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まつ毛カールはダメージ?まつ毛のお手入れも必要?

美容
YOKARE編集部
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まつ毛カールはダメージ?まつ毛のお手入れも必要?

目を大きく見せたり、印象的な目元にしたりしたいという希望を叶えてくれることから、まつ毛はメイクのポイントの一つとなっていました。

まつ毛のカールはあか抜けた感じになるため、まつ毛をしっかり上げたい!と思っている人も多いです。

しっかりカールしてくれるアイラッシュカーラー(ビューラーと一般的には言われる)や、専用のクリームを使ったまつ毛パーマ(まつ毛カールとも言われる)は人気です。

ビューラーや化学薬品を使用することでまつ毛もダメージを受けていることは知られていましたが、実際にコーセーは、美容室向けヘアケア・化粧品メーカーのミルボンと共同で、まつ毛のダメージ現象を捉える研究に取り組みました。

まつ毛をカールさせることで、キューティクルが損傷

研究では、ビューラーやまつ毛パーマによってカールさせる手法がまつ毛に与える影響を調べました。
電子顕微鏡でまつ毛の観察を行い、繊維形状の変形や表面のキューティクル損傷を確認しました、特にまつ毛パーマによる化学的カール履歴がある人はキューティクル損傷が顕著でした。

まつ毛パーマ履歴ありでは、まつ毛のタンパク質が流出

まつ毛パーマの経験がある人のまつ毛は、表面のキューティクルだけでなく、まつ毛内部にも変化がありました。頭皮では、パーマ剤やブリーチ剤によって、髪の毛の内部のタンパク質が流出し、髪の弾力やハリコシが失われることは知られていますが、同様のことがまつ毛でも起きていました。

まつ毛ではタンパク質量が少なくなっていることがわかり、タンパク質がまつ毛の外に流出していることが示されました。

補修成分の効果を確認

まつ毛のタンパク質の流出に対応するため、補修成分の検討を行いました。

化学的処理と洗浄処理を行ったダメージまつ毛に対し、タンパク質の材料であるアミノ酸から作られ、浸透性に優れた成分「ジラウロイルグルタミン酸リシンNa」を「1,3-ブチレングリコール」と共に作用させたところ、成分がまつ毛の内部にまで浸透したことを示す結果が得られました。

カール力を重視する声が多いがケアも大事

研究を行ったコーセーでは、まつ毛を上向きにカールさせる際のダメージを補修し、長さや太さだけでなく、理想のまつ毛デザインを楽しみ続けられる製品の開発を進めるようです。

まつ毛のケアは受けるダメージを最小限に、そしてダメージを受けたまつ毛の日々のケアが重要です。まつ毛美容液やまつ毛育毛剤もあります。まつ毛の美容液はまつ毛ケアと抜け毛防止。まつ毛の育毛剤はまつ毛の発毛を促進。用途の違いから、それぞれの目的に合った成分が配合されています。

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