS」

「nwm DOTS(ヌーム ドッツ)」は、耳を塞がずに耳元だけに音を閉じ込める「PSZ技術」に加えて、新たに自分の音だけを届ける技術「Magic Focus Voice」が搭載された。低中域の音声、音漏れの改善、軽量化、装着感の改善などユーザーの声を反映してモデルチェンジが行われた。

オープン価格(市場予想価格)は¥24,200(税込)。

チャコールブラック、ストーンホワイトは11月20日(水)発売、マスタードイエロー、バーガンディレッド、モスグリーン2024年12月上旬発売。

nwm DOTS

低価格で手に取りやすいエントリーモデル「nwm WIRED」

エントリーモデル「nwm WIRED(ヌーム ワイヤード)」もPSZ技術の搭載はもちろん、よりもスペックアップしながら、低価格化を実現。また、有線なためバッテリー切れや充電の心配がないと言う。ワイヤレスイヤホンの充電切れに備えて、一つ有線があるだけで安心。

オープン価格(市場予想価格)¥4,950(税込)。

ダークブラウン、ホワイトベージュ、ネイビーブルー、ミントグリーン、コーラルピンクの5色が11月20日(水)から発売。

nwm WIRED

趣味や遊びに特化した「nwm GO」来春発売予定

また、アクティビティモデルとなるオープンイヤー型ネックバンドワイヤレス耳スピーカー「nwm GO(ヌーム ゴー)」も来春発売予定だ。こちらはビジネスでの利用でなく、趣味や遊びに特化したモデルだ。ウォーキングやトレッキングなども周囲の音を聞きながら楽しめるようだ。

nwm GO(ヌーム ゴー)

nwm WIREDを実際に使ってみると、従来のイヤホンと違って、周囲の音は圧倒的に聞こえる。車の音やすれ違う人の話し声も聞こえるので新鮮である。

技術的には移動中の会話も可能ではあり、どこでも音楽も聴ける。
音楽を聴いて過ごす、オンライン授業を受ける、人と会話する。どこでもいつでも何でもできるようになってきている。選択肢が増える中で、どのように時間を使うべきか選択することも個人が抱える課題でもあるかもしれない。

SHARE