米ぬか発酵液が配合されたヘアケア商品、スキンケアだけではない米ぬか発酵の広がり
江戸時代より200年続く日本酒の蔵元の杜氏の手がキレイということから、発酵や麹の成分が注目され始めました。今ではさまざまな発酵コスメや米ぬか発酵コスメが登場しています。
発酵米水が髪に潤いを与えるという評判が消費者の間で急速に広まり、多くの人がそれを日常生活に取り入れる簡単な方法を探しています。
ライスウォーターが流行?!
TikTokでは「ライスウォーターで髪をケアするチャレンジ」する動画が爆発的に人気なったりしています。自分で作った米発酵水髪をすすぐDIYパックが流行しました。
海外で流行った自宅で米ぬか発酵液を作るDYIパックは、アバンギャルドな取り組みと思いますが、米ぬかには、アミノ酸、ビタミンB、ビタミンE、ミネラル、イノシトールが含まれており、髪の毛を強くするのに役立つと言われています。
「いち髪 THE PREMIUM」に米ぬか発酵導入美容液が配合
ヘアケアブランド「いち髪」のプレミアムダメージケアシリーズ「いち髪 THE PREMIUM」のシャンプー・トリートメントは、ヘアアイロン等の熱ダメージによる“乾燥髪”をケアするために2024年3月にリニューアル。髪研究の結果、ヘアアイロン等の熱ダメージによる乾燥髪のための集中補修成分として、米ぬか発酵導入美容液が配合されました。
ヘアアイロン等の熱ダメージによる乾燥髪のための集中補修成分として、プレミアムダメージケアシリーズに「米ぬか発酵導入美容液」を高配合。米ぬか発酵導入美容液には、「米ぬか発酵液」、「ハス種子発酵液」、「セバシン酸ジエチル」、「グリコシルトレハロース」を配合し、なめらかな指通りに。
EDOBIO(エドビオ)、米ぬかや酒粕を使ったシャンプー、コンディショナー、ボディーソープの3点を展開
スキンケアブランド「EDOBIO(エドビオ)」では、「スムージング シャンプー」「グロッシング コンディショナー」「リニュウイング ボディーソープ」には、米ぬかや酒粕など、江戸時代から親しまれてきた天然由来素材を用いています。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープの3点に、米ぬかエキスを乳酸菌と酵母で発酵させて独自開発した「BiProGE®乳酸菌」を配合。これにより頭皮にも存在する「美肌菌」のバランスを整え、清潔な状態を保つ効果に期待されています。
また、ツバキ油やシアバターなど髪表面のキューティクルをなめらかに整えるとされる成分、ブルーベリー茎エキスやスイカズラ葉エキスや茶葉エキスなど紫外線から髪を保護するとされる成分も。