調味料選手権2023は過去最多のエントリー。No.1になった調味料は?
一般社団法人日本野菜ソムリエ協会が毎年開催している調味料選手権は今年で14回目になります。全国各地から開催史上最多の211品がエントリーし、一次審査会を通過した選りすぐりの50品が最終審査会に進み、10月29日(日)に2023年の「No.1調味料」が決定しました。
昨年はコロナ禍のアウトドア、バーベキュー需要から手軽に使えるスパイス調味料が上位となりましたが、今年は素材のうまみを活かした調味料が上位になりました。
総合1位 マッシュルームイチバン
FM ラジオ局「bayfm」の『千葉のご当地調味料を作ろうプロジェクト』から生まれたご当地調味料。
なんとマッシュルームも千葉県が生産量日本一。昨年の調味料選手権2022 総合2位になった「ネギイチバン」に 続き、地元のリスナーのアイデア・意見をもらいながら100 回近い試作を重ね完成した千葉愛が詰まった逸品。
千葉県産マッシュルームの素材のうまみと食感を楽しめるように、粗みじん切りとペーストの2種類をブレンド。新鮮なマッシュルームを醤油・バターなどで味付けした食べる調味料。
1瓶に家庭用マッシュルーム約1パック分がたっぷり入って、コクとうまみが詰まったキノコ万能調味料。
おすすめの食べ方
おすすめの食べ方は、卵かけごはんやパスタ・バケット、マヨネーズやクリームチーズに混ぜてディップソース、ひき肉に混ぜてハンバーグ、お湯で薄めてスープなど。
総合2位 松川浦かけるあおさ
福島県松川浦産乾燥あおさにこだわり、あおさの風味や食感をそのまま楽しめる万能調味料。フライドガーリック&オニオン、ゴマを加えたサクサクの食感が絶妙なバランスのあおさのオイル漬け。
東日本大震災以前は全国 2 位のあおさ生産量を誇る産地だった福島県の松川浦。復興の末、2018 年より養殖再開となりましたが、生産量は震災前の 2 割程度。松川浦やあおさを知ってもらい、次世代の担い手が1人でも多く生まれることを期待して取り組んだ商品です。
おすすめの食べ方
冷奴、サラダにトッピング、ガーリックトーストやパスタに混ぜてペペ ロンチーノ風、卵かけごはん、餃子の皮にとろけるチーズと一緒にトースターで軽く炙るとおいしくなります。
総合3位 しょうが生ふりかけ
大人も子どもも食べられるしょうがのふりかけ。
ごはんのおとも部門の最優秀賞とW受賞となりました。
国産生姜を信州味噌と鰹節で味付け。シャキシャキ食感が心地良く、辛みを抑えて子どもでも楽しめる生ふりかけ。
しょうが専門店「ジンジャーママ」が開発。体調がすぐれない母のために作った無農薬しょうがを使用した「しょうがパウダー」を配合。
おすすめの食べ方
おすすめの食べ方は ごはんにのせたり卵かけごはんに。冷奴、麺類の薬味、豚のしょうが焼、サラダのトッピングなど、いろいろな物にかけて温活できます。