トイレに関する悩みが解消する?黄杞茶の原料「黄杞葉」の効能とは?!
独特の甘みがある中国の健康茶の黄杞茶(こうきちゃ)。一度飲むと独特の甘みが癖になります。なかなかスーパーなどでは見かけないため、知らない方も多いかもしれません。 黄杞茶の原料は、中国南部で自生する常緑高木「黄杞(こうき)」の葉です。黄杞の葉は、黄杞葉(こうきよう)と呼ばれ、排尿障害や生活習慣病の改善やダイエット効果などの嬉しい効能があります。 今回は黄杞茶の原料である黄杞葉の効能を紹介します。
黄杞(こうき)とは
中国南部の広東省などの山中に自生するクルミ科の常緑高木。黄杞茶の原料になる黄杞の葉には、甘みがあり、中国では古くから甘茶として解熱、減肥満、解毒などの目的で飲まれてきました。
黄杞茶の味わいは?
お茶にはカフェインが含まれているのが一般的ですが、黄杞葉を使った黄杞茶にはカフェインが含まれていません。ノンカフェインだから味わいがスッキリしています。 カフェインには覚醒作用があり、夜に紅茶やコーヒーなどカフェインが含まれている飲み物を飲むと眠れなくなることもあります。 カフェインの子どもへの影響はわかっていないこともあるようですが、近年は子どもにカフェインを摂取させないようにしている方もいるようです。 黄杞茶は妊婦さんからお子様まで、安心してご家族で愛用していただけるオススメのお茶です。
黄杞葉の主成分
黄杞葉には、甘みの正体でもある特殊成分フラボノイドの一種でもあるアスチルビンなどの「ジヒドロフラボノール配糖体」が豊富に含まれています。 その他に、私たち現代人が不足がちなカルシウムを、亜鉛、鉄分などの必須ミネラルが豊富に含まれています。栄養補助食品や健康補助食品としても活用できます。
- ミネラル
- ジヒドロフラボノール(アスチルビン)
黄杞葉の効果
黄杞葉には「排尿障害の改善」「ダイエット」や「生活習慣病の予防」や「アレルギー改善」の効果が期待できる成分が含まれています。
膀胱機能改善作用
黄杞葉抽出物に、軽度排尿障害に対する改善効果が期待できます。臨床試験では、軽度排尿障害者に対して、残尿感、我慢のつらさ、勢いが弱い、いきみに有意な改善効果が認められましたという結果があります。
ダイエットのサポート
体脂肪の分解を促すcAMP(サイクリックAMP)という細胞内情報伝達物質(セカンドメッセンジャー)が存在します。このcAMPは酵素によってその働きが抑制されてしまいます。黄杞には分解酵素を抑える効果があり、cAMPの活動をサポートするので、脂肪の燃焼が促進されます。 黄杞茶を食事中や運動前に飲用すると良いでしょう。
生活習慣病の予防と改善
黄杞葉に含まれるアスチルビンには抗酸化作用があり、糖尿病などの生活習慣病やガンの予防効果を持つと言われています。
花粉症改善や抗アレルギー作用
黄杞葉に含有されているジヒドロフラボノールには抗アレルギー作用が確認されています。花粉症やアレルギーに効果があります。
黄杞葉って摂取できるの?
黄杞葉が原料である黄杞茶は茶葉やペットボトル、缶でも販売されています。なかなかスーパーでは見つけることが難しいかもしれませんが、インターネット購入ができます。 黄杞茶は、トイレに関するお悩みや、生活習慣病の予防などに効果的な成分が含まれている黄杞葉が原料です。 生活習慣病などの病気をせずに健康寿命を延ばすために、黄杞茶を試してみてはいかがでしょうか。