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まつ毛の育毛ケア=まつ育の基礎知識

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まつ毛の育毛ケア=まつ育の基礎知識

近年、まつ毛エクステや、まつ毛パーマなどが人気なっています。

まつ毛は、メイクで重要なポイントのひとつになり、まつ毛エクステや、まつ毛パーマにより、目を大きく見せたり、印象的な目元にしたりしたいという希望を叶えてくれることが人気の理由です。

まつ毛エクステや、まつ毛パーマには施術後のまつ毛ケアが大切。

まつ毛が短い人も、正しいケアでまつ毛を良い状態に保つことができます。まつげ(まつ毛)エクステやまつげ(まつ毛パーマなど、目元の施術をしていない方にもおすすめです。
それが、まつ育です。

ここでは、正しく効果的な、まつ毛の育毛ケアについてご紹介していきます。

まつ毛のサイクル

まず、まつ毛が生えるメカニズムを確認しておきましょう。まつ毛と毛髪とでは、生え変わるサイクルの期間に違いはありつつも、成長の仕組みについては大きく変わりはありません。

毛髪が2年~6年かけて抜けたり生えたり繰り返すのに対して、まつ毛は100日~150日の短い周期で生え変わります

まつ毛のヘアサイクルは髪と同じように、まつ毛が生え始めてから、抜け落ちるまでのまつ毛の状況に合わせて、「成長期」「退行期」「休止期」と3つのステージに分かれます。

成長期は、まつ毛の元となる毛母細胞の分裂・増殖が活発で、毛球部で毛が製造される期間です。この成長期が長いと、まつ毛は長く、太く成長します。一般的には約40日で次のステージへと移行します。

次のステージ退行期では、毛母細胞の細胞分裂が衰えていき、毛球が退縮し完全に退化します。2~3ケ月かけて再び、成長期に移行します。

まつ毛のダメージについて

まず、まつ毛は常にダメージを受けています。もちろん、まつ毛エクステやまつ毛パーマはダメージの原因になりますが、まつ毛は何もしていなくても外気やエアコンによる乾燥や紫外線によってダメージを受けているのです。

ある意味、何もしていなくてもダメージを受けているのに加えて特にビューラーやマスカラ、目元のクレンジングによる摩擦、目元を擦るなどの動作や目薬などでもダメージを受けています。

なので、まつ毛のケアは受けるダメージを最小限に、そしてダメージを受けたまつ毛の日々のケアが重要です。

まつ毛育毛剤と、美容液の違い

では、そんなまつ毛ケアに効果的な、まつ毛の育毛剤と、まつ毛美容液の違いをお話ししていきます。

まず、まつ毛の美容液はまつ毛ケアと抜け毛防止。まつ毛の育毛剤はまつ毛の発毛を促進。

このような用途の違いから、それぞれの目的に合った成分が配合されています。

まつ毛美容液

まつ毛のケア 抜け毛の予防
まつ毛を美しく保つことが目的としたものです。

具体的に、まつ毛美容液は日常生活によって受けたダメージケアだけではなく、まつ毛にハリやコシを与える効果が期待されています。

肌へのやさしさ、使いやすさで選ぶと良いでしょう。
目元の皮膚は、非常に薄くてデリケート。
刺激となる成分が配合されていない事。例えば、シリコン成分や高濃度で配合されたエタノール、防腐剤や香料などは目元の皮膚のかゆみ・赤み・目の充血などを引き起こす原因となることがあるため注意が必要です。

まつ毛育毛剤

まつ毛の発毛を促進 まつ毛を育てることが目的としたものです。
具体的にまつ毛の毛量を増やすことが効果として期待されています。
医薬部外品のまつ毛育毛剤であれば、ドラックストアや薬局で購入することができます。
また、医薬品のまつ毛育毛剤を入手するには、クリニックなどを受診して処方箋を発行してもらうことが必要になります。

まつ毛の育毛に効果的と言われている栄養素5つ

内側からも、まつ毛の育毛ケアをすることが大切です。育毛ケアに効果的と言われている5つの栄養について紹介します。

毛や肌の健康維持に期待がされているL‐シスチン

L‐シスチンに含まれるイオウは、皮膚や体毛、爪の主成分であるたんぱく質をつくる重要な成分と言われています。

どんな食材に含まれているの?

牛肉・羊肉・牛乳・鮭などに含まれています。

育毛に欠かせないメチオニン

必須アミノ酸の一つで、食事からの摂取が必要です。
髪などの体毛を構成するたんぱく質のほとんどはケラチンで占められています。

どんな食材に含まれているの?

鶏肉・牛肉・羊肉・マグロ・かつお・チーズ・豆腐・ナッツ類など

毛に必要なたんぱく質生成をサポートするビオチン

アミノ酸や脂質の分解・代謝を助ける働きをしています。体内では、肝臓、腎臓、筋肉、乳腺、消化管の順に多く存在します。

ビオチンが不足するとアミノ酸からたんぱく質をスムーズにつくることができなくなるため、たんぱく質を主成分とする体毛や皮膚、粘膜の生成に影響がでます。

どんな食材に含まれているの?

牛レバー、魚介類、ヨーグルト、大豆、卵、ほうれん草など

皮膚や毛の生え変わりを促進する亜鉛

ミネラルの成分として人間の体内で血液や皮膚、骨、腎臓、肝臓、毛などの細胞に存在しています。

どんな食材に含まれているの?

たんぱく質の合成を助け、酵素の構成成分となり代謝を助けるなど皮膚や毛の生え変わりを促進する働きがあり、抜け毛を予防・成長促進の効果が期待されます。
(生ガキ・カニ・豚レバー・納豆・牛乳など)

新陳代謝に重要なポリアミン

細胞分裂を促進するなど、毛や肌の新陳代謝を正常に行うための重要な役割を担っており、不足することで老化が著しくなると言われています。

どんな食材に含まれているの?

大豆発酵食品・チーズ・きのこ類・鶏肉など

普段の食事で全ての必要量を摂取することはなかなか難しいという方はサプリメントをうまく活用してみて下さいね。

しばらく右肩上がりだった、まつ毛エクステブームが落ち着きつつある中
自まつ毛を育毛することが、増えてきています。ぜひ、参考にして自分流のまつ毛育毛ケアを取り入れて見て下さいね♪
 

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