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睡眠と肌の関係、睡眠不足の肌を救うトウキンセンカの魅力

美容
YOKARE編集部
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睡眠と肌の関係、睡眠不足の肌を救うトウキンセンカの魅力

「最近、睡眠不足でお肌が調子悪い」なんて感じることはありませんか?「美肌は夜に作られる」という言葉もある通り、美肌のためには睡眠が必要なのです。そうは言っても仕事や子育てなどが忙しく、ついつい寝るのが遅くなるのが実情ではないでしょうか?
今回は、そんな睡眠不足状態の肌でもイキイキとした肌に導いてくれる「トウキンセンカ」についてご紹介いたします。

睡眠と肌の関係

「美肌は夜に作られる」「寝ないと老ける」「睡眠中はお肌のゴールデンタイム」などと言われるように肌と睡眠は密接な関係があるのです。

肌は夜の間に活発に生まれ変わるのですが、その生まれ変わりに欠かせない役目を担う大事なホルモンがあります。

それは「メラトニン」と「成長ホルモン」です。

質の高い睡眠がとれていれば「メラトニン」と「成長ホルモン」が、夜の間に肌を日中に受けたダメージから回復させ、健康な肌に導くことができるのです。

その反対に睡眠不足の状態だと「メラトニン」と「成長ホルモン」があまり分泌されずに肌の不調につながっていくのです。このメラトニンと成長ホルモンについてもう少し解説いたします。

睡眠を促すメラトニン

メラトニンは別名「睡眠ホルモン」と呼ばれています。

なぜそう呼ばれているかというと、メラトニンは目覚めて、光が目に入ってから14時間~16時間後に脳の奥から分泌されます。そうすると体の深部体温が低下して、リラックス状態に導かれて眠気を感じるようになるのです。朝起きたら、カーテンを開けて光を取り込むことが良いとされているのは、目覚めをよくする目的もありますが、夜に「質の高い睡眠」をとるためという目的もあるのです。

さらにメラトニンには肌にとってうれしい作用を持ち合わせています。

それは、メラトニンが強力な抗酸化力を持っているということです。

酸化とういうのは、体の錆び(サビ)のことです。人は酸素吸って、それをエネルギーに変えて生きているのですが、その際に発生するのが活性酸素です。この活性酸素はウイルスなどと戦う良いところもあるのですが、ストレスなどにより活性酸素が増えすぎると体の中の色々なものと結びつきサビさせてしまうのです。シミ・シワ・たるみなどの大きな原因になるのが活性酸素です。メラトニンには、この活性酸素によるサビをとる力があるのです。

ターンオーバーを促す成長ホルモン

睡眠中に分泌されるもう1つの大事なホルモンが「成長ホルモン」です。成長という名前がついているので子どものことかなと思われる方もいるかもしれませんが、実際には何歳の人にも必要なホルモンです。

成長ホルモンには、骨や血管、そして肌の代謝を促す効果があります。人の体は成長ホルモンにより代謝が促進され絶えず新しくなろうとしているのです。しかし睡眠不足などにより成長ホルモンが分泌されていない状況だと、その日のダメージを回復させることが出来ず、それが蓄積されて病気などにつながっていくのです。

お肌のゴールデンタイムって何時?

以前は22時~深夜2時までがお肌のゴールデンタイムで、その時間は特に成長ホルモンが分泌されて肌が活発に生まれ変わるといわれていました。

ところが最近の様々な研究結果を見てみると22時~深夜2時がゴールデンタイムというのは否定されているようです。

では、いつがお肌のゴールデンタイムなのかというと、眠りに入ってから最初に訪れる深い睡眠の時です。

最初に訪れる深い睡眠の時が一番多くの成長ホルモンが分泌されます。ポイントは「深い眠り」ということです。睡眠が深くなく、浅い場合は多くの成長ホルモンは分泌されないのです。かといって最初だけ深く寝ることができれば良いわけではありません。睡眠時間が短いとホルモンのバランスがくずれて肌のバリア機能が低下し、肌荒れを起こしやすくなるのです。

睡眠の質を下げるNG行動

質の高い良い睡眠をとるために必要なことは、就寝2、3時間前からリラックスした状態にいること、つまり副交感神経を優位にしておくことが大切です。副交感神経とは自律神経2つのうちの1つで、もう一つは「交感神経」です。自律神経は、体のアクセルである「交感神経」とブレーキである「副交感神経」がバランスよく働くことで、体の良い状態を保っているのです。

交感神経とは

心と体が「興奮状態」のときに優位に働きます。交感神経には以下のような働きがあります。

  • 血管の収縮
  • 瞳孔の拡大
  • 気管支の拡張
  • 心拍数の上昇
  • 腸の働きを抑制する(消化、排便、排尿の抑制)
  • 暑いときには汗を出して体温を下げる
  • 寒いときは熱を発生させる

交感神経が優位になると、疲労が抜けずに体調不良をおこしたり、胃腸の働きが弱くなり便秘を引き起こしたりします。
その交感神経のスイッチをオンにするは以下のような時です。

  • 興奮したとき
  • 驚いたとき
  • ストレスを強く感じたとき
  • 緊張したとき
  • 不安を感じたとき

寝る前に交感神経のスイッチを入れてしまうと、寝つきが悪くなったりして「質の良い睡眠」をとることが出来なくなるのです。

副交感神経とは

心と体がリラックス状態のときに優位に働きます。交感神経には以下のような働きがあります。

  • 血管の拡張
  • 瞳孔の収縮
  • 気管支の収縮
  • 心拍数を抑える
  • 腸の働きを活発にする

例えば朝に副交感神経が優位ままだと寝起きがわるかったり、日中だるかったりします。

この交感神経と副交感神経はどちらがよいという問題ではなく、それぞれがバランスよく優位になり、切り替わることが大切なのです。

睡眠不足の肌を救うトウキセンカ

睡眠が肌にあたえる影響について理解したとしても、普段から家事や育児、仕事に忙しい女性からしたら、寝る前の2、3時間前からリラックスなんて難しいですよね。寝る直前まで家事はあるし、子供を叱ることもあるし、翌日の仕事のことをついついかんがえてしまって休めないのが実情だと思います。だからと言って「肌のことはあきらめたくない」という方にこそ紹介したいのが「トウキセンカ」です。

トウキンセンカとは

トウキンセンカはキク科キンセンカ属の植物で、高さ15~60cmの一年草で、3~5月になると、10cmほどのオレンジ色や黄色の花を咲かせます。

睡眠不足になってしまうと、肌の細胞は弱ってしまい、色んな栄養を与えてもなかなか肌に効果があらわれにくくなってしまいます。こだわってスキンケアを選んで使用していてもなかなか結果が出ない人は、睡眠不足により肌が弱ってしまっていることが原因かもしれません。
しかし「トウキセンカ」は、そんな睡眠不足で弱った肌でも効果を出すことができるのです。
トウキンセンカの花から抽出されたエキスには、フラボノール、トリテルペン、トリテルペノイド系サポニン、タンニン、カロテン、キサントフィルなどの豊富な栄養素が含まれており、様々な美肌効果が期待できるのです。「トウキンセンカ」のもつ様々な美容効果の中から「睡眠不足の肌」でも期待が出来る2つの効果をご紹介します。

トウキセンカに期待される美容作用

コラーゲンの産生促進

これまでの研究・実験により「睡眠不足モデル」を用いた評価方法の下で、トウキンセンカの花から抽出されたエキスが、低濃度の成長ホルモンと同エキスを併用することで、皮膚線維芽細胞におけるコラーゲンとヒアルロン酸の産生が促進されたと報告されています。
コラーゲンは真皮層にある弾力線維で肌のハリをあらわし、ヒアルロン酸も真皮層にあり肌のプルプル感をだしてくれます。そして線維芽細胞は真皮層の工場。コラーゲンやヒアルロン酸を作り出します。トウキンセンカは、睡眠不足で弱ったお肌からハリや弾力を蘇らせる効果があるのです。

優れた消炎効果

睡眠不足の肌は、ホルモンバランスが崩れてバリア機能が低下します。そうすると肌は、少しダメージを受けるだけで反応していまい赤くなったり、かゆくなったりと肌荒れを起こしやすい状態になってしまいます。
トウキンセンカには優れた消炎効果があり、もともとは傷の治療で使われていたほどで、肌荒れをおこした肌を優しくおちつかせてくれます。

「睡眠不足で肌の調子が悪い」だからといって、これ以上睡眠をとることはできない。でもやっぱり肌をキレイに保ちたい。トウキンセンカは、そんな睡眠不足の肌でも若々しく導くことが出来るのです。
 

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