白和えと柑橘、ヒハツオイル
定番の白和えに、柑橘の軽やかさとヒハツのやわらかなスパイス香を重ねた一皿。
ヒハツはオイルに香りを移し、さらに仕上げに後がけすることで、家庭でも扱いやすく、奥行きのある味わいに仕上げます。
ヒハツは巡りをサポートするスパイスとして知られ、冷え対策にも適しています。豆腐のたんぱく質や大豆イソフラボン、柑橘のビタミンCと組み合わせることで、日常の食事に取り入れやすい一皿です。
材料(2人分)
- 木綿豆腐 150g
- ほうれん草 1/2束(約100g)
- にんじん 30g
- オレンジ 1/2個
【A】
- 白味噌 小さじ2
- 練りごま 小さじ2
- 砂糖 小さじ1/2
- 醤油 小さじ1/2
【ヒハツオイル】
- 太白胡麻油(またはオリーブオイル) 大さじ1
- ヒハツ(パウダー) 小さじ1/3
下準備
- 木綿豆腐はキッチンペーパーに包み、重しをして20分ほど水切りする。
- ほうれん草はさっと茹でて冷水に取り、水気をしっかり絞り、3〜4cmに切る。
- にんじんは細めの千切りにし、軽く下茹でまたは塩もみしておく。
- オレンジは皮をむき、果肉を取り出して一口大にする。

ヒハツオイル
- 小鍋に油とヒハツを入れ、ごく弱火で温める(目安60℃程度)。
- 香りが立ってきたら火を止め、そのまま冷ます。
※加熱しすぎると香りが飛ぶため注意

作り方
- ボウルに水切りした豆腐を入れ、なめらかになるまでよく潰す。
- 【A】を加えて混ぜ、白和えのベースを作る。
- ほうれん草、にんじんを加えて和える。
- オレンジを加え、軽く混ぜる。
- ヒハツオイルを回しかけ、さっと全体をまとめる。
- 器に盛り、仕上げにヒハツをひとつまみ振る。

シェフからのコメント
レシピのポイントは、ヒハツを「オイル」と「仕上げ」の2段階で使ったこと。ヒハツを2段階で使うことで、香りに立体感が出ます。ヒハツがない場合は黒胡椒で代用可能です。黒胡椒を使うとよりシャープな仕上がりになります。
また、味の輪郭がはっきりさせるため、豆腐の水切りをしっかり行いましょう。
柑橘を加えることで、白和えのコクを保ちながら後味を軽やかにしています。オレンジはグレープフルーツやみかんでも美味しく作れます。
ほうれん草も小松菜やスナップえんどうでも代用可能です。
コクのある白和えに、柑橘の酸味とヒハツのやさしいスパイス香を重ねた、軽やかで食べやすい前菜です。ぜひ試してみてください。