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大人ニキビの対策、正しいスキンケアとオススメの3つの成分

美容
YOKARE編集部
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大人ニキビの対策、正しいスキンケアとオススメの3つの成分

年齢を重ねてからできる大人ニキビは、思春期の時に出来るニキビと原因も対策も異なるため、大人ニキビへの正しい知識を身につけて正しいケアを行いましょう。

思春期ニキビと大人ニキビの違い

ニキビには大きく分けて「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の二種類があります。
まず、「思春期ニキビ」は10代に多く見られ成長期における皮脂の過剰分泌が原因です。毛穴に皮脂が詰まりやすく、ニキビの原因であるアクネ菌が皮脂をエサに繁殖します。

ホルモンバランスが安定する20代前後になると思春期ニキビは自然に治っていきます。

思春期を過ぎ、大人になってから出来るニキビが「大人ニキビ」です。
大人ニキビの原因は、人によってもさまざまで、まだよくわかっていない部分もありますが、その原因は多くの場合、不規則な食生活、睡眠不足、飲酒や喫煙、ストレス、間違ったスキンケア、ホルモンバランスの乱れなどが引き金になっています。

大人ニキビの原因
  • 不規則な食生活
  • 睡眠不足
  • 飲酒
  • 喫煙
  • ストレス
  • 間違ったスキンケア
  • ホルモンバランスの乱れ

これらの要因により、肌のターンオーバーと呼ばれる肌の新陳代謝のリズムが乱れ、古くなった角質が溜まり、毛穴が詰まりやすくなりニキビを招く原因となります。特徴として、大人ニキビは治しにくく、同じ場所に繰り返しできやすいです。

大人ニキビの種類

大人ニキビは、症状によって下記のような種類に分けられます。
悪化を防ぐためには、白ニキビの段階で早めにアプローチすることが大切です。

白ニキビ

ニキビの初期症状で毛穴の部分にポツンと出来た白色のニキビです。
古い角質や汚れが毛穴を塞いでしまい、皮脂がスムーズに排泄できなくなり毛穴に皮脂がつまることでニキビとなります。

毛穴に古い角質や皮脂が詰まっているため盛り上がって見えます。

黒ニキビ    

鼻によく見られ、白ニキビが空気に触れて酸化し、黒くなったニキビです。
皮膚表面に顔をのぞかせた白ニキビの中身が黒ずんでいる状態です。

赤ニキビ

白ニキビや黒ニキビがアクネ菌によってアレルギー反応を起こし炎症を起こしている状態。

毛穴の中で、アクネ菌が増殖し出来始めは痛かったり、かゆみを伴ったりします。目立ちやすく、治りにくいのが特徴です。

黄ニキビ

赤ニキビが化膿して、黄色い膿がたまったものです。

紫ニキビ

炎症が起こった後、まわりの組織が破壊され、それを修復するために血管が新たに増生されたり、ニキビの炎症により瘢痕組織ができたりして赤紫にみえるものです。

一般的には、痛みやかゆみはないといわれていますが、硬くごわつき触れるとゴリゴリと芯を感じたりするのが特徴です。

大人ニキビができやすい場所とその原因

頬は顔の中でも皮脂分泌が少なく乾燥しやすい部分です。
乾燥した状態が続くと、角質層で毛穴が詰まりやすくなるので、ニキビができやすくなってしまいます。

また、ファンデーションやチークなどメイクを重ねる部分でもあるため、クレンジングが十分でないとニキビの原因となることも。

口元

口元も頬と同様に皮膚が薄くて乾燥しやすくニキビができやすい部位です。口元のニキビは炎症が起こりやすく悪化しやすいと言われています。
また、メイクを落とす際の摩擦や口元を手で触れるなど、日頃の癖が原因になることも。

フェイスライン

髪の毛先が触れやすいフェイスラインも、肌に触れる毛先が刺激になったり、雑菌がつきやすくなったりしてニキビが出来やすい部位です。また、メイクが残りやすい部分でもあるため、クレンジングや洗顔では髪の生え際まで丁寧にあらいましょう。

大人ニキビの対策 正しいスキンケア

正しい洗顔と保湿

バリア機能が低下しているニキビ肌ほど、過度に刺激をあたえないよう優しく洗顔を。
洗顔料はたっぷり泡立てて、肌をこすらず泡をすべらせるイメージで洗うのが優しく洗うコツです。
洗い流す時は、人肌程度のぬるま湯で。

そして、うるおいと皮脂のバランスが重要です。
スキンケアを化粧水だけで済ませずに良質なクリームなどで油分もしっかり補い肌の乾燥を防ぎましょう。

摩擦が肌の負担にならないように、化粧水は指の腹で顔全体に優しく伸ばし、手のひらでハンドプレスして仕上げます。

毎日の保湿ケアがニキビのできにくい、うるおいと皮脂のバランスのよい肌を作ります

ニキビに特にオススメの成分3つ
  • ユキノシタ・・・古くから民間療法に薬用とされておりユキノシタに含まれていうるユキノシタエキスには、抗菌作用・消炎作用・活性酸素を除去する働きることから、ニキビ専用の薬用基礎化粧品などで配合されています。
  • ビタミンC誘導体・・・ビタミンC誘導体とは、不安定な成分であるビタミンCを吸収しやすく、安定させた形にした成分です。皮脂酸化の防止や、皮脂分泌のコントロール、メラニン生成の抑制&メラニンの還元といった働きがあり、ニキビの炎症を抑えたり、赤みのあるニキビ跡をケアしたりするのに効果的です。
  • AHA・・・フルーツ酸とも言われる果物に多く含まれる酸のことです。角質をやわらかくする作用があるため、古い角質をすっきりオフ。肌のターンオーバーを円滑にさせる効果もあるためピーリング効果があります。

紫外線対策の徹底

過度に紫外線を浴びることは肌のターンオーバーの乱れを引き起こします。普段からしっかり日焼け止めを使い紫外線対策を欠かさないようにしましょう。

ただし、大人ニキビを繰り返す肌は刺激に大変弱くなっているため、肌の負担になりやすい日焼け止めはNGです。紫外線吸収剤を含まない、低刺激タイプの日焼け止めをオススメします。

メイクは最小限に

ニキビ跡や赤みを隠したいとメイクを厚くしてしまうと、毛穴を塞いでしまい、皮膚呼吸が出来なくなりニキビの悪化を引き起こします。

また、メイクを落とす時にも負担がかかるため最小限のメイクを心がけたいですね。洗浄力の強いクレンジングを使わなくても落とせるメイク用品を選ぶのも、ひとつの方法です。

蒸しタオルを活用する

スキンケアの一手間で蒸しタオルを使うのもおすすめです。蒸しタオルは、毛穴をゆっくり開き毛穴の奥に溜まった汚れが落ちやすくなります。
また、蒸しタオルで毛穴が開くと、化粧水や美容液などの成分が肌に浸透しやすくなります。

大人ニキビは、早い段階での対処が肝心です。ぜひ、参考にしてみてください。

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