12月21日「冬至」も間近、各地のゆず風呂イベントを紹介
日本では、古くから冬至の日にゆず湯に入る慣習があります。
「冬至」=「湯治」、「ゆず」=「融通(融通が利くように)」と願いを込め、お風呂に「ゆず」を浮かべて入る、古くからの日本の風習 です。
強い香りは邪気を払うと伝えられており、冬が旬のゆずは香りが強く、お風呂に入れることで身を清めるとされています。他にも、ゆずには血行を促進して体を芯から温めてくれる効果がある為、風邪を引きにくくなるとも言われています。
12月21日の冬至に行われる温泉のイベントを紹介します。
極楽湯28店舗
極楽湯×SDGs 「ゆずを譲ってくださいキャンペーン」
地元の皆さまから余っているゆずをお譲りいただき、そのゆずを使用した「ゆず湯」を各店で開催。2024年12月10日(火)~19日(木)にゆずをお持ちいただくと入館無料券がもらえます。
- ゆずを<4kg>ご持参でご招待券1枚プレゼント対象店舗
極楽湯(直営全店)、RAKU SPA Cafe浜松(90分コース)、RAKU SPA 1010神田(サウナコース) - ゆずを<8kg>ご持参でご招待券1枚プレゼント対象店舗
RAKU SPA 鶴見、RAKU SPA GARDEN名古屋、RAKU SPA Cafe浜松(フリーコース)、RAKU SPA 1010神田(ラクスパコース)
箱根小涌園ユネッサン(神奈川県)
約300㎡の巨大な浴槽に500個の獅子ゆずを浮かべてお客様の無病息災を祈願
箱根小涌園ユネッサンでは、2024年12月21日(土)の冬至に合わせ、「獅子ゆず風呂」と「ゆず湯」を同時開催。水着で遊べる温泉「ユネッサン」では「獅子ゆず風呂」、本格日帰り温泉「元湯 森の湯」では「ゆず湯」が楽しめます。
獅子ゆずは、神奈川県山北町で生産されている「やまきたブランド認定品」になっている逸品ですが、現在、出荷している農家は10件ほどとなり、コロナ禍で販路も減少。地元の名産品を知ってもらうためにも、冬至イベントで使用しているそうです。
ゆず湯で使われるゆずは、小ぶりでかわいらしい「花ゆず」を使用。
昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉(埼玉県)
ユズを使って「ゆずづくし湯治」を開催
冬至の時期に合わせて2024年12月20日(金)~12月31日(火)の期間中「ゆず風呂」を開催。ゆず風呂に使うゆずは、12月13日(金)~12月19日(木)に実施の「ゆず譲ってくださいキャンペーン」でお客さまから譲っていただいたもの。
食堂では、「柚子味噌ラーメン」「柚子鍋御膳」「柚子入りもつ煮定食」など地元ときがわ町の「ときがわブルワリー」から仕入れた「桂木ゆず果汁」を使用したお食事も期間限定で提供します。
ゆず譲ってくださいキャンペーンは、玉川温泉 フロントで受付しています。柚子2kgで次回使える無料入館券1枚と交換。入館される方が対象。1日1人4kgまで。
富士眺望の湯ゆらり(山梨県)
ゆずの香りと富士山の眺望に癒される変わり湯が楽しめる
富士山麓鳴沢村にある温泉施設です。目の前に富士山を眺めながらお風呂に浸かることができる「霊峰露天風呂」や「パノラマ風呂」の他、炭酸泉や洞窟風呂など全16種類のお風呂が揃う日帰り温泉施設です。
12月21日の冬至と、語呂合わせで「風呂(26)」と読める26日の2日間、富士山の絶景を望むパノラマ風呂が特別に「ゆず湯」に変わります。