「食べて燃やす」で体が変わる!?食べて燃やすための3つのステップ

「最近、体が重い」「前より疲れやすい」「なんとなく太りやすくなった」――このようなカラダの変化は年齢の問題だけではないかもしれません。生活習慣の影響による代謝の低下が大きく関係している可能性があります。
代謝とは、食べた栄養をエネルギーに変え、体の機能を維持するために使うエンジンのようなもの。
このエンジンがうまく回らなくなると、体はエネルギーをため込みやすくなり、冷えやむくみ、疲労感といった不調を招きやすくなります。
代謝は、食べ方や栄養のとり方次第でしっかり立て直すことができます。「食べて燃やす」ための3つのステップを紹介するので、毎日の食生活に取り入れてみましょう。
「食べて燃やす」ための3つのステップ
①筋肉を育てる「たんぱく質」をしっかり摂ろう
代謝を上げるうえで欠かせないのが、筋肉。筋肉は、体の中で最も多くのエネルギーを消費する器官です。筋肉が多いほど、エネルギーを消費するため「基礎代謝」が高まります。
筋肉の材料となるのが、たんぱく質です。
一日の中で肉・魚・卵・大豆製品などをバランスよく取り入れ、こまめに補うことがポイントです。

例えば、朝は納豆ごはん、昼はオムライス、夜は焼き魚、のように毎食摂ることで筋肉が減ってしまうのを防ぐことができます。
②代謝を助ける「ビタミン・ミネラル」をプラス
摂取したたんぱく質や糖質・脂質をエネルギーに変えるには、ビタミンB群・鉄・マグネシウムといった栄養素が欠かせません。これらは、いわば代謝を動かすための潤滑油。
ビタミンB群は豚肉・卵・まぐろ・納豆などに豊富に含まれます。鉄は赤身肉やレバー、ほうれん草などに多く含まれます。また、マグネシウムを多く含むナッツや海藻を加えると、代謝のリズムをさらに整えやすくなります。
たんぱく質だけを意識しても、これらのサポート栄養素が不足していると代謝はうまく回りません。主食・主菜・副菜をそろえた食事を心がけることが、燃えるカラダづくりの基本です。
③燃焼スイッチを押す食材を味方に
そして最後のポイントが、「代謝を後押しする食材」をプラスすること。
ブラックジンジャーは、タイ原産のショウガの一種で、ポリメトキシフラボンという成分が含まれています。最近だとダイエット系のサプリメントにも使用されています。この成分には、血流を促してエネルギー代謝を活発にする働きが特徴。

ブラックジンジャーはほんのりスパイシーで香ばしい風味で、料理やおやつにもなじみやすいので、日常的に取り入れやすいのも魅力です。例えば、「ささみと野菜のスパイスマリネ」は、高たんぱく・低脂質のささみに、彩り野菜とブラックジンジャーを合わせたさっぱりメニュー。消化も良く、運動後や夜遅くの食事もぴったりです。

代謝アップの秘訣は、「食べない」ではなく「食べて燃やす」こと。栄養をしっかり取りながら、体のエンジンを動かすことが大切です。
たんぱく質で筋肉を育て、ビタミンやミネラルで代謝を助け、燃焼スイッチONでカラダの巡りを整えましょう。
この3つのステップを意識するだけで、体は確実に変わっていきます。代謝のリセットは食べることで変えていきましょう。