メニューを閉じる
メニューを開く
  • 食・料理
  • 美容
  • カラダ
  • 食育
  • SDGs

ウインター・ブルー(冬季鬱)には、冬至に邪気払いが大事!?

食育
YOKARE編集部
プロフィール画像

2021年の冬至は12月22日。古くから「冬至の日にゆず湯に入ると一年風邪をひかない」と言われています。新型コロナウイルスの影響でライフスタイルも変わり、マスクをつけることも、在宅勤務も当たり前になった2021年ではなかったでしょうか。運動不足によった体調の変化を感じている人、冬になり体調を崩しがちな人も、今年の冬至は邪気を払って2022年の健康を願いましょう。

冬至とは死に一番近い日と言われてた?

冬至とは二十四節気の1つ。冬至は1年の中でも太陽の位置が最も低く、冬至を境に太陽が生まれ変わり、陽気が増え始めるとされています。
そのため、太陽の恵みを享受できないと考えられ、冬至は「死に一番近い日」と言われていました。

「冬至」を邪気払いの日としたのは、冬至を境に運気が上がると考えられ、運を呼び込むために、身を清めたり、邪気を払ったりしていたことが始まりです。
中国での「冬至」の習わしは古く、唐の時代に日本の宮廷へと伝わったそうです。冬至は古くから、中国や日本で大事にされてきた日になります。

また、冬至のことを「一陽来復」とも言います。
一陽来復は、悪いことが続いた後には、幸運に開けるという意味があります。一陽来復は、易の用語で、陰気で包まれる陰暦十月のあとに、陽気の生じる陰暦十一月(復の卦)=冬至が来て、新しい年が来るという意味。
つまり、一陽来復には、悪いことが続いた後に幸運に向かうという意味も込められているのです。早稲田の穴八幡などの神社では「一陽来復」のお守りが配られます。

そういうわけで、陰な空気を振り払うために冬至には邪気払いが必要なのですね。
冬至に向かって下記のような症状に悩まされている人も多いのではないでしょうか。

  • 疲れやすい
  • やる気が出ない
  • 落ち込みやすい
  • 寝ても寝ても眠い

このような気持ちも冬至が原因なのでしょうか。

晩秋から冬至にかけて気分が落ち込むのはどうして?

冬至へ向けて、どうしても、自分の内側にばかり意識が向いてしまいがちになります。
季節感を持って働くことも大事なのかもしれません。冬至という季節は、自分の内側にエネルギーが向かってしまうシーズン、悪く言えばネガティブになりやすく、落ち込みやすいシーズン。そんな風に冬至など季節を楽しむことも、忙しく仕事ばかりになっているビジネスマンには必要なことかも。情緒をもつことで目の前の仕事だけでなく、常識的な思いやりは生まれるかもしれません。

冬になると、風景も変わり、寒くなり、日も短くなります。太陽の日差しにギラギラ眩しい暑い夏には寂しさなど結びつきませんが、冬になると侘び寂びを感じ入ります。
行きすぎてしまうと冬季鬱(うつ)かもしれないので、原因を知って、少しでも予防しましょう。

冬季鬱(ウインナー・ブルー)はセロトニンの減少が原因?

冬に気持ちは沈みがちになる人が増えことは前述しましたが、あまりにひどいと「冬季鬱(うつ)」かもしれません。冬季鬱はウインナー・ブルーとも言われ、冬に発症すつ人が増えます。
イライラしたり、気分が落ち込んだりは一般的な鬱とも同じですが、一般的な鬱との違いがあります。一般的に知られる典型的なうつ病の症状のイメージが「不眠」「食欲が無い」であるのに対し、ウインター・ブルーは、食欲は過食傾向、睡眠は仮眠傾向というのが特徴的です。体重が増えて、見た目にも影響するウインター・ブルー。なるべくなら避けて通りたいものです。

このような鬱や気分の落ち込みや体の不調は、「セロトニン」が一つのキーポイントになります。

セロトニンという脳内で働く神経伝達物質のひとつが影響するためです。感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっていて、冬至の頃は分泌量が低くなるのです。
脳の神経伝達物質であるセロトニンが減少すると、脳の活動が低下し、うつ状態が引き起こされると考えられています。北欧ではよく知られた病気で、フィンランドやスウェーデン、アラスカなどでは人口の10%以上が冬季うつを発症すると言われています。

冬は健常人でもセロトニン分泌量が減ることがわかっています。日照時間が短くなると、体内時計をつかさどるメラトニン分泌のタイミングが遅れ、また脳内神経伝達物質のセロトニンやドーパミンなどモノアミンが減少し、抑うつを引き起こしやすい傾向になります。こうした変化に敏感な人は、通常の人よりもウインター・ブルーに陥りやすい特性があります。

引用元:“ウインター・ブルー(冬季うつ)”
気のせいではなかった!冬に気分が落ち込む理由とは|豊橋ハートセンター

晩秋から冬にかけて日照時間が減っていくことも「冬季鬱(うつ)」のメカニズムに影響しているのですね。

塞ぎ込んだ精神で暴飲暴食の傾向になり、太ることを避けるためにも冬至の日の邪気払いは、必要なのでしょう。

冬至の日の邪気払い兼ねて、冬の不調を改善する方法

柚子湯に入る

日本では、ゆず湯に入って、邪気を払うことが有名です。冬のゆずの強い香りが、冬至の邪気払いに、一番ふさわしいと考えたのでしょう。
体を温め、無病息災を願うための習わしとして、冬至の日は、ゆず湯に入る人が多いといいます。

ゆっくり柚子湯に入り、リラックスしましょう。ゆずにはヒアルロン酸産生促進による保湿作用、保湿効果にも期待。

かぼちゃを食べる

冬至には、かぼちゃを小豆と一緒に煮る「いとこ煮」を食べる習わしが各地にあります。夏に収穫したかぼちゃは長期保存ができるため、冬至に食べられるそうになったとか。

冬至粥(南瓜粥・小豆粥)を食べる

昔から赤い食べ物には邪気を祓う力があると言われ、日本では古くから邪気払いに食べられていました。そのルーツは中国にあり、冬至に厄払いのため小豆粥を炊いたという風習も中国では昔からあったようです。

ゲン担ぎに「ん」のつくものを食べる

「運」=「ん」が2つ重なるものを食べて、運を上昇させようとする、「運盛り」という縁起かつぎがあることを知っていますか?

  • 南瓜(ナンキン)
  • 人参(ニンジン)
  • 蓮根(レンコン)
  • 銀杏(ギンナン)
  • 金柑(キンカン)
  • 寒天(カンテン)
  • 饂飩(ウンドン=うどん)

冬季うつは食物繊維で腸内環境を整え

腸内環境を整えるには、睡眠時間や食事、運動など規則正しい日常生活を心掛けることに加え、食物繊維は腸内環境を良くして善玉菌の多い状態を保つことを心がけるのも良いでしょう。腸内に善玉菌が多いとセロトニンの分泌が良くなるので、ストレスを感じにくくなる、またはストレスに対しての対応能力が保てるということが期待できます。冬至に向かってどんどん日照時間が短くなるこの時期こそ、早寝早起きを心がけてできるだけ太陽の光を浴び、食物繊維摂取で腸内環境を整えて、冬季うつに負けない心と体づくりを目指しましょう。食物繊維は、ごぼうなどの野菜、芋類や豆類、精白していない穀類などに多く含まれます。

SHARE